【二見颯一の魅力】やまびこボイスが持ち味の第7世代演歌歌手の経歴とは?

2022.8.19

伸びやかで透き通るような歌声と男前なマスクで注目を集める二見颯一。演歌第7世代の一人として、目が離せない存在となっています。
今回は、そんな二見が演歌歌手を目指したキッカケからデビュー後までの軌跡と、二見の魅力についてご紹介します。

二見が演歌歌手デビューするまで

まずは、二見の生い立ちから演歌歌手としてデビューするまでの道のりをご紹介します。

歌手の下地を作った、宮崎での生い立ち


1998年10月26日に宮崎県国富町で誕生した二見。幼いころから両親の影響で民謡や歌謡曲が身近にあったことで、音楽に興味を示すのが早かったそうです。

5歳になると民謡を習い始め、12歳の時には民謡と並行して、ボーカルスクールの「ボイス宮崎」に入り、宮地宏一に師事しました。

2012年の中学1年生のときに民謡民舞少年少女全国大会中学生の部で優勝、2015年の高校2年生のときには正調刈干切唄全国大会男性の部で優勝と、幼いころから磨いてきた確かな歌唱力や表現力が認められ、数々の名誉ある賞を受賞してきています。
本格的なボーカルレッスンを受けていたことで、歌手としてのしっかりとした下地があったのでしょう。

上京~デビューのキッカケ


宮崎での生活後、日本大学へ進学するため上京した二見。元々は歌手になるつもりはなく、大学卒業後は地元に戻って普通に働くつもりだったそうです。

しかし、二見が大学1年生の頃、宮崎での師である宮地が、二見が歌った音源:三橋美智也の「達者でナ」を内緒でオーディションに送ったところ、一次審査を通過。
オーディションの結果を知らされた二見はその後オーディションを順調に勝ち進み、「日本クラウン 演歌・歌謡曲新人歌手オーディション」でグランプリを受賞しました。
その影響で、プロデビューする前から音楽業界の関係者からも注目を集める存在だったとか。
このグランプリ受賞をきっかけに、歌手としての道を志すことを決めたようです。

グランプリ受賞後~プロデビューまで

グランプリ受賞後は、氷川きよしや山内恵介ら数多くの演歌歌手を育て上げた作曲家・水森英夫の門下に入り、本格的に音楽を学んでいくこととなりました。
水森は最初二見を見て、若かったこともあり本当にプロとしてやっていけるのか不安に思ったようです。

しかし、そんな不安も束の間。2年後の2019年3月6日、日本クラウンから発売のシングル「哀愁峠」にて、念願のプロデビューを果たしました。

演歌歌手デビュー後の活躍

ここからは演歌歌手としてプロデビューした後の活躍についても見ていきましょう。

数々の受賞とメディア出演

二見はデビュー後、持ち前の歌唱力が評価され、2019年に「日本歌手協会 最優秀新人賞」を受賞しました。
同年11月24日には テレビ東京「THEカラオケ★バトル」に出演。伸びやかで清涼感のある歌声として知られる「やまびこボイス」 を披露し、決勝戦進出を果たします。
また、2021年には「第35回日本ゴールドディスク大賞 ベスト・演歌/歌謡曲・ニュー・アーティスト」で受賞し、多くのファンを魅了した結果ということでしょう。

デビュー当時から注目を集めていたこともあり、現在まで多数のメディアに出演、SNSも頻繁に更新しています。

オフショット

最近のオフショット

これまでにシングルCD5枚をリリース

二見は、これまでに5枚のシングルをリリースしています。

デビューシングル『哀愁峠/望郷ギター』

2019年3月にデビューシングルとしてリリース。こちらは二見の故郷・宮崎県をテーマにした望郷演歌で、ゆったりとしたメジャーの演歌作品となっています。

2ndシングル『刈干恋歌/望郷終列車』

2020年4月には2ndシングル『刈干恋歌/望郷終列車』をリリース。
十八番の民謡スタイルの王道演歌となっています。伸びやかで綺麗な歌声が魅力的ですね。

3rdシングル『修善寺の夜/若竹』

2021年2月には3rdシングル『修善寺の夜/若竹』をリリース。
結ばれぬ恋だから、せめて祈ろう幸せを…という歌詞が、切なさも感じさせる一曲です。

4枚目シングル『夢情の酒/ごめんよ』

2021年10月には『夢情の酒/ごめんよ』をリリース。
演歌の定番である路地裏演歌に挑戦した作品。忘れたはずの過去をつい思い出すひとり酒の駅裏酒場。そんな世界観を表現した1曲となっています。

5枚目シングル『0時の終列車/木曽の峠』

2022年4月には5枚目のシングル『0時の終列車/木曽の峠』をリリース。
前回から半年ぶりとなるこのシングルでは、愛しているのに別れなければならない儚い恋模様がテーマ。雪が降り立つ駅のホームで終わりを告げる、悲しき男の心情が歌われています。

目が離せない!二見颯一の魅力とは?

ここからは、多くの注目を集める二見の魅力についてご紹介します。

伸びやかな「やまびこボイス」

二見の魅力は何と言っても聴く人を虜にする民謡由来の伸びのある爽やかな「やまびこボイス」でしょう。歌唱力はもちろんのこと、楽曲の情景を思い浮かばせる表現力を持っています。
2017年グランプリ獲得後、作曲家の水森英夫の門下生となりレッスンに励んできた成果といえるでしょう。

演歌以外に絵の実力も

二見が描いたイラスト

二見が描いたイラスト

YouTubeでは歌以外にも、特技のイラスト作品を披露する『ふたみアート鑑賞会』を開演。SNSでも自身で発信しています。(Twitter #ふたみアートで本人が紹介)

二見の描く作品は、独特な世界観を持っているものが多い印象。インスタグラムでは現代的なイラストが多く、和風な雰囲気が散りばめられているものが多く見受けられます。

二見が描いたイラスト

また、2022年5月5日放送の『プレバト!!』では、色鉛筆でアジの刺身を描き、色選び10点・明暗8点・デッサン力10点の計28点でいきなり特待生となり、一躍脚光を浴びました。

ほかにも書道を趣味としており、こちらもかなりの腕前のようです。何かものを作るという、クリエイティブな作業がお好きなようですね。

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第7世代演歌歌手として注目

やまびこボイスを武器に演歌界に突如現れた二見は、演歌第7世代の一人として演歌界を牽引していくことでしょう。
新時代の若手演歌歌手として、まだまだ魅力を秘めている二見。今後も目が離せませんね。

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今後のコンサート予定

公演名:「二見颯一 やまびこコンサート2022in宮崎」
日程:2022年10月13日(木)
会場:メディキット県民文化センター(宮崎県宮崎市船塚3丁目−210)
時間:開場11:30/開演12:30
チケット:¥5,000/生配信チケット¥4,000
お問合せ:(株)ビッグワールド TEL:03−3367−6818(平日11:00〜17:00土日祝休み)

 

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