新譜!にっぽんのうた~ノーカット編~真田ナオキ『Nina(ニーナ)』※本人コメント動画

真田ナオキ
2025.7.14

真田ナオキさんの新譜『Nina(ニーナ)』について、ご本人にお話を伺いました。

チャンネル銀河での本放送では入りきらなかったインタビューの模様をうたびと限定でお届け!

真田さんに、新曲『Nina』の制作秘話をはじめ、マイクスタンドを取り入れるようになったきっかけや、純烈・酒井一圭さんから贈られた心に残る言葉について、さらに歌手デビュー10周年・メジャーデビュー5周年のダブルアニバーサリーを迎えた真田さんが、ファンの皆さんへ届けたい想いなど、たっぷりと語っていただきました。

ノーカットのインタビュー動画はこちら。
  ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

――新曲『Nina』のPRをお願いします。

新曲の『Nina』は、吉幾三師匠が作詞作曲をしてくださいました。もともと舞台がサンフランシスコでしたが、僕が歌うことになったので、「横浜に変えっか」ということで、舞台が横浜に変わりました(笑)。ですので、『Nina』という外国の方っぽい女性の名前がタイトルに残っています。
作品としては、Ninaに対する未練心を歌った歌で、真田ナオキに合わせたロック調のかっこいいメロディーラインを師匠が作ってくれて、今までにない色気に挑戦させていただいた楽曲です。

――楽曲の第一印象を教えてください。

今まではノリだけで良かったですが、すごく色っぽく師匠が歌っていらっしゃって、師匠から「沢田研二さんや西城秀樹さんのような、男の色気を出してほしいんだよ」と言われ、できるのかなと不安に感じたのが第一印象でした。

――歌唱の注目ポイントはありますか?

Ninaがたくさん出てくるので、このNinaの違いを聴き比べていただけたらうれしいですね。5回目のNinaのサビ前の「♪Oh」だけ少し歌い口が違うので、そういった部分も注目して聴いていただけたらうれしいです。

一番苦労したNinaを選ぶのは難しいですが、未練心を歌っているので、イメージとしては「おはよう」と言う時のNinaと、「おやすみ」の時のNina、久しぶりに会った時に呼ぶNina、喧嘩している時のNina、いろんなNinaを思い浮かべて歌っていました。

――レコーディング時の裏話を教えてください。

今回は、オケ録りの時に師匠が来てくださっていましたが、歌録りの日はちょうど劇場公演が入っていて来られなかったので、LINEや電話で「どうですか?」「こうしなさい」というやり取りをしたので、少しタイムラグがあった分、自由に歌えたかなと思います。いつも普段から自由に歌っていますが、普段以上に好き勝手に歌いました。

師匠がいなかったので、「こういうふうに歌った方がいいと思うぞ」という連絡が来ても「できませんでした」と嘘つきました(笑)。これを師匠が見たら怒られるかもしれませんけど、嘘ついて好き勝手に歌いました。師匠からのリクエストをやらなかったというのは気づかれなかったですね。本当にできなかったと思っているんだと思います。

――ミュージックビデオの見どころを教えてください。

今回初めてマイクスタンドを持っての歌唱になりました。レコーディングが終わった直後の撮影で、マイクスタンドを持ち慣れてない姿の真田ナオキが収められていますので、そのあたりも注目してほしいです。

あとは、僕は高所恐怖症ですが、屋上でのシーンを怖がりながら撮影しました。一生懸命頑張って笑っていましたので、注目して観てもらえたらうれしいです。

――マイクスタンドを使うきっかけは何でしたか?

レコーディングのオケ録りの時に、急に師匠が「スタンドマイクだな」と言いました。心の中で、余計なことを言ってくれたなと思っていたんですけども(笑)、マイクスタンドを使い始めてそのまま『一匹狼のブルーズ』でもマイクスタンドを使って歌唱しました。今回はロックテイストな部分も多い2曲を頂いているので合うのかなと思っています。

――真田さんは高所恐怖症だそうですね。

今年は高所恐怖症を克服するために、バンジージャンプやスカイダイビングに挑戦しました。ですが、高いところを経験すれば経験するほど高いところが怖くなっていくという矛盾が起きていて、高所恐怖症がひどくなっている気がします(笑)。

高所恐怖症の方はどうしてもダメだと思いますが、ステージ上で中階段から歌って降りるという演出の時がめちゃくちゃ怖いですね。あの時はもう歌詞を間違いないのに必死です(笑)。イメージなんだと思いますが、例えば2段3段の階段を上る時に、「今10階にいるんだ」というのを想像して上ると足が震えて上れなくなっちゃうんですよね。ですので、高さというよりも、イメージのせいかもしれないです。

「ここは高くない」とイメージしてステージで歌っている時に、前からスポットライトが当たると目の前が暗くなるので、高さを意識せずに歌っていられますが、客席の照明が明るくなった瞬間に「あっ、ここ高かったんだ」と、急に怖くなることがありますね。

――ミュージックビデオ撮影時の裏話を教えてください。

毎年撮影シーズンとなるのがちょうど花粉が飛び始める頃で、ずっと裏ではくしゃみしたり鼻水を垂らしたりしています(笑)。かっこつけて歌っているシーンを撮っても、急に鼻水が垂れちゃって「鼻水NGです」と言われ、撮影が止まったり(笑)。結構いろいろやっています。

花粉はだいたい5月ぐらいまで、日によって花粉が来たり来なかったりがありますね。本当に花粉症がなくなるのは6月に入ってからですね。

――カラオケのポイントを教えてください。

「♪Nina」という歌詞が、1番に6回、計14回出てきますので、14回のNinaを、イメージを変えていただいて、いろんなNinaを思い浮かべて歌っていただきたいですね。前半部分は少し早口なので、ここは感情を乗せるというよりも3連符のテンポ感を意識して歌っていただいて、後半は「♪何で見る」というところまで、感情をぐっとためてから、それを弾けさせるように歌っていただくと、気持ち良くかっこよく歌っていただけると思います。

――新曲の舞台・横浜での思い出はありますか?

横浜の思い出は全然ないですね。野球が好きなので、横浜スタジアムに行ったり、中華街でご飯を食べたりとかその程度だったので、今回歌を通じてお仕事でも横浜に行かせていただく機会が少し増えました。これから自分の行きつけのお店やデートスポット、ロマンチックな場所を見つけていきたいと思っています。

僕は埼玉出身ですが、若い頃は横浜に対して嫉妬心がありましたね。横浜っておしゃれじゃないですか。僕らは埼玉と千葉が争うといいますか、何もないということで争うのはありましたけど、横浜はライバルとしても見てくれないというイメージありました。やんちゃだったからこそ、横浜のシティー感に嫉妬していましたね。

――師匠の吉幾三に歌詞の思い出を聞くとどのような反応をされますか?

これまで『れい子』、『YOKO』、そして『Maria』と女性の名前がタイトルの楽曲を頂き、4曲目が『Nina』になります。それぞれいろんな思い出をお聞きしていて、師匠も学んでしまったのか、僕が「このNinaさんってどんな方なんですか?」と聞いても「ナオキ、お前はいろんなところで何でもかんでもしゃべるだろ。詳しくは言えないよ」と言われますね(笑)。何かあるんだと思いますが、詳しくは教えてくれなかったです。皆さま含みを持ってお聴きいただければと思います(笑)。よろしくお願いします。

――カップリング曲の紹介をお願いします。

今回のカップリング曲は3曲ありまして、1曲が吉幾三師匠に書いていただきました『昔・・・中州で』という作品です。この曲はレトロ感あふれるスナックがイメージできるというか、スナックで酔っ払っていろんな方が歌ってくださるのをイメージできるそんな楽曲になっています。赤いベッチンのソファーに座って、この曲を歌っていただけたらうれしいなと思います。

また、『羽根を下さい』という楽曲は、師匠が以前リリースされていた歌で、「ナオキ、この曲は何があっても歌い継いでくれ」と、師匠から言っていただいた楽曲になっています。北朝鮮の拉致問題について歌っていて、師匠が被害者のご家族の方から曲を作ってほしいというリクエストを受けて作られた楽曲だそうです。コンサートでも歌っているので、ファンの皆さまからも真田ナオキとしてリリースしてほしいというリクエストが多かったことから、今回カップリング曲として収録させていただきました。

そして『一匹狼のブルーズ』が、初めて師匠以外の方に書いていただいた作品になります。ロックバンド「怒髪天」の増子直純さん、上原子友康さんお2人方からいただきまして、僕をイメージして作ってくれた作品だと思いました。メロディーは懐かしい70年代、80年代のロック調なので、演歌・歌謡曲ファンの皆さまが通ってきていない道だと思います。聴いたことがあるメロディーラインも「懐かしいね」と言っていただけるようなそんな楽曲になっています。めちゃくちゃかっこいい楽曲に仕上がっていますので、こちらの方も気に入って歌っていただけたらうれしいです。

――歌手デビュー10周年、メジャーデビュー5周年を迎えた今の心境を教えてください。

今年はダブル周年ということで、歌手デビュー10年、メジャーデビュー5年、本当にあっという間でした。子供の頃はまさか自分が歌手になるとも思っていなかったですし、プロ野球選手になりたいという夢を持っていました。怪我で断念してしまって、夢が見つからない中、「歌手でも目指してみたら」という家族の声も断って、ずっと目指していませんでした。
東日本大震災で先輩方が歌で勇気と元気を伝えている姿を見て、自分も歌手デビューをして、本当にたくさんの方に支えていただいていてこの10年目に入りました。感無量というか、感謝の10年間、丸9年だったなと思います。

そして、周年になってみて改めて思ったのが、この周年は自分のためにあるのではなく、「10年目ありがとう、これからも頑張ります」と、ファンの方への感謝を伝える恩返しの1年になるとすごく感じているので、恩返しを今年のダブル周年を通じて、全国で伝えて素晴らしい1年にできたらいいなと思っています。

そしてメジャーデビューから5年ということで、テイチクから『恵比寿』でデビューを改めさせていただいて、今まで自分には関係なかっただろうと思っていた大きな音楽賞である「日本レコード大賞 最優秀新人賞」をいただきました。
当時は世界的にすごくしんどい時期だったこともあって、賞を取ってから会社の方にたくさんのファックスをいただきまして、そのファックスの中で「『恵比寿』で元気もらってます」というメッセージがたくさんあったのを、今でも本当にうれしかった思い出として明確に覚えています。

それをきっかけにすごく風景も変わり、お仕事の幅もすごく広がって、歌番組だけではなく、いろんなことをさせていただける機会が増えました。なかなかお客さまと会えるまでは時間がかかって、2020年の夏ぐらいからやっとお客さまと再会できるようになり、その再会もやっぱりうれしくて、今日に至るまでたくさんの方と出会ってたくさんの方と笑って、歌を聴いていただいて、充実した日々を過ごさせていただきました。
改めて日本レコード大賞にまた出たいという気持ちも強くなりましたし、NHK紅白歌合戦出場という大きな目標もできて、これからもっともっと頑張っていきたいと思っています。

――今後挑戦したいことは何ですか?

たくさんありますね。それこそ紅白歌合戦にも出たいですし、こんな仕事がしてみたいな、とか、演技の仕事もしてみたい、とかいろんなことを思い浮かべていますが、まずは音楽家として吉幾三師匠にならって、自分でも作曲をしてみたいというのが、この数年で強く思っているところです。作りだめしている曲もありますし、いつかそれをお客さまに聴いていただけるようになったらいいなと思っています。

いろんな曲を作りだめをしています。恋心を歌った曲もそうですし、日常をおかしく歌っている楽曲、応援歌もありますね。いろんな作品を作っていますけども、等身大の歌になってしまうので、それをもっとビジョンを広げてスケールの大きい曲を作れたらいいなと思います。

――歌手としての目標を聞かせてください。

あまり難しく考えていなくて、「変わらないでいたい」というのが大きなイメージですね。純烈の酒井リーダーが昔、僕がコロナ禍で少し悩んでいた時期に「真田な、変わらない成長ってあると思うぞ」とお言葉をいただいて、すごくその言葉が僕に刺さりました。
変われない、じゃなくてあえて変わらない成長、技術的に成長しても人としては変わらない、そういうふうに成長ができたらいいなと思うようになりました。下手でも何でも心の伝わるそんな真田ナオキを今応援してくださっている方がたくさんいらっしゃいますので、これからも変わらない成長を続けられたらと思っています。

――今夏にライブツアーを開催されますが、意気込みを聞かせてください。

今回、7月にコンサートツアーを4都市でさせていただきます。一番楽しんでいただきたいのはライブ感ですし、毎回僕にとってはASA-CHANGバンドとやる音楽がすごく新しくて、普段演歌バンドの皆さんとお仕事させていただくことは多いですが、全く演歌・歌謡曲と接してないメンバーとのライブになるので、音作りが面白いですね。今回はどんな新しい発見があるのかと僕自身も楽しみにしていますので、お客さまも楽しみにしていただきたいと思います。
東京・名古屋・大阪・福岡と4都市でさせていただきますが、どこの都市も全く違ったライブになると思うので、楽しんでいただけたらうれしいです。

――最後にファンの方へメッセージをお願いします。

改めまして、真田ナオキです。今年、歌手デビュー10年、メジャーデビュー5年を迎え、本当に特別な記念すべき年になりました。たくさんの方に感謝を伝える1年になるよう、1年間歌って駆け抜けて、そして年末には紅白歌合線という大きなステージに立っていられるように、今年も真摯にまっすぐに歌っていきます。これからも熱いご声援どうぞよろしくお願いいたします。

放送情報

放送チャンネル:CS放送チャンネル銀河

放送日時などの詳細は⇒
https://www.ch-ginga.jp/detail/nipponnouta_gingaselection/episode.html?id=25110

真田ナオキ『Nina(ニーナ)』

発売中
価格:各¥1,550(税込)

真田ナオキ『Nina(ニーナ)』TECA-2501ピンクスネイク盤

ピンクスネイク盤

品番:TECA-25011

【収録曲】 

1.Nina(作詞・作曲:吉幾三/編曲:矢野立美)
2.昔・・・中州で(作詞・作曲:吉幾三/編曲:矢野立美)
3.Nina(オリジナル・カラオケ)
4.昔・・・中州で(オリジナル・カラオケ)

真田ナオキ『Nina(ニーナ)』TECA-25012ブルーストライプ盤

ブルーストライプ盤

品番:TECA-25012

【収録曲】

1.Nina
2.羽根を下さい(作詞・作曲:吉幾三/編曲:杉山ユカリ)
3.Nina(オリジナル・カラオケ)
4.羽根を下さい(オリジナル・カラオケ)

真田ナオキ『Nina(ニーナ)』TECA-25013 JD盤

JD盤

品番:TECA-25013

【収録曲】

1.Nina
2.一匹狼のブルーズ(作詞:増子直純/作曲:上原子友康/編曲:田代修二)
3.Nina(オリジナル・カラオケ)
4.一匹狼のブルーズ(オリジナル・カラオケ)

エンヤコラ盤

品番:TECA-25018

【収録曲】

1.Nina(作詞・作曲:吉幾三/編曲:矢野立美)
2.エンヤコラブギー(作詞・作曲:ゆあさみちる/編曲:田代修二)
3.Nina(オリジナル・カラオケ)
4.エンヤコラブギー(オリジナル・カラオケ)

ギクシャク盤

品番:TECA-25019

【収録曲】

1.Nina(作詞・作曲:吉幾三/編曲:矢野立美)
2.ギクシャク(作詞:岩井薫/作曲:梶原茂人/編曲:田代修二)
3.Nina(オリジナル・カラオケ)
4.ギクシャク(オリジナル・カラオケ)

<あわせて読みたい>

MUSIC AWARDS JAPAN 2025 演歌・歌謡曲LIVE[最優秀 演歌・歌謡曲 楽曲賞 授賞式]レポート【後編】 授賞式・豪華ステージの模様をお届け!
真田ナオキ、地元埼玉・サンシティ越谷市民ホールでコンサート開催 熱狂ステージで1500人を前に「行くぞ紅白!」と飛躍誓う
5月19日開催「MUSIC AWARDS JAPAN 2025 演歌・歌謡曲 LIVE」に純烈・新浜レオンら出演! 最優秀演歌・歌謡曲楽曲賞ノミネートの喜びの声到着

関連キーワード