新譜!にっぽんのうた~ノーカット編~工藤あやの「恋微熱JIN JIN JIN」

2019.3.22

工藤あやのさんの新譜「恋微熱JIN JIN JIN」について、徳間ジャパンコミュニケーションズの長谷川聡さんにお話を伺いました。

――まずは新曲のPRをお願いします

「工藤あやの『恋微熱 JIN JIN JIN』は、1月30日にリリースしました。元々、“山形のひだまり娘”というキャッチコピーでデビューしまして、今回5枚目のシングルとなります。

3作目までは、山形出身ということで、かわいくて、朗らかで、若くて、いい意味でイモっぽくて、お孫さんタイプの曲を発売してきたんですけど、年齢も重ねてきたということもありまして、前回のシングルからは、ちょっと大人っぽい、大人びた曲に挑戦しています。「恋微熱 JIN JIN JIN」も、僕ら世代の40代後半から50代中盤の方には、とっても懐かしく感じる、いわゆる当時の歌謡曲。王道歌謡曲のど真ん中をいく、とても懐かしく感じる曲になっていると思います」

 

――ミュージックビデオは、ダンスが印象的でしたが、撮影はどのように進めましたか

「ダンスとまではいかないかもしれませんが(笑)、前回の曲からダンスを取り入れました。今回は、スタジオでのダンスシーンとロケのシーンと2つを組み合わせたストーリー仕立てのミュージックビデオになっています。ダンスは、元々やっていたわけではないのですが、ものすごく練習しています。正直かなり上達はしています。とはいえ、このビデオでも何回NGを出したかは、あまり大きい声では言えないのですが(笑)

本格的なダンスではないのですが表現力は上がってきていると思います」

 

――撮影時のエピソードを教えて下さい

「撮影した時期が寒い時期で、夜の屋外ロケの時は、あまりの寒さで顔がこわばっちゃたりだとかはありましたが一生懸命演技していました」

 

――ストーリー性があって、引き込まれるミュージックビデオだったと思うのですが、どういったところをこだわりましたか

「今までは笑いながら野原を歩くイメージのものが多かったのですが、前作のビデオから大人っぽいというところも踏まえて、ダンスだったり、歌詞の内容に踏み込んだりと、表情や演技で表現することにこだわりました」

 

――レコーディングはいかがでしたか

「実は、本番のボーカルの歌入れをしたあと、発売直前に歌い直しをしました。納得がいかなかったわけではないのですが、本人の気持ちもありつつ、スタッフの気持ちもありつつ、もう一回歌いなおしてみようという話になりました。

その歌い直しがダメだったら、発売も危ないのではないかというくらいのギリギリのタイミングでした」

 

――撮り直したレコーディングはいかがでしたか

「最後に撮り直したときの方が格段に良くなりました。

撮り直したのは、感情移入というか気持ちの入れかたの部分でしたね。譜割りとかメロディーに関しては変わらないので、本人が歌詞をどこまで飲み込んで歌えたかという差だと思います」

 

――ご本人も納得されていましたか

「納得していました。ただ、ビデオの撮影がずれて、若干寒くなっちゃって本人は大変そうでした(笑)」

 

――カラオケで歌う時のポイントがありましたら、教えてください

「サビですね。今回、イントロ部分にもサビの歌詞が入っています。イントロ部分は若干抑えめで、だんだんとテンポが上がってきて、サビのところで盛り上がります。「JIN JIN JIN」「CRY CRY CRY」とか繰り返しの部分を含めて、サビのところが一番面白く歌えるのかなと。本人も言っていたのですが、どこをどう歌うっていうのは、皆さんが感じたまま歌っていただくのがいいのではと話していました」

 

――今年はこの曲で勝負ですか

「そうです。シングルとしては、若干間が空いているので、今年は、この曲で年末まで1年間頑張っていこうと思います」

 

――普段はどういった方ですか

「僕は、デビューの時から担当しているのですが、その時の印象がとっても強いです。

最初は、山形から何も知らない東京にひとりで出てきて、全然違うじゃないですか。街の大きさも違えば、人の多さも違えば、時間の進み方も違う中で、どうしようどうしようと不安だけど、一生懸命頑張っていて、なんかちょっと素朴さもあって、という印象でした。

最近は年齢を重ねてきて、ちょっと大人っぽくなったのですが、昔を知っている僕からすると、何かっこつけているんだよと見えちゃうところはあります。

性格は、明るいです。デビューのキャッチコピーが“山形のひだまり娘”ってつけたのですが、そういったところを含めて、とにかく明るいです。人によってはうるさいって思うくらい明るいです(笑)」

 

――工藤さんがハマっているものや好きなものはありますか

「”みちのく娘!”というユニットもやっていて、ダンスは若干興味を持ってきたみたいです。最近これにハマっているっていうのはあまり聞かないですね。移動中にゲームをやったり本を読んだりとかはしてはいますね」

 

――徳間のLINE LIVEでもゲームをされて、反響が大きかったと聞いています

「たしか、1回目は、太鼓の達人をやりました。昔、太鼓の達人にハマっていて、「私はうまいんだ」ということで、やってみようといろんな曲に挑戦しました。言っているほどうまくはなかったですけど(笑)

リアル配信中のいいねやコメントはかなり多くて、反響はありました。

LINE LIVEでも明るい性格上、必要以上に明るく振る舞っていて、「うるさい」みたいな感じもありましたけど(笑)」

 

――最後にメッセージをお願いします

「大人っぽくなった、成長した、これからもどんどん成長し続ける工藤あやのが見られて、聞けると思いますので、みなさん応援のほど宜しくお願いします」

作品情報

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工藤あやの「恋微熱JIN JIN JIN」

ファースト・アルバム収録曲「恋微熱」をニュー・アレンジでシングル発売。タイトルも「恋微熱JIN JIN JIN」に変更した待望の第5弾シングル。 工藤あやのセカンド・ステージの幕開けを告げる必聴の1枚。 2019年1月30日発売/¥1.204(税抜)/TKCA-91137

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