大石まどか 初のトークライブ配信「生ハイ!」現場に密着!多岐川舞子とプライベートトーク炸裂 「生ラ!」も配信で開催決定

2020.8.12

今年デビュー29年目を迎えた演歌歌手・大石まどかが7日、自身のYouTubeチャンネルにて初のトークライブ配信「生ハイ!」(生配信の略)を行った。

 

大石は今年5月、キャンペーンやコンサートを行うことが出来ない中、より多くの方に歌を届けるべくYouTubeチャンネルを開設。カバー曲の披露やゲーム配信など、バラエティ豊かな動画を公開しており、今回、ゲストにプライベートでも親交のある多岐川舞子を迎えての初のトークライブ生配信を実施するに至った。

 

配信は都内某所のスタジオで最少人数のスタッフで換気や消毒など徹底し、ソーシャルディスタンスを保ちながら敢行。

配信が始まると、早速、多岐川舞子が登場。するとここで同じくプライベートでも親交のある石原詢子と伍代夏子がコメントで登場するサプライズが。

 

いつものメンバーが揃ったところでお酒もいれつつトークスタート。

話題はやはり自粛中の過ごし方について。大石の新たな家族ねねちゃん(犬)についてや、多岐川のドットペンを使った絵画についてなど、話題は次々と発展していく。

多岐川「私にとってまどかちゃんは犬なんですよ。酔うと特定の女性に甘える癖がある」

大石「酔うとね、たしかにね(笑)」

多岐川「実家の犬が甘えてきすぎて注意した時に、『あれっ、これ誰かに言ったことあるな……』って(笑)」

仲の良い二人だからこそ、歯に衣着せず気を使わないトークで盛り上がり、観ている方もリラックスして観ることができる。あまりにもプライベートな会話で、なんだか女子会をのぞき見しているようなほんの少しの背徳感を覚えつつも、やはり二人の素顔への興味から見入ってしまう。

また、お互い共通して「モノをよく見るようになった」とも。ともにYouTubeチャンネルやTwitter、Instagram、ブログで”何か楽しいこと”を発信するために今まで見ていなかったモノや感じなかった事に目や感覚を向けるようになったと話す。あまり馴染みの無かったインターネットでの発信を通じて感性が磨かれて人生が豊かになるかもしれない、と希望に溢れる姿はやはりいまも第一線で活躍し続けるアーティストであることを改めて気付かされる。

そのほか、コメント欄を通して視聴者とやり取りしながら、お酒のことや地元のことなどプライベートなことからお互いの新曲についてなどなど素顔トークが白熱。気づけばあっという間に終了予定時刻に。

ここで事前に告知されていた重大発表として、大石が恒例で行っている”生楽器によるライブ”、略して「生ラ!」を自身の誕生日9月8日(火)に生配信で行うことが発表された。

 

配信終了後、「生ラ!」生配信への意気込みについて聞いてみると「通常の『生ラ!』のようにはできないので考えなければいけないですね。YouTubeならでは、生配信ならではのものにして年齢層も関係なく色々な方に観て頂けたら嬉しいですね」と意欲。

今回のトークライブについて大石は「こんな時代でせっかく発信できるツールがあるのだから個性やキャラクターを打ち出していかないといけないと思う。意外なことがきっかけで知ってもらえるということは国道(自身のブログの企画で全国各地の『国道の標識』の写真を撮って載せていくもの)をやっていた時に知ったので、こういったYouTubeでの配信が興味をもってもらえるきっかけになってもらえれば。それが繋がって最終的に歌を聴いてもらえたら嬉しいですね」と歌手としての活動の一環として捉えて取り組んでいると明かしてくれた。

また、多岐川も「元々のファンの方はなかなかインターネットで発信しても観ることが難しい方が多い。それでも、『私は元気です』と発信し続けることで、観て貰えた時に『また、応援に行こう』と思ってもらえる。いまは特に時間がある中でやることが無いというのはやっぱり張り合いがない。観ていないかもしれないけど観てもらえるために工夫しようと、そういった考えから色々と生まれて、広がっていくと思う」と、自身のYouTubeチャンネル開設にも前向きだ。

 

配信内でもあったが特に演歌歌手は曲のイメージで人柄を当てはめられることが多いかもしれない。それは実績を積めば積むほど、固められてしまうもの。

今回のトークライブ生配信はそれぞれの人柄が分かるだけでなく、演歌歌謡曲全体にお固いイメージをもっている人がいたとしたらそんなイメージも覆してくれるくらいラフでフランクなものになっているので、見逃した方は是非以下のアーカイブを観てみてほしい。

コロナウイルスの影響が長引く中、こうした生配信はジャンル、世代を問わずに増えている。今までブログやSNS、出演番組、記事などでしか知ることができなかったアーティストの素顔を身近に感じながら手軽に知ることができるため、ファンにとっては非常に嬉しい機会である。

同時に、今まで気になっていたが、コンサートに足を運ぶまでに至らなかった方々などにとっては、こうした配信をきっかけに新たにお気に入りのアーティストが増えるチャンスでもある。

 

今後は石原詢子も交えての街ブラなど、それぞれのチャンネルを行き来できるような仲良し3人だからこそできる企画を構想中とのこと。「何がきっかけで知ってもらえるか分からない」、本当にその通りだ。次回の生配信は9月8日(火)の「生ラ!」。今後の彼女たちの活動から目が離せない。

大石まどかYouTube生配信「生ラ!」

日程:2020年9月8日(火)
時間:20:00~
■大石まどかチャンネル

https://www.youtube.com/watch?v=9C0HzjtG1wY&feature=youtu.be

リリース情報

大石まどか「京都みれん/曼珠沙華が咲いた」

2020年3月25日発売
【CD】COCA-17754【MT】COSA-2425/税込¥1,350
https://nippon-columbia.lnk.to/QNUH1

 

多岐川舞子『ひとりぼっちの海峡』


2020年5月20日発売
【CD】COCA-17766【MT】COSA-2418/税込¥1,350
https://columbia.jp/artist-info/maiko/discography/COCA-17766.html

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