【本人コメント映像】新譜！にっぽんのうた～ノーカット編～氷川きよし『母』

2020.4.30

氷川きよしさんの新譜『母』について、ご本人にお話を伺いました。

 

デビュー21年目の新たなスタートとしてリリースした新曲についてやミュージックビデオの撮影ウラ話、カラオケのポイントのほか、最近ハマっていることなどたっぷりとお話頂いた様子を動画で公開。

――新曲『母』のPRをお願いします

デビューから21年目になりまして、新たなスタートという意味でリリースさせていただきました。どなたにでもお母さんがいて、お母さんのためにがんばろうという気持ちでみなさん過ごされているかと思いますが、そんな母に捧げる作品です。

 

――歌詞の中で特に好きな箇所を教えてください

なかにし礼先生が魂を込めて書いてくださった歌詞で大好きなフレーズばかりです。その中でも特に最後の「♪生きていてください 永遠（とこしえ）に――」という箇所（が好き）です。自分も年齢を重ねるごとに母も年齢を重ねるわけですからいつまでも元気で健康でいてもらいたいと思いますね。母が元気でいることが、歌をうたうエネルギーになっています。

 

――お母さんはどんな方ですか？

自分はひとりっこで母と同じ時間を過ごすことが多かったのですが、18歳の時に東京に上京してアルバイトとレッスンを受けさせて頂く日々になり（離れ離れの生活に）なりました。年齢を重ねるごとに母に似てきたなと感じますね。色々なことを気にするタイプといいますか、戸締りやガスの元栓を何度も確認するタイプで、神経質な母ですね。

 

――ミュージックビデオの撮影はいかがでしたか？

河口湖の近くの立派なお屋敷で撮影しました。空気が澄んでいて、撮影の合間に外に出て空気を吸って気持ちを入れ替えることで歌の世界に入って撮影することができました。映像チームの皆さんが素晴らしいものを作ってくださって、ひとつひとつのシチュエーションやカットに思いが込められた、幻想的な雰囲気の作品になっています。監督は『あなたがいるから』のMVを作ってくれた自分よりも（年齢が）若い監督で、そんな彼が考えて作ってくれた作品です。

――カラオケのポイントを教えてください

お母さんに届けようという思いを込めて歌って頂きたいです。最後の「♪生きていてください 永遠（とこしえ）に――」の部分だけが（声を）張る部分で、あとは全体的に高いキーですが優しく穏やかに歌って頂きたいです。

レコーディング時、なかにし先生に「目の前でお母さんが亡くなる時（を想像して）絶対に助けてほしいという思いを込めて歌ってください」と言われて、自分の母親も以前、命に係わる病気になってしまったことがあってその時のことを思い出しました。この歌は気持ちで歌う作品で母に対する思いを込めてまごころで歌って頂きたい曲です。

 

――最近ハマっていることを教えてください

料理が好きで、料理を入れる器にもこだわっています。シンプルでデザイン重視のものを選んでいます。器は料理の洋服だと思いますので、器を眺めているだけで幸せになれます。

 

――得意料理を教えてください

ウチには大勢の人が来るので、ほぼ毎日のようにごはんを作っています。（家に）あるもので作ることが多くて、例えばタマゴと大根があったらおでんを作りますし。何か作るものを決めるのではなく（家に）あるもので作りますね。

 

――ファンの方々にメッセージをお願いします

21年目の歌手生活スタートの作品が『母』でございます。これからもジャンルに捉われず様々なタイプの歌をうたっていきたいなと思っております。６月には新しくポップスのアルバム（6/9発売『パピヨン−ボヘミアン・ラプソディ−』）をリリースしますが、この１年を通して応援して頂きたい歌が『母』です。年末に向けて多くの方に聴いて頂けるように活動していきたいと思います。新しい氷川きよしの歌の世界を広げるためにうたっているジャンルの作品もあり、多くの方の心に届くようにのびのびと自分らしく歌をうたい続けていきたく、今後とも氷川きよしの歌を愛して頂ければ嬉しいです。いつも本当にありがとうございます。

放送情報

放送チャンネル：CS放送チャンネル銀河

放送日時：2020年５月３日（日）朝７：15～　ほか

番組HP ⇒https://www.ch-ginga.jp/movie-detail/index.php?film_id=19184