「THEカラオケ☆バトル」出演がきっかけでスカウトされた新星“中村唯人”が『ほろ酔い風酒場』でデビュー キラキラ癒し系男子高校生は演歌が好きすぎる!?

作曲家・田尾将実の元でレッスンを重ねた17歳の高校生・中村唯人がポップス調の爽やか演歌『ほろ酔い風酒場』(作詞:円香乃、作曲:田尾将実)で6月4日に徳間ジャパンよりデビュー。小学生の時にインスパイアされたのはクリスタルキングだったという中村に、演歌歌手を目指した理由やこれからの夢を聞いた。
――夢が叶って念願のデビュー。今の心境は?
実感は湧いていないですね。「調子にのるなよ」と、作曲家の田尾将実先生と家族から言われています(笑)
――お友達やご家族はどんな反応?
喜んでくれています。ポスター見せたら「面白いね…」って(笑)。いつもふざけてばかりいるので。
――歌手になりたいと思ったのは?
小学生の時にテレビで見たクリスタルキングさんの歌に衝撃を受けて、自分も人に感動してもらえるような歌を歌いたいと思ったのがきっかけです。
クリスタルキングさんの歌をきっかけに、昭和歌謡に興味が沸いて歌うようになり、たまたま聞いた細川たかしさんの『北酒場』も好きになってカラオケ教室でレッスンしてもらいました。
「カラオケ☆バトル」(テレビ東京)はその『北酒場』を聞いた父が勝手に応募して出演しました(笑)
その時に田尾先生が見てくれていて、テレビ東京のプロデューサーの方を介して「歌手にならないか」と声をかけて頂きました。地元茨城のファミレスで初めてお会いしたのが中学3年の秋でした。それからレッスンに二年半通いました。
――田尾先生のレッスンでかなり変わりましたか?
音程と発声は比べ物にならないくらい違っていると思います。自分で間違えているところを探していくレッスンで、自分で考えて修正していくんです。田尾先生があれこれ言うことは滅多にないんです。どうしてもおかしいところだけ田尾先生がピアノで丁寧に指導してくれます。
――歌はずっと好きだったんですか?
小学生くらいから「歌手になりたい」って言っていたんですが、家族は本気にしていなくて、でも中学生くらいから「歌を習いたい」と言うようになって、近くのカラオケ教室に通い始めてはまっていきました。
中学の時は合唱コンクールにも出ました。中学3年の時の担任の先生が合唱曲にソロパートがある曲を選んでくれたりして僕が活躍する場を色々作ってくれて、歌手になることも後押ししてくれました。感謝しています。
高校からは軽音部に入って去年の文化祭はサザンオールスターズさんの『TSUNANI』を歌って、みんなからどよめきが起こりました。
サッカーもよくしていたんですけど、大会が終わると宴会でカラオケに行ったりするんですが、僕が歌うと友達やそのお母さん達から「うまーい!」とか言われて楽しかったし嬉しかったですね。
――デビュー曲は『ほろ酔い風酒場』。未だお酒は飲めない年齢ですが歌詞のイメージは?
楽しそうな酒場の雰囲気はテレビなどで見て知ってはいるので… 。
田尾先生が「カラオケ☆バトル」で『北酒場』を歌っている僕を見た時に、お酒の歌でデビューさせたいと思ったそうなんです。
「ふらり夜風に・・・」という歌いだしが好きです。“ふらり夜風”というワードも好きです。
「ヨロリ、フラリ」の箇所はコール&レスポンスが出来るようになっていますので、そこも楽しみです。
お酒を飲めるようになったら田尾先生と焼酎を飲みたいです。
――この曲をカラオケで歌うポイントは?
冒頭の「ふらり」を軽快に入ることですね。がんばりすぎずに楽しんで歌うといいと思います。
――カップリングの曲は『好きすぎて純情』。唯人君の好きすぎるものは?
やっぱり歌ですね。いつも歌を聴いています。今日は電車で因幡晃さんの『別涙(わかれ)』という曲を聴いてきました。『わかって下さい』は有名ですがマニアックなものを見つけて
いいなーと思った曲を歌いたいんです。
それを両親やお祖母ちゃんに「この曲いいよー」と知らせています。そもそも家族は誰も演歌を好きではなかったんですが、僕が演歌を好きになったことで、僕が演歌の良さを家族に伝えて、今では僕の影響で家族も演歌が好きになっています。
演歌は歌い手のすごさが伝わるところが魅力ですね。
――初めてのレコーディングはどうでしたか?
色々な機材があって色々な人がいて、はじめは緊張しました。
そこで、はじめてイントロもついた編曲されたものを聴いたんですけど、バンドのみなさんがいて、テンポも良く歌いやすくていいなーと思いました。 イントロがあるとリズムにのれるので。興奮しました。
お祖母ちゃんとお父さんを連れて行ったんですが「いいねー」と言ってくれました。
――ミュージックビデオは撮りましたか?
制服風な衣装で桜の咲いている4月に校舎の周りを歩いたり、自転車に乗ったりして。
酒場要素はゼロです(笑)出来上がりが楽しみです。
――どんな歌手になりたいですか?
人に感動を与えられるような、「キラキラ光って宝石みたいだね」と言われるような歌手になりたいです。それから憧れのクリスタルキングの田中さんと同じステージで一緒に「大都会」を歌いたいです。ジャンルの枠を超えて歌い手の力量やパワーが伝わる歌が歌いたいんです。
イタリアのテノール歌手、アンドレア・ボチェッリの歌声も大好きで、いつかイタリアに行って彼のライブを見たいと思っています。
レコード大賞にも選ばれたいですし、紅白歌合戦にも出場したいです!
大志は“歌い手の力量が試される世界に挑戦したい”。
中村唯人が考える“演歌”はもっと広い世界なのかも知れない。
クリスタルキングにインスパイアされた中村が、歌の世界でクリスタルの輝きを放つのが楽しみだ。
中村唯人デビュー曲『ほろ酔い風酒場』ミュージックビデオ
中村唯人デビュー曲『ほろ酔い風酒場』
2025 年6 月4日(水)発売
品番:TKCA-91630
価格:¥1,500-(税込)
【収録曲】
1.ほろ酔い風酒場(作詞:円 香乃/作曲:田尾将実/編曲:伊戸のりお)
2.好きすぎて純情(作詞:いのうえ佳世/作曲:田尾将実/編曲:伊戸のりお)
3.ほろ酔い風酒場<オリジナルカラオケ>
4.好きすぎて純情<オリジナルカラオケ>
5.ほろ酔い風酒場<半音下げカラオケ>
6.好きすぎて純情<半音下げカラオケ>
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