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語り部日記


2016-10-16 屋外練習レポート ~この国に生まれてよかった~ 【編集】

_ [屋外練習][YouTube] 屋外練習レポート ~この国に生まれてよかった~


_ 久しぶりの朝

  やっと、陽だまりの丘を目指す日がきました。なんでもないただの屋外練習ですが、心身ともに、穏やかな気持ちで朝を迎えることができました。最近は中学生の娘の学校生活について、いろいろ心配事もあり、いつもいつも、我が家は娘を中心に回っています。でも昨日の土曜日は、市内の中学校の駅伝大会があり、その応援に行った娘が、お友達と一緒に、笑顔で帰ってきたのです。少しづつですが、周囲に信頼できる友達ができてきたようです。そんな娘の様子をみて、やっと何かをやる力が沸いてきました。日曜日は、丘の上にいこう。そう心に決めて、土曜日の夜から準備を始めたのです。
  久しぶりの屋外練習となると、準備が大変なんですよ。レコーダー、三脚、譜面台、どれもこれも、どこにあったっけ?から始まるのです。夜通しで電池の充電もしなければなりません。メモリカードにはいつか撮った動画やら静止画やら、なかには消してはまずいものもあったり、なんだかんだで時間は過ぎていきます。
  朝8時過ぎに、ほぼ準備を終えた頃、何気なく今日練習する曲の自作コード譜を見ながら、歌詞の最終チェックをしたら、何と「助詞」が一つ間違えていたではありませんか。「この国に生まれてよかった」の「ただ一つのふるさと」の次の助詞が、一番は「で」なのに、なんと二番は「を」になっているではありませんか。直前の歌詞変更は、精神的にショックですね。だってこの曲、コード譜は確かに随分前に作りましたが、今日の練習は見ないでやるつもりなので..まぁ、念のためコード譜は持っていくので、間違いを修正して印刷したのです。で、印刷したコード譜を手にしたそのとき、たまたまプリンターの上に置いてあった、孝蔵さんの似顔絵(ちゃんと額縁に入れている)が目に入りました。そうか、これを持っていけば、孝蔵さんと陽だまりの丘で歌えるぞ!!..というか、孝蔵さんが「僕も連れて行ってよ」と言っているようにも聞こえました。ということで、僕は迷わず持っていくことにしました。
  額縁のサイズは、ちょうどギターケースのポケットにすっぽり入るくらいの大きさで、ついついニヤリとしてしまいました。玄関にこうやってギターを置くのもなんだかすごく久しぶりのような気がしました。天気は文句なしの秋晴れです。パイプ椅子やら譜面台やらをバイクの後ろに括り付け、ギターをかついで、さあ、出発です。


_ まずは..

  家を出てバイクに乗って、あっという間に着きました。いつもの通り、第二ヒルの視察です。階段を少し上がると、頂上は道路がきれいに舗装されていました。毎回、同じようにレポートしていますが、周りの風景が少しずつ変わってきているのが分かりますでしょうか。舗装された先には、大規模な住宅地ができる予定なのです。その住宅地からまっすぐ伸びた道が、反対側の第1ヒルの方まで伸びています。この道が日常的に使われるようになると、この場所もなんだかせわしなくなるだろうなぁと思いました。
  下を見下ろすと、この辺り一帯を利根川の水害から守ってくださっている水神様が見えます。写真だと小さくしか映っていないのですが、真ん中辺にある木の下です。階段を下りた後、僕はギターをかついだまま、水神様のところへ挨拶にいきました。本当にお久しぶりですというようなことを言ったと思います。これで一通りの儀式を終えたので、僕は練習場所のある第一ヒルへ向かいました。


_ 準備開始!!

  練習場につくと、まず背中にかついだギターやバイクに括り付けたパイプ椅子などの荷物をおろすことから始まります。荷物をおろした直後は写真のような状態です。この状態から、さぁ、何から準備しよう..となるわけです。椅子をセッティングして、譜面台を立てて、ギターを出して..特に順番とかは決めていません。ふぅ~っと落ち着けるまでは、少し時間がかかります。天気のよい休日ですので、パラグライダーを楽しんでいる人もいます。そして僕はギターケースに忍ばせておいた村下さんの似顔絵を取り出し、「よし、いい感じだ!と、一人ニヤニヤしておりました。どうもウチのママに言わせると、村下孝蔵というよりは、石原裕次郎みたいだとのこと。それはつまり、孝蔵さんが二枚目だということだろうか!?



今日のパートナーは YAMAHA L-5 (「瀬戸の島人」モデル)です。YAMAHAが総力を結集して開発した..とまでは言いませんが、これはしまさんからいただいた、僕にとってはかけがえのない、大切なギターです。やはり弾きやすくてしっかり音が出るというのは、ギターの基本ですよね。そしてコックピットが完成です。あまり意味はありませんが、このパイプ椅子や譜面台、ギターなどのセットを、僕は「コックピット」ということにしています。なんか、そんな感じじゃないですか? なお譜面と譜面台もセッティングしていますが、これは雰囲気を出すための演出であって、実は譜面はもうすべて頭に入っています。だから写真を撮った後、すぐにどかしました。そして左側に、いつもとちょっと違うアングルから三脚が立っているのが分かりますでしょうか。そうなのです。あわよくば、今日はYouTube用の収録もしてしまおうというこんたんです。少しでも参考になればと思い、ギターと運指を見せるためには、全体が収まるよう、カメラは少し上側からねらうとよいです。



_ 練習開始

 今日の課題曲は、「この国に生まれてよかった」です。最初にコード譜を作ってから、もう随分時間が経ったような気がします。すぐにアレンジを決定し、ただひたすら練習してきたので、昨日実はコード譜を作っていたのも忘れていたほどです。長い時間をかけて、ボロロン、ボロロン、家で練習しました。たださすがに家で静かに練習するのと、屋外でちゃんと音を出すのは全然違うのです。普段家で遠慮がちにギターをはじいているので、やはり屋外で歌声に負けないように音を出すのは、意識してしっかりしないといけません。困ったのは、サビに入るに、ジャラララン、とアップストロークをする箇所があるのですが、家では人差し指の腹で音を出していて、それでよいと思っていましたが、実際屋外でそれをやると、全く音が聞こえないのです。いろいろ考えて、そこは僕の苦手なサムピックを使うしかないという結論に達しました。サムピックでアップストロークなんて..この箇所は本当にぶっつけ本番になりました。

 バッキングですが、サビの部分はストロークではなく、ビートを意識した指弾きで対応することにしました。僕はサムピックが苦手なので、指弾きならまだしも、ストロークはきれいな音を出せないのです。でも実際、無理をせず、指弾きでやってよかったと思います。ベースをしっかり出してリズムを意識したので、とてもメリハリがよく、なによりも歌を歌いやすかったのです。

 この歌は、歌詞が難しいです。「~国に」のところがあれば、「~国で」のところがあったり、「ふるさとで」のところが、二番では「ふるさとを」になったり、「風の国」「君の国」があったり、まぁ考えるとややこしいのですが、家で練習する際、歌いながら少しずつ修正してきたので、今日はまぁなんとか感覚でいけたと思います。ただ、上述の通り、二番の歌詞で「ふるさとを」になるところは、今日まで気づかなかったので、今思うと、よく間違えずに歌えてラッキーでした。

 ギターアレンジについては、概ね、オーソドックスなことしかしていないのですが、僕なりに一か所、イントロ部分でたいへんこだわった4小節があります。これを語ると熱くなりそうですので、次に専用のコーナーを設けたいと思います。

_ こだわりのイントロ4小節

  弾き語りカバーをされる方は、なにひとつ正解がない中で、自分の耳をたよりに、もんもんとアレンジを組み立てていくことと思います。正しいかどうかはよくわからないけど、どっかで、「オレはこれでいく」「これでいいのだ」と、腹をくくるものです。だから決して僕のアレンジが正解なんて言いませんが、イントロの4小節だけは特に工夫もしたし、押さえ方も結構難しかった分、最終的には納得のいく音になりましたので、この場をかりて紹介させていただきます。
  イントロの4小節とは、「チャララチャララチャララン チャララチャララン チャララチャララチャララン チャララチャララン」のところです。難しいのは、2小節目と4小節目の「チャララチャララン」なのです。この「チャララチャララン」は、2カポでいうと、G→F#→C G→F#→C となります。正確には A→G#→D A→G#→D というべきでしょうか。いずれにしても、この音をギター上でとろうとしたら、以下の図(左から1枚目)のようになります。

           

1枚目のエクセルの図はVBAで作成したワタクシの力作でございます(^^)ギターの指板上のどこかの音をクリックすると、指板上にある同じ音が全部同じ色で示されるのです。現行仕様ではオクターブも分けていますので、同じ音というのは、オクターブも含めて全く同じ音ということになります。実際にはカポを2フレットにはめていますので、2枚目のような形になります。では、イントロ2小節目と4小節の「チャララチャララン」の A-3 → G#-3 → D-3 を、どの位置でとりましょうか? 同じ音だから、どこで押さえてもよいのです。そこで、僕はベースの音に着目しました。3枚目の図を見てください。そこに赤色と青色で示す2つの音を、それぞれ1小節目と2小節目のベースにするのがよいと思いました。ベースの音ですから、これよりオクターブ高くしたくはありません。しっかりと低音を響かせたいのです。そうなると、一小節の頭でF#-1、二小節の頭でD-2 をたたくのが、最も美しい響きではないですか?僕はそのように考えます。そこで、この2つのベース音を弾きつつ、その他のチャラランも弾くことを考えると、F#-1 については、指板上一つしかないので、選択の余地はありません。D-2 については、同じ音が10フレットにももう一つありますよね。でも10フレットの D-2 を押さえるとしたら、それ以外の3つの音をどうやって押さえますか?こんなの絶対無理ですよね。指が長くても無理です。ということで、3枚目に赤・青で塗りつぶした2つの音を、ベース音で採用することに決定です。するとこのベースの配置で、チャラランの3つの音を弾けるのは、3, 4, 5 フレットしかないですよね。これでやっと、押さえる弦とフレットが決まりました。4枚目の図にオレンジ色の枠で示す音が、2小節目と4小節目で使う音になります。
  では、2小節目の4つの音を実際にどうやって指で押さえるか・・・これが簡単そうで、超、難しいのです。押さえ方は、D-2 が薬指、A-3が小指、G#-3が中指、D-3が人差し指になります。2小節目の最初に全部同時に押さえてしまいます。そして、チャララに合わせて小指、中指、人差し指の音を鳴らすのです。人差し指でD-3の音を出すとき、中指はわざわざ外さなくても、押さえたままでよいと思います。ぜひ一度、試しでやってみてください。慣れていないこともあり、僕は最初全然押さえられませんでした。まず、薬指と小指がちょうどよく開かない。Gコードで同じようなことやりますけど、微妙に1弦間の違いというのは難しく、ちょうどよい広さで開いてくれません。そこで、工夫をして、まず薬指を押さえてから、それを軸に小指、中指、人差し指を開いて押さえるようにしました。すると一発で開かなくても、なんとかそれぞれの指が定位置に収まるようになりました。しかし次に問題なのは中指。指板に対してかなり鋭角に指を当てないと、間違いなく中指のつめが2弦にふれて音がビビります。また、人差し指は気を抜くと押さえ方がゆるくなってしまい、音がちゃんと鳴りません。ただし、人差し指の腹が一弦に触れるのは、この場合どうせ鳴らない音なので気にしなくてよいと思います。薬指(ベース)をまず押さえるとはいっても、実際にはそれも一瞬の技です。ほんのわずかですが、全部押さえるのに時間がかかります。一小節目の終わりが、CD通りの「チャランラ」ではなく「チャララン」になってしまったのは、2小節目のこの押さえ方へ移行するときに、そのほんのわずかな時間(「ン」の間)が必要だったからです。そこは「これでいいのだ」と自分で決めました。
  ごちゃごちゃ書きましたが、どうでしょう。きれいな音を出すにはそれなりに工夫と練習が必要です。僕自身、YouTube動画で見ればわかりますが、エンディングのところで音がクリアに出せず、ビビッてしまいました。イントロの方はよかったんですけどね(^^;)それでも僕がこの押さえ方にこだわったのは、1小節と2小節の頭で、F#-1 と D-2 の音をベースとしてしっかり出すのが、音的に最も美しいと考えたからです。僕もまだまだ練習が必要ですが、このイントロがうまく弾ければ、さらに耳障りのよいサウンドになると思います。

_ YouTube動画

  家で静かに練習してきてはいましたが、いざ屋外で本番のように弾き語ると、なかなか思うようには行かず、多少難もありましたが、記録した動画をレビューしてみて、まぁそんなに悪くないし、さらに練習して次といってもいつになるかわからないので、YouTubeにアップすることにしました。ただ、いきなり演奏もなんなんで、村下さんの似顔絵もつかって少しだけオープニングを付けてみました。日記よりも先にアップしたので、もうすでに拝聴くださった方もいらっしゃると思いますが、よろしければまた聴いていただけると嬉しいです。


_ まとめ

 さわやかな秋晴れの日に、「この国に生まれてよかった」を陽だまりの丘で歌いました。たまたま先日描いた村下さんの似顔絵があったので、一緒に持っていきました。きっと孝蔵さんも一緒に歌ってくれたと思います。思うことにします。最近は音楽活動をガンガンできる状況ではありませんが、自分のペースで、ひとつひとつ、村下音楽の弾き語りを形にしていきたいと思います。長くなりましたが、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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_ GO [> ばってんさん 「この国に生まれてよかった」は、ある意味、今後の活動を象徴するような進め方になったのではないかと..]

_ フル [Goさん大変ご無沙汰をしております。フルです。Goさん、お元気でいらっしゃいますか?フルは、元気にしています。最近、..]

_ GO [> フルさん お久しぶりです。お元気そうでなによりです。一人カラオケは僕も一回行きました。普通のカラオケは空間的な..]