市川由紀乃、今年の勝負曲となる新曲タイトル『朧』を直筆で発表! 歌手活動再開に向け決意新たに

市川由紀乃
2025.2.21

昨年6月から病気療養のため活動を休止していた市川由紀乃が、2月20日に都内で取材会を行い、新曲『朧』を5月20日(火)に発売することを発表した。

昨年、卵巣腫瘍の疑いのため検査を受け、手術と診断を受けた結果、卵巣がんと診断され、12月までに6回の抗がん剤治療を行った市川由紀乃。今年から少しずつ復帰に向けて準備を進め、すでに発表されているとおり、3月4日放送のNHK「うたコン」(拡大スペシャル)で復帰後テレビ初出演を果たす。

この日、市川は、爽やかな春めいたのワンピースにショートカット姿で登場。笑顔であいさつすると「もう本当にうれしいです。うれしいという言葉は本当にこういう時に出るんだと感じています」と喜びを噛みしめた。

入院も手術も初めての出来事だったという市川に、病気を発見するきっかけを作ってくれた歌手の大先輩である由紀さおりから、入院前から手術後、抗がん剤治療の期間にいたるまで優しく、時には厳しく支えてくれたことに感謝を述べ、12月に再会した際に抱きしめてくれたことを回想し、自分を支えてくれているファンや事務所、レコード会社にも感謝の気持ちを伝えた。

抗がん剤治療で体毛が全て抜け落ちたことについては「もう一度自分が赤ちゃんになったような感覚だった」と明かし、眉毛や髪の毛が少しずつ再生してくることに喜びを感じ、「この年になって貴重な経験ができた」と前向きに語った。

取材会中に「今日は皆さまに発表があるんですよね?」と振られた市川は、「はい!この度、5月20日に新曲を発売させていただきます。タイトルは『朧』です!どうぞよろしくお願いいたします」と勢いある言葉と共に、『朧』と一文字、新曲のタイトルを自らの筆で力強く書いた色紙を披露した。

新曲『朧』(おぼろ)は、前作に続き、作詞は松井五郎、作曲が幸耕平のタッグとなる。作家陣が市川由紀乃を深く理解したうえでプレゼントされた一曲で、市川自身が歌い手として追求していきたい情念の世界を描いた楽曲だと説明した。

また、3月4日放送のNHK「うたコン」で歌唱する『人生一路』美空ひばり)は、2度目に出演した紅白歌合戦で歌唱し、母や亡くなった兄も大好きだった家族の応援歌でもある特別な楽曲。この歌詞に込められている思いが「今の自分と重なる」と話し「当日はいろんな思いが込み上げてくると思うが、覚悟を持って歌わせていただきたい」と意気込んだ。

そして、5月19日から市川の地元・埼玉のサンシティ越谷市民ホールからスタートする、復帰コンサート「市川由紀乃コンサート ただいま!」については、「もうとにかくただいま!という思いと歌える喜びを噛みしめて、皆さまに笑顔になっていただけるようなコンサートにしたい」と、新たな決意とともに希望に満ちた笑顔で答えていた。

市川由紀乃『朧』

2025年5月20日(火)発売

1.朧(作詞:松井五郎/作曲:幸 耕平/編曲:佐藤和豊)
※カップリング、詳細未解禁

市川由紀乃『ノクターン』

市川由紀乃「ノクターン」

発売中

品番:KICM-31128
価格:¥1,500(税込)

【収録曲】

1.ノクターン(作詞:松井五郎/作曲:幸 耕平/編曲:佐藤和豊)
2.夢じゃさみしい夜もある(作詞:松井五郎/作曲:幸 耕平/編曲:佐藤和豊)
3.ノクターン(オリジナル・カラオケ)
4.ノクターン(一般用カラオケ・半音下げ)
5.夢じゃさみしい夜もある(オリジナル・カラオケ)
6.夢じゃさみしい夜もある(一般用カラオケ・半音下げ)

NHK「うたコン」(拡大スペシャル)

放送日時:
3月4日(火)
後7:30~8:42(全国放送)

司会:
谷原章介、赤木野乃花アナウンサー

※NHKプラスでインターネットでの同時配信/見逃し番組配信(放送後1週間)があります。

市川由紀乃コンサート ただいま!

5月19日(月)
埼玉県越谷市
サンシティ越谷市民ホール

5月28日(水)・29日(木)
大阪府大阪市
大阪新歌舞伎座

6月20日(金)
日本特殊陶業市民会館フォレストホール
愛知県名古屋市

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