新譜！にっぽんのうた～ノーカット編～福田こうへい「男川」

2019.3.22

福田こうへいさんの新譜「男川」について、キングレコードの米沢孝さんにお話を伺いました。

――まずは『男川』のPRをお願いいたします

「前作の『天竜流し』に負けず劣らずの素晴らしい曲になっておりまして、今回は初めて作曲を岡千秋先生、作詞を里村龍一先生にお願いして作りました。今回は歌ってよし聴いてよしというところを皆様に声を大にしてお伝えしたいです。

前作『天竜流し』（作詞：万城たかし、作曲：四方章人）は船頭さんを主人公にした男うただったのですが今回の主人公はまさに自分で、福田こうへい本人が川を眺めながら心意気や男心をうたっており背中を押してくれるようなフレーズもあり人生の応援歌としてもお楽しみ頂けます。

曲は岡千秋先生に前作『天竜流し』の激流を下るような悠々としたサウンドは健在のまま作曲頂きました。特に今回のポイントは節回しです。福田こうへいの楽曲の中で一番コブシが多いのではないでしょうか。詩を味わいながらじっくり聴いて頂くもよし、こぶしを堪能しながら楽しく歌って頂くもよしな楽曲になっております」

 

――コンサートに対する意気込みなどお聞きになったことはありますか？

「昨年末は体調を崩してしまったのですが、『男川』の歌詞にも書いてある通り負けたままでは終わりはしないという心意気を持って今年はこの一曲で勝負をすると言っていました」

 

――PVはどのように制作されたのですか？

「『男川』ということで悠々とした川をバックに、というイメージなのですが、実は東京のど真ん中、広尾の洋館で撮影しました。奇しくもジャケットの撮影場所もPVと同じ撮影場所でした。

ジャケットは普通スタジオで撮影するのですが、ややもするとスナップショットというか、窓が写っていたりとなかなか珍しいジャケットになっておりまして福田こうへいの日常感や等身大の姿が伝わりますし、一歩でも外に出たい、前に出たい、遠くへ行きたい、飛び出したいという気持ちがとても伝わるジャケットになっています」

 

――カラオケで歌うときのポイントを教えて下さい

「ずばり、コブシ回しですね。非常に節回しが多い楽曲ですので初心者の方からベテランの方まで気持ちよく歌っていただける楽曲です。存分にコブシを回して頂いて気持ちよく歌って頂くことが一番ですね」

 

――普段の福田こうへいさんについて教えて下さい

「シャイではあると思うのですがとても気さくというか気を使ってくれる人です。コンサート前などは控室にお客様が入る前に売り場に出てきて販売店の方とコミュニケ―ションを図っていたり私にもディレクターの電話を使っていきなり電話をかけてきてびっくりさせられたりとお茶目なとこもありますね」

 

――好きなものやはまっているものなどはありますか？

「お酒は好きだと思います。コンサートの後などに一杯ビールを飲んだりするのが堪らないのではないでしょうか」

 

――最後にアルバムのPRをお願いいたします

「新曲だけでなくデビュー曲の『南部蝉しぐれ』から前作の『天竜流し』までA面B面全て入ったシングルベストコレクションが発売中です。『男川』を聴いて興味を持っていただけた方々はぜひぜひ昔の福田こうへいもご堪能いただければと思います」