【2021紅白リハーサル】天童よしみ 活力にあふれた高校生ブラスバンドとのコラボで「全国に元気を届けたい!」

2021.12.29

2021年12月31日 19:30~生放送の「第72回NHK紅白歌合戦」。

今年は有観客での開催が再開。また、例年行っているNHKホールが耐震工事で休館中のため東京国際フォーラムでの開催となる。

そんな紅白歌合戦の出場歌手陣によるリハーサルがスタートしている。

「うたびと」ではその模様の一部、それから歌手たちの紅白にかける意気込みをお届けする。

 

今回は天童よしみの音合わせと囲み取材の様子をお届け!


今回で25年連続26回目の出場となる天童よしみ
来年のデビュー50周年を目前に、今回の紅白にかける意気込みは並々ならぬものがあるようだ。
「昨年よりもさらに力が入っております。とにかく元気で明るいパフォーマスに徹したいと思っています」

 

今年は大阪の名門、大阪桐蔭高校吹奏楽部とのコラボで『あんたの花道』を披露する天童。
大阪桐蔭高校吹奏楽部との出会いは、2018年にNHKの音楽番組『うたコン』で大阪桐蔭高校吹奏楽部の演奏で『あんたの花道』を披露したことに遡る。
その後、コロナ禍で吹奏楽部が集まって演奏するのが難しい状況にあった2020年には、天童は自宅から大阪桐蔭吹奏楽部はメンバー一人ひとりが演奏する動画に合わせてリモート共演で美空ひばりの名曲『川の流れのように』に挑戦した。
高校生たちとのコラボを成功させた天童は、番組終了後には感動で涙があふれたという。

 

また夏の高校野球の応援で、大阪桐蔭高校吹奏楽部が『あんたの花道』を演奏しているのを聴いた天童は、この歌が秘めた活力を実感し、元気を届けるために大阪桐蔭高校吹奏楽部との再度のコラボを熱望。
その夢を今回の紅白で実現した。

 

リハーサルで今の代の吹奏楽部と初めて音を合わせた天童は、高校生たちの演奏に迫力を感じたという。
「バーンと楽器の演奏が入ってきて、まだリハーサルなのに自分自身も今まで以上に声が出ているのを実感しました。大晦日には、『すごい!』と思っていただける歌と元気をお届けできると思います」

 

これまで様々な紅白を経験してきた天童。昨年の無観客を経験しているからこそ、今年の紅白はリハーサルにホールに入った瞬間に違いを感じたという。
「会場がNHKホールから国際フォーラムに変わったことはもちろんですが、やはりスタッフの皆さんが張り切っておられるのが伝わってきて、ものすごく気持ちが良かったですね」

 

2021年を漢字一文字で表現するとと問われて「活動」の「動」という字を選んだ天童。
「私も皆さんも同じコロナという体験をしましたが、だんだん光が見えてきて、絶対に前を向いて歩こうという気持ちが出てきた年だと思います。活動というのは生きる原動力であり、力を出し切ることが大事だと思うんです。そうやってみんな動くことによって、だんだよくなってきた年だったのではないでしょうか」

 

そうした今年の動きの集大成として、若さと活力にあふれた高校生たちとのコラボレーションを披露する天童よしみ。
夏の甲子園の太陽を思わせるライト演出の中で、見事なステージドリル&演奏をバックに天童よしみが歌い上げる元気いっぱいのステージに注目だ。

第72回NHK紅白歌合戦

2021年12月31日(金)19:30~ NHK総合ほか

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