”純度120%の歌声” 原田波人の緊張をほぐすため、スタッフが計画した驚きの方法とは!? 「僕をリラックスさせるための作戦だったのかもしれません(笑)」

2022.5.25

2022年の幕開けと共に『永遠の一秒(Stretched love)』で颯爽とデビューした原田波人
19歳という若さと抜群の歌唱力を持つ原田から、早くも2ndシングル『偽りのくちびる』が届いた。新曲のレコーディングとMV撮影のエピソード、ちょっと意外なプライベートを直撃インタビュー!


——2枚目のシングル『偽りのくちびる』は、魔性の女に翻弄される歌ですね。

最初に聞いた時はあまり深く考えず「大人っぽいな」というイメージで、もう少し歌詞が濃かったですね。そんな僕の様子を見かねたのか、レコーディングでは歌詞が少しライトになっていました(笑)

——現実の波人さんに合わせたのでしょうか?

かもしれませんね(笑)。

——もしかしてご自身でこの曲のような体験は!?

ないです! たとえあってもないって言います!(笑)

——楽曲もノリが良く、懐かしい感じですね。

GS(グループサウンズ)をイメージしています。その世代を生きた方たちに、たまらなく懐かしく感じていただけるのではないでしょうか。

——カップリングの『8ビートで恋しよう』はガラリと変わって明るい曲です。

本当はこの歌がデビュー曲になるはずでした。自分でも思い入れのある曲なので、今回カップリングにできて本当に嬉しいです。

——では、念願の曲をファンの皆さんにお届けできるんですね。

はい、大切に温めていました(笑)。爽やかで明るくて、自分でもすごく好きな曲なので、皆さんに聴いていただけたら嬉しいです。

——『偽りのくちびる』も『8ビートで恋しよう』もどちらも演歌ではないですね。

子どもの頃から演歌が好きで聞いてきましたが、高校生の時にもっといろいろな曲を聴こうと思って、洋楽を含めたくさん聞いて勉強しました。それが今、役立っていると思います。よく聴いたのはオールディーズ、特にベン・E・キングの『スタンド・バイ・ミー』が大好きでした。

——ところで、前回のMVでは一生懸命走っていましたが、今回は?

ちょうど昨日、『偽りのくちびる』のM V撮影をしてきました。(※インタビューは4月下旬に実施)
すごく面白い、笑える(!?)作品に仕上がっていると思います。なかなか見応えがあるので、楽しみにしていてください!

 

——レコーディングや撮影の裏話はありますか?

レコーディングで仮歌を録音すると言われて、少し眠い状態で歌ってOKになりました。また正式に録音するのかと思ったら、それが本番になりました(笑)。ジャケット写真を撮影する時も、お昼ご飯を食べた後でちょっぴり眠かったんですが、OKになりました。昨日もドーナツや菓子パンを食べて目がトロンとしていた時にMV撮影をしました。なぜか全て眠い時にOKが出ます。

——歌もジャケット写真も波人さんの魅力が十分に伝わっているように感じます。緊張が取れて自然体でできたということでしょうか? 波人さんがリラックスできるように、スタッフの皆さんが計画したのかもしれませんね。

そういえば、全ての録音や撮影が遅い時間から始まりました。僕を眠くさせて、リラックスした状態を作るためだったのかもしれません(笑)。

——ところで、東海ラジオのレギュラー『原田波人の全力ラジオ』(毎週土/27:30〜27:45)を聞くと、ものすごくおしゃべりが上手ですね。

いえ、まだまだです!(汗) でも昔から僕はラジオが好きで、中学時代は放送部だったし、人前で話すのも好きでした。学校では“ニュースキャスターごっこ”をしたりして。デビュー前も、事務所の先輩の川野夏美さんとラジオ番組に出演させていただいて、とても勉強になりました。

——“ニュースキャスターごっこ”ってどんな遊びですか?

休憩時間にクラスメートを集めて、ニュース番組の真似をして「お天気のお姉さーん!」とかやっていました(笑)。みんな、「また始まったよ」と言いながら、結構ノッてくれて楽しかったです。

——きっと波人さんはクラスメートに愛されていたんですね。ラジオで聞きましたが、上京して一人暮らし。シチューの素を一箱丸ごと入れて、ものすごく濃いシチューを作ってしまったというエピソードには笑いました。

あれは本当に大変でした! 料理を作り慣れていないと、適量がわからないですね。どんどん水を足したら最終的にすごい量になってしまって(笑)。頑張って全部食べましたが、飽きましたね〜。そんなこともあって、最近はレトルトに頼りっぱなしです。でも卵焼きだけは自信があります。高校時代に食堂でアルバイトをしていて、一日中ずっとだし巻き卵を焼いていましたから。

——だし巻き卵を上手に焼くコツは?

結構油を使います。まず、多めに油を入れてからキッチンペーパーで余分な分を拭いて、怖がらずに勢いよく焼く。形がきれいにまとまらなくても、ちゃんと後で成形できるので大丈夫です。

次ページでは、原田波人のプライベートに迫る!

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