新譜!にっぽんのうた~ノーカット編~神野美伽「冬の月」
神野美伽さんの新譜「冬の月」について、キングレコードの湊尚子さんにお話を伺いました。
――まずは新曲のPRをお願いいたします
今回の作品は、許されざる恋を貫く2人の物語を描いています。たった一晩の出来事なのですが、冬の月の明かりだけが2人を照らし、そんな中、手を取り合って果ての無い旅に逃げていく道行きの入り口の部分を描いています。恋に愛に集中した作品になっていますので、じっくりと曲を聞いて女性の気合を感じて頂ければと思います。
――ミュージックビデオも歌詞を反映した作品になっているのですか?
ワンカットが長いミュージックビデオになっていて、じっくりと神野美伽の表情を見て頂ける作品になっています。カラオケなどで映像を見ながら歌われることが多いと思うのですが、その際、表情と歌詞を見ながら歌っていただけると、女性の心の揺れ動きをうまく表現できると思います。
――レコーディングの時のエピソードを教えてください
とてもスムーズに進みました。歌詞の内容を込めて深く歌うよりも、歌詞の世界を感じ取って想像しながら歌ったのがぴったりとはまってスムーズに録ることができました。あまりにもスムーズで本人も驚いていましたね。
――神野さんは曲作りにも関わられたのですか?
まず最初に詩を作ったのですが、その際、作詞家の麻こよみさんと本人と私で集まって打ち合わせました。
打ち合わせの時は、ひとつひとつの詞に対して歌手として自分が感じる心の動きなどを話していましたね。
――普段の神野さんについて教えてください
心が自由でやわらかい人ですね。
歌手として生きていくうえで、つらいことや悲しいこともたくさんあると思うのですが、それもすべて自分が前に進むための糧にしている印象です。いつも「歌うことができて私は本当に幸せ者だ」など、前向きでポジティブでパワーのある言葉を言っているので私たちも自然と前向きにさせてもらえます。
――今後はどういったことに挑戦をされていく予定ですか?
海外の音楽フェスに出演したり色々なジャンルを超えたミュージシャンとコラボレーションしたりと、活動の幅が広いシンガーです。
『冬の月』のカップリングに笠置シヅ子さんの『黒田ブギー』のカバーが入っているのですが、11/23~12/1に大阪で、その笠置シヅ子さんをモデルにした音楽劇「SIZUKO! QUEEN OF BOOGIE ~ハイヒールとつけまつげ~」があり、それに主演するんです。36年目に向けて新しい活動や魅力を発見できる機会だと思うので是非お越しいただきたいです。
放送情報
放送チャンネル:CS放送チャンネル銀河
放送日時:2019年11月2日(土)朝4:30~ ほか
詳しい放送情報は番組HPまで⇒https://www.ch-ginga.jp/movie-detail/index.php?film_id=18162
作品情報
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神野美伽「冬の月」
月が照らす冬の夜、許されぬ愛を貫く二人を描いた切なく幻想的でドラマティックな作品 2019年10月9日発売/¥1,364(税別)/KICM-30942/カップリング:「Dear Friends feat. 山崎千裕+ROUTE14band」、「黒田ブギー」