新譜!にっぽんのうた~ノーカット編~絵利菜『すずめ』※本人コメント動画

絵利菜さんの新譜『すずめ』について、ご本人にお話を伺いました。
チャンネル銀河での本放送では入りきらなかったインタビューの模様をうたびと限定でお届け!
絵利菜さんに、日本アマチュア歌謡連盟のカラオケ課題曲になったことがきっかけでヒットしている新曲『すずめ』の制作秘話から、PRソング『おろしそば福井』を歌ったことをきっかけに習得した特技のそば打ちについて、今ハマっていること、現在の夢などたっぷりと語ってもらいました。4オクターブという幅広い音域を持つ絵利菜さんの歌声もお楽しみください!
ノーカットのインタビュー動画はこちら。
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――新曲『すずめ』のPRをお願いします。
別れを決意した女性が、過去の幸せだった思い出に後ろ髪を引かれながらも新しい未来に向かって一歩踏み出す、そんな潔くてクールな女性を歌った一曲です。
――日本アマチュア歌謡連盟のカラオケの課題曲になったことがヒットのきっかけになったそうですね。
実は、2008年に日本アマチュア歌謡連盟の大会に素人で出場し、グランプリを受賞させていただいたことがありました。この度、日本クラウン移籍後第1弾のシングルで『すずめ』という歌謡曲を歌うことになったので、発売と同時に、カラオケの課題曲にしていただきました。それがきっかけで少しずつ火がつき、四国の方でたくさん歌われているとお聞きいたしました。
――歌謡曲を歌う前は別ジャンルの曲を歌唱していたそうですね。
『アメージング・グレイス』や、オリジナル曲の『誕生』『めぐり逢うために』は、どちらかというと私がメッセージを届けるようなメッセージソングで、歌っていただくというよりは聴いていただくようなバラード系を中心に歌っていました。
――レコーディング時の裏話を教えてください。
今までいろんなレコーディングを経験してきていますが、一番時間がかからずにレコーディングが終わりました。時間にすると2時間かかってないです。2曲収録しましたが「え? もう終わったんですか?」みたいな感じで、すごく早かった覚えがあります。
レコーディングの時に、作曲の徳久広司先生に的確なアドバイスをしていただきました。リズムにしっかり乗って、失恋ソングだけど重くならないように、失恋だけど救いがあるような失恋ソングにしてほしいという少し難しい注文をされましたが、それになんとか応えることができました。先生も「時間をかけることが良いってことじゃないんだよ。良いものが仕上がったらそれでいいんだから」と仰っていました。
――ご自身の失恋体験は歌唱に生かされていますか?
失恋というのは叶わなかった恋愛ですので、その時の思い出を胸に、新しい自分の目標に向かって進んでいく、そういうことをイメージしながら歌いました。つたない恋愛体験ですけれども、私なりに歌っています。
――ミュージックビデオについて教えてください。
結構爽やかに撮っていると思いますが、一番暑い8月初旬にミュージックビデオを撮らせていただきました。私は汗かきですから、メイクさんがハンカチと保冷剤を当ててくださり、汗を拭き取ってメイクを直してくださりながら、撮っていただきました。
『すずめ』は、黒のブラウスと白のタイトスカートという、定番なジャケット写真になっていますが、実は私たちが最初に思っていたイメージはドレスでした。カップリングの曲のドレスが『すずめ』のイメージで、カップリングの曲は、実はこの『すずめ』のスーツのイメージで私たちは用意していました。でも、実際にジャケット写真の撮影をする時になり、衣装を見ていただいた時に「じゃあ『すずめ』はこれで」と決まったのが今のスタイルだったんです。ですから、真逆だったんですね。自分たちも驚いて、意外だと思いました。
――4オクターブという幅広い音域を歌えるそうですね。
私はよく演歌で歌わせていただくのが、美空ひばりさんの『川の流れのように』ですが、一番下の音は結構低いです。その低音から、私がカバー曲で歌わせていただいている『タイム・トゥ・セイ・グッバイ』は、最後にすごく高い音で終わります。低音から高音まで、幅広い音域を歌うことができます。普通はドからドまでを1オクターブといいますが、それが4つ分ということで、曲によっていろいろな歌い分けをするのが私の特徴です。
元々高い音が得意で、低い音の方が逆にあまり出ない方だったので、福井でついてくれた歌の師匠が、低音も含めて、演歌などのいろんなジャンルの曲を選んでレッスンしていただき、学ばせていただきました。
――『すずめ』のヒットをきっかけに、地方に行くことが多くなったそうですね。
福井県の鯖江市に事務所がありますが、『すずめ』を発売してから全国いろいろなところに歌を届けに行くようになりました。知らなかった土地に行けて、そしてまたその土地で名産や名所、いろんな良い場所を調べて回るのが楽しくなってきました。
――特技はそば打ちだそうですね。
実は、福井県はそばが有名で、そのことを知らない方が多いんですね。福井の皆さんは当たり前にそばがおいしいというのが普通ですので、他県に行って福井のそばの方がおいしいと、改めて福井県の良さが分かります。
福井のそばをPRするために、『おろしそば福井』という歌を作ったことがきっかけで、そば店の方々や生産者の方とも知り合い、生産者が主催されるそば会に参加するようになりました。皆さんがそこでおそばを自由に打たれているんですね。そういう環境に私も身を置かせていただきながら、見よう見まねでそばを打つようになりました。そして、プロのそば店の方もそばを打っていて、そんなプロの方々のそば打ちも拝見して自然に学ばせていただきました。自分が打ったそばというのは、打った人はよく分かると思いますが、本当においしいです。
――そば屋さんでランチタイムコンサートを行っているそうですね。
『すずめ』が忙しくなってきましたので、その合間を縫って、そば屋さんのご依頼がありましたら、ランチタイムコンサートを行っています。一番忙しい12時台にお邪魔して、そば店の片隅で、私は歌、そして事務所代表がギターを弾きます。小さなスピーカーを持って、ギターと歌で皆さんに歌を届けています。
――中高の国語教員免許の資格を持っているそうですね。
もう資格だけになってしまったのですが、佐賀県にある母校の高校に教育実習に行きました。「先生、背高いね」「喋る声が違う、可愛いね」とよく言われましたね。高校生の男の子は意外にシャイですけど、可愛いですよね。教育実習を一生懸命させていただいて、生徒さんたちにもとてもよくしてもらい、助けていただきました。
――今ハマっていることを教えてください。
アニメが50周年を迎えたということで、「ベルサイユのばら」や「トム・ソーヤーの冒険」のYouTube配信など、昔懐かしいアニメを毎週楽しみに拝見していました。
――オフの日の過ごし方を教えてください。
福井県は日本海側で、水平線に沈む夕日がきれいです。その夕日を見に行くために、越前海岸まで車を飛ばして、ぼーっとその夕日が沈んでいくのを眺めているのがすごく好きです。
――現在の夢を教えてください。
私の母の夢でもあり、私の夢でもありますが、NHKの歌番組に出て、母に私が喜ぶ姿を見せてあげたいですね。NHK紅白歌合戦に出場することが夢です。
――最後にファンの方へメッセージをお願いします。
まだ絵利菜を知らない、絵利菜の歌声を聞いたことがない皆さんに、これからメディアやコンサートを通して、私の生の歌声を全国各地にお届けしていきたいと思いますので、ぜひお近くにいらっしゃる方は絵利菜に会いに来てください。そして今後、『すずめ』を通して皆さんに、絵利菜の良さ、そして絵利菜の歌声を届けて、皆さんに寄り添うような歌を歌っていけるような歌い手に成長していきたいと思いますので、今後とも応援よろしくお願いいたします。
放送情報
放送チャンネル:CS放送チャンネル銀河
放送日時などの詳細は⇒
https://www.ch-ginga.jp/detail/nipponnouta_gingaselection/episode.html?id=25103
絵利菜『すずめ』
発売中
品番:CRCN-8699
価格:¥1,500(税込)
【収録曲】
1.すずめ(作詞:小泉宏孝/作曲:徳久広司/編曲:水谷高志)
2.Time goes by(作詞:小泉宏孝/作曲:徳久広司/編曲:水谷高志)
3.すずめ(オリジナル・カラオケ)
4.Time goes by(オリジナル・カラオケ)