江南しのぶのプレイリスト~僕を作った10曲~

2020.4.20

“うたびと”達が、様々なテーマに沿ってジャンルレスに選曲して、その選曲理由や思い出のエピソードを通じて、“うたびと”としてのルーツに迫る連載企画。

今回は2020年1月29日にデビューしたばかりの江南しのぶが「僕を作った10曲」というテーマで選曲。現在27歳、期待の新人を作り上げた音楽とは?

選曲理由

1茂森あゆみ、速水けんたろう『にじのむこうに』
幼稚園の頃大好きで、人生で初めて覚えた曲。当時は、歌のお兄さんになってこの曲を歌いたかったです(笑)。今でも「おかあさんといっしょ」が大好きで、たまに見ています。歌詞も前向きで、今思うと深いんですよ。

2Kinki Kids『硝子の少年』
こちらも幼稚園から小1にかけて大好きだった曲。Kinki Kidsさんのファンだった母の影響です。「Kinki Kidsのどっちが好き?」 とよく友だちと話していました。家で2歳下の弟と歌ったり、幼稚園や学校の階段をステージに見立てて、なりきって踊っていました。ちなみに、僕は光一さん派で、弟は剛さん派でした。

3EXILE『Together』
中学生の頃、人生で初めて“恋”というものに触れた曲。キャッチーなメロディーが突き刺さり、毎日のようにカラオケに通い詰めて歌っていました。僕は小・中とサッカーをしていたんですが、中学に入って部活にあまり力を注がなくなってしまい(笑)、放課後は友だちとカラオケに行くことが多かったんです。

4EXILE『Carry on』
夢を追い続けることの大切さや、何事も前向きに進むべきだということを教えてくれた曲。悩んだ時や迷った時、何度もエールをもらいました。特に新潟から上京して、手探り状態でオーディションを受けていた頃に励まされましたね。今も信念がふらつきそうになる度に歌って、「がんばろう!」と気持ちを新たにしています。

5ジェロ『海雪』
自分が考える演歌のイメージを、いい意味で打ち壊してくれた曲。ジェロさんがラッパーのような恰好で野外ライブに出演して、会場の予想に反して演歌を歌い始めた時の衝撃は頭から離れません。ポップスから歌謡曲・演歌の世界に入る扉を開けてくれたような気がしました。

6桑田佳祐『明日晴れるかな』
中学時代に学校で流行ったドラマ「プロポーズ大作戦」の主題歌です。曲の世界観がとても温かく、切なくてウルっときてしまう大好きな曲です。途中で子どもたちの合唱が入ってホンワカとした気持ちになりますよ。今も和みたい時によく聞きます。

7氷川きよし『ときめきのルンバ』
演歌歌手になりたいという想いを肯定してくれた曲。今っぽくて、新しい演歌を感じました。僕は氷川さんを目標に演歌・歌謡曲の歌手を目指したということもあり、とても印象に残っています。難しい曲ですが、初めて歌った氷川さんの曲でもあります。

8竹島宏『札幌えれじぃ』
ムード歌謡が好きになるきっかけになった曲。昨年のオーディションでも歌わせていただいた、思い入れのある曲です。ムード歌謡というジャンルがあることを知ったばかりの頃にこの曲の存在を知って、すごくかっこいいと思いました。氷川きよしさん、山内惠介さん、竹島宏さん、この3人が僕にとって“かっこいいトップ3”です。

9ジェロ『嘘泣き』
『札幌えれじぃ』と同時期に覚えました。歌謡曲チックでノリがよく、ジェロさんの斬新な持ち味がよく出ています。『札幌えれじぃ』の“聞かせる”タイプの曲とは対照的ですが、2曲セットでよく歌っていました。歌詞の最後の「そっと」「いっそ」が新鮮で好きです。歌う場があったら、歌っていきたい曲ですね。

10美川憲一『新潟ブルース』
小さい頃、祖母に教えてもらった、地元・新潟を代表する大好きな曲。学生時代によく通った地名が出てくるので、とても懐かしくなります。故郷を想い、キャンペーンでは必ず歌わせていただいています。12月に新潟でコンサートを開催する予定ですが、そこでも絶対に歌おうと思っています。

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