いつだって純烈らしく!!「家にいなきゃいけない、こんな時だからこそ今しかできないことを楽しみたい」

2020.4.15

新型コロナウィルスの影響により各地でコンサートの中止や延期などが相次ぐ昨今、“スーパー銭湯アイドル”こと純烈のステージ活動もまた例外ではない。先日在宅ファンに向け全DVDをYouTubeで無料公開した彼らだが、いつもとは違う春、いつもとは違う日常を過ごしているという4人に、近況や春にまつわる思い出を語ってもらった。

――最近はどんな毎日をお過ごしですか?

酒井:急にぽっかり休みができたので、家族とゆっくりごはんを食べたり、家で子どもたちと遊んでいます。仕事場にも行けない、学校にも行けない、誰にとってもすごく大変な状況ですけど、気持ちまで暗くなってしまうのはよくないのでね。ウイルスに感染しないようにできる限りの予防をしながら、この時間を楽しもうと。

後上:休みができた当初は「俺は自由だ!」なんて思ったんですけど、後から急に不安が襲ってきて。ずっと外に出ないでいると、こんなに暗い気持ちになるんだなぁって…。でも、空いた時間ができたことで、中学高校の部活でお世話になった先生と連絡を取ることができたので、それは嬉しかったですね。あとは、買ったまま読めずにいた本を読んだり、海外ドラマを観たり、普段できないことをして過ごしています。

小田井:僕は改めて夫婦の時間を楽しんでいるという感じですね。休みになった最初の日はたまたま奥さんも仕事が休みで、丸々1日一緒にいられたんです。家で夜ごはんを食べたんですけど、あまりにも久しぶりだったせいか、僕のほうが何をしゃべったらいいかわからなくなってしまって(笑)。ごはんを食べながらお酒を飲んでたら酔っぱらってしまって、途中でちょっと気持ち悪くなってしまったんですよ。それで、「ごめん、ちょっと横にならせて」って横になったら1時間以上寝てしまって、奥さんの機嫌が悪くなるという…。「せっかくの休みなのに寝やがって」って(笑)。

酒井:そりゃあ奥さんだって久々にイチャイチャしたかったんでしょうよ!

白川:怒るってことはそういうことだよね(笑)。

酒井:俺もイチャイチャしようと思ってたけど、全然できひんかった。子どもらも休みやから!(笑)。

 

――(笑)。白川さんはどのように過ごしていますか?

白川:外出制限が出る前は、釣りに行ったり、市場に行ったりしてました。あとは家で包丁を研いだり。

酒井:やってることが料理人やな!

白川:(笑)。あとは、ファンの方にプレゼントでいただいた洋服がたくさんあるので、それを収納する棚を作って整理したり…。とにかくずっと掃除してました。DIYしつつ、掃除しつつ。

 

――普段の生活に戻ったら、真っ先にやりたいことは何ですか?

酒井:それはもう、純烈としてファンのみなさんに会いに行くことですよね。みなさんもきっと楽しみにしてくれていると思うので、活動が再開できた時、純烈はファンの人の圧に吹き飛ばされちゃうかも(笑)。その想いをちゃんと受け止められるように、純烈を遂行するための体力をちょっとずつでも取り戻しておかないといけないなと思ってます。今だって別に怠けているわけじゃないけど、「俺、よくあんなことやってたな」って思うぐらい(ライブから)遠ざかっちゃってるから。

後上:たとえば、この休み期間中に走ったり筋トレしたりっていう体力づくりをしても、それは純烈をする体力とは別物だと思うんですよ。お客さんとコミュニケーションをとったり、いわゆる今までの純烈らしくやる体力っていうのは、純烈をすることでしか戻らないので。だから、最初はリハビリっていうか…。

酒井:最初の1週間2週間はちょっと勘弁して、っていう(笑)。僕らも純烈を思い出す期間っていうかね。だから最初は、あんまりしゃべらないで歌だけ歌う感じになるかも。

白川:それは絶対にないわ!(笑)。きっとまたしょっぱなから下ネタ全開ですよ。

後上:開演5分後には間違いなく飛び出してるでしょうね(笑)。

 

――せっかくなので、みなさんにとっての春のイメージや、春にまつわる思い出を聞かせてもらえますか?

酒井:僕自身の人生を振り返ると、“春なのに何もしてない”という時期が長かったんですね。仕事もあまりなくて、なんとなくポカポカしながらニートのように過ごしていた…それが僕にとっての春のイメージ。桜を眺めるだけで1日が終わってた、なんてこともよくありましたよ。

後上:僕は高校生の頃からずっと花粉症なので、春と聞いて一番に思い浮かべるのは“花粉症”です(笑)。同時に、春は1日1日の微妙な変化を最も敏感に感じ取れる時季でもありますね。

小田井:僕は“桜”ですね。個人的に思い出深いのは、大学を卒業して就職した年の春。ちょうど会社の研修を受けている頃に桜が咲いていて、「配属先はどこだろう」「できれば地元がいいな」なんて思っていたら、まさかの仙台! それまで行ったことのない土地だったのでめちゃくちゃ不安になりました。関西で1カ月ぐらい研修をやって、お花見のシーズンが終わった頃、赴任先に向かったんです。新幹線で行ったんですけど、仙台から最寄りの駅までは地下鉄だったんですね。で、地下鉄にずっと乗って、地上に出た瞬間、満開の桜が目に飛び込んできたんです。東北だから、開花が1カ月ぐらい遅いんですね。そのきれいな桜を見て、改めて「ここでまた自分の新しい生活が始まるんだな」と思ったのをすごく覚えてます。

白川:僕は“痛い”思い出が多いですね。昔、2泊3日の春スキーの初日に、ジャンプ台から飛んで失敗して肩から落ちたんです。それで鎖骨付近の靭帯をやっちゃって。あと、純烈のステージの1曲目で飛びまわし蹴りをして、足の靭帯を切ったのも春でした。なんか、春って体が動くようになってくるじゃないですか?

酒井:ああ、わかる。思えば、僕が骨折したのも春でしたよ。2007年の4月13日。

白川:ね? 春ってそういうやんちゃをしてしまうイメージが僕の中にはあります。

 

――では最後に、この春、新生活を迎える方々にメッセージをお願いします。

酒井:新生活っていろいろ不安があるかもしれないけど、不安と同じくらいワクワクすることもあると思うんです。ですから、大きな不安と大きな希望を持って、力を入れすぎず、適当に頑張ってください。

小田井:経験した今だから言えることですけど、就職した当時の自分に「思ってるよりも結構自分頑張れるぞ」って言ってあげたい。新しいことを始める時って誰でも不安だと思うんですけど、なんかわからなかったら放っておいても自分で聞くし、誰かしら助けてくれる人もいる。その時は自分のことでいっぱいいっぱいだから気付かないんですけどね。だけど、後から振り返った時に、「ああ、なんや思ってたより自分しっかりやれたやん」って絶対に思えるので。だから恐れずに前を向いて突き進んでほしいなって思います。

後上:困ったらトイレ掃除! 僕はこの世界に入って右も左もわからない時に、何もやることがなかったのでよく事務所のトイレ掃除をしてたんです。そしたら、いろんな人が声をかけてくれるようになりました。みなさんも、もし新生活で行き詰まったらトイレ掃除をしてみてください!

小田井:それは理にかなってるかもね。風水的にもトイレとか水が流れるところをきれいにしておくと気の流れがよくなるっていうから。

酒井:どんな世界でも、人の嫌がることを率先してできる人間が最後は勝つからね。

 

新着情報

■「マッスルマニア 2019 in 両国 ~俺たちのセカンドキャリア~」無料配信中!

純烈が出演した「マッスルマニア 2019 in 両国 ~俺たちのセカンドキャリア~」がDDT UNIVERSEで2020年4月3日〜4月30日まで無料配信中。登録無しで誰でも視聴可。
https://www.ddtpro.com/universe/videos/5724

 

■純烈DVD全タイトルYou Tube公開中!
「純烈の健康センターで逢いましょう♪」(2017年)、「純烈コンサート2018~初陣~」(18年)、「純烈のNHKホールだよ(秘)大作戦」(19年)などの全8タイトルをYouTube純烈オフィシャルチャンネルで公開。

 

■新曲「愛をください」

“スーパー銭湯アイドル” としてお茶の間で認知されると同時に、大型フェス・コンサートや歌番組へも出演し、アーティストとしての評価も高まっている純烈。更なる飛躍を目指す純烈の2020年の勝負作は、ジャケットとカップリング曲の異なるAタイプ・Bタイプの2タイプ同時発売!
AタイプC/W「愛は死なない」(CRCN-8313)¥1,227+税
BタイプC/W「人間だもの」(CRCN-8314)¥1,227+税

 

関連キーワード