真田ナオキ、浅草でコンサートを2日間開催、取材会と初日公演を独自レポート ビジュアル爆発・熱狂ステージ「今年は飛躍の年。紅白に出られるよう頑張りたい」

演歌歌手の真田ナオキが10月13日、東京・台東区の浅草公会堂で「真田ナオキ 2025 浅草秋の奏で」を開催した。
デビュー10周年&メジャーデビュー5周年を迎え、ダブルアニバーサリーイヤーを駆け抜けている真田ナオキ。今年は新曲『Nina』と『一匹狼のブルーズ』をリリースし、オリコン演歌・歌謡ランキングで同時ランクインを達成。また、“半裸連発”の衝撃的な内容で話題を集めている自身初の写真集『One Night Stand』が、発売日に重版が決定するなど快進撃を続けている。
この日の公演は、浅草公会堂で行われている毎年恒例のコンサートで、今年は初となる2DAYSでの開催。会場には全国各地から大勢のファンが詰めかけ、開演前から熱気に包まれた。
緞帳が上がり、水色のスーツに身を包んだ真田がステージに登場すると、疾走感あふれるキャッチーなオリジナル曲『246』を披露してコンサートは幕開け。ステージいっぱいに駆け回り客席を沸かせると、数あるオリジナルの人気曲の中からアップテンポな楽曲を中心に『エンヤコラブギー』『渋谷で・・・どう?』、新曲『Nina』などを熱唱した。冒頭からまるでロックアーティストのような火力全開の熱気あふれるステージを繰り広げ、観客も熱心に声援を送っていた。
ピアノの弾き語りに初挑戦
真田ナオキの浅草公演といえば、新たな挑戦が見どころの一つ。一昨年のロカビリー、昨年の殺陣に続き、今年はピアノの弾き語りに挑戦。尾崎豊のバラードソング『OH MY LITTLE GIRL』、エルヴィス・プレスリーの名曲『Love Me Tender』をしっとりと歌唱した。途中ハプニングもあったが、無事に弾き終えると観客から万雷の拍手を浴び、本人もホッとした様子を見せていた。
コンサート中盤には、“ノックアウトボイス”が沁みるギター演歌『惚れた女の弱音酒』、ロックバラード『別れの夜明け』、浅草公演ではおなじみになっているビートたけしの『浅草キッド』を披露。さらに歌謡浪曲『瞼の母』をカバーし、演歌歌手として新たな境地を切り開いた。
しっとりした余韻を残しつつ、終盤では一転して明るくパワフルなステージに。バンドのASA-CHANG&ラッキーセブンがステージを盛り上げる中、男の未練を豪快に歌うロック調の演歌『酔えねぇよ!』、お笑いコンビ・どぶろっくの森慎太郎が手がけた『KYO TAN SAN』、本編のラストに『酔いのブルース』を披露。アンコールでは『恵比寿』、そして観客全員で盛り上がるライブチューンの最新曲『一匹狼のブルーズ』を全力で歌唱し、約2時間ノンストップで10周年の集大成を見せたステージは幕を下ろした。
「ドがどこを押したらドなのか分からなかった」
本番前に、真田は公開リハーサルを実施。報道陣の前で『OH MY LITTLE GIRL』をピアノの弾き語りで披露した後、取材に応じた。
真田は「今年は2日間のコンサートをさせていただけるのはめちゃくちゃうれしいですね。今回はピアノに初挑戦ということで、リハも間違えてしまったので、本番はどうなるのかソワソワしています(笑)。お客さまがいれば気持ちと自信が高まって本番を乗り越えられるんじゃないかと思っています。お客さまと一緒に楽しんで2日間やり切りたい」と意気込みを語った。
またコンサートで初挑戦する演目については、ピアノの弾き語り以外にも思いがけない案が挙がっていたという。「打ち合わせの時に最初に候補に挙がったのが、中国拳法だったんです(笑)。それは難しすぎてできないので、音楽の方に寄った挑戦がしたいという話をして、僕がずっとやってみたかったピアノに挑戦することになりました。ドはどこを押したらドなのか分からないぐらいのレベルから練習を始めました。挑戦する楽曲は子どもの頃から聴いていてなじみのある曲がいいと思い、学生時代から大好きだった尾崎豊さんの『OH MY LITTLE GIRL』をやらせていただくことになりました」と話した。
この日に向けて、ピアノの猛練習に励んでいたという真田。「折りたたみの鍵盤を持ち歩いたり、時間があるときは自宅近くのスタジオに行っていました。だいたい2カ月半練習しましたね。常にピアノのことを考えていました。すごく楽しかったのでこれからも続けていきたいです。ここからは楽しむしかないので、失敗のことは考えずに楽しんでいきたい」と明かしていた。
さらに、今後ピアノで挑戦してみたい楽曲について聞かれた真田は「演歌歌謡界の大先輩、河島英五さんが弾き語りで歌っているイメージがあるので弾けるようになりたいですね。クラシックだったらなんとなくかっこいいのでモーツァルトに挑戦してみたいです(笑)」と笑顔を見せた。
9月発売の最新曲『一匹狼のブルーズ』は、ロックバンド・怒髪天とのコラボ作で、作詞は増子直純、作曲は上原子友康が手がけたことで話題に。師匠の吉幾三以外にプロデュースしてもらえるとしたら、どのアーティストがいいか聞かれると「他ジャンルの方にプロデュースしてもらいたいですね。師匠に『演歌に限らずワールドミュージックも聴きなさい』と言われているので、音楽は幅広く聴いています。Mrs. GREEN APPLEさんと藤井風さんが大好きで聴いているので、演歌・歌謡曲を書いてもらえたらうれしい」と語っていた。
「今年こそ紅白に出られるように頑張りたい」
デビュー10周年&メジャーデビュー5周年を迎えた今、挑戦したいことについては「今年は飛躍の年にしたいので、高所恐怖症を克服するためにスカイダイビングに挑戦しましたが、急きょ天候に恵まれずできなかったので改めてチャレンジしたいですね」と笑顔で明かした。
最後に、真田は「昨年はたくさんのご声援をいただき、演歌・歌謡界から新浜レオンくんがNHK紅白歌合戦に初出場した年でもありました。彼とは同じ番組をやっていたり、隣で見ていたので喜びも悔しさもありました。でもそれ以上に、僕にもチャンスがあると思えたので、今年こそ紅白に出られるように頑張りたい」と意欲を燃やしていた。
セトリプレイリスト公開&音声コメンタリーが登場!
2DAY終了後に、セットリストをまとめたプレイリストが公開。さらにYouTubeでは『恵比寿』から『一匹狼のブルーズ』までのミュージックビデオ6作品に新たに音声コメンタリーが一挙登場。すでに公開済みの『Nina』のコメンタリーと併せてお楽しみいただきたい。
天下無敵の“ノックアウトボイス”を武器に、躍進を続ける真田ナオキ。さらなる飛躍にますます注目が集まる。
真田ナオキ “2025 浅草秋の奏で” プレイリスト
https://lin.lnk.to/2025asakusaPL
YouTube 音声コメンタリー視聴方法
YouTube上で簡単に音声が切り換えられます。
①動画再生ページの「設定」を選択
②音声トラックを選択
③日本語(解説)を選択
対象ミュージックビデオ
一匹狼のブルーズ
246
酔えねぇよ!
渋谷で・・・どう?
本気で惚れた
恵比寿
Nina
真田ナオキ『一匹狼のブルーズ』
発売中
価格:各¥1,550(税込)
KYO TAN SAN盤
品番:TECA-25033
【収録曲】
1.一匹狼のブルーズ(作詞:増子直純/作曲:上原子友康/編曲:田代修二)
2.KYO TAN SAN(作詞・作曲:森 慎太郎/編曲:田代修二)
3.一匹狼のブルーズ(オリジナル・カラオケ)
4.KYO TAN SAN(オリジナル・カラオケ)
あれれ盤
品番:TECA-25034
【収録曲】
1.一匹狼のブルーズ
2.あれれ(作詞・作曲:江口直人/編曲:田代修二)
3.一匹狼のブルーズ(オリジナル・カラオケ)
4.あれれ(オリジナル・カラオケ)
DVD付き
品番:TECA-25035
【収録曲】
1.一匹狼のブルーズ
2.一匹狼のブルーズ(オリジナル・カラオケ)
【DVD収録内容】
『一匹狼のブルーズ』ミュージックビデオ
真田ナオキ『Nina(ニーナ)』
発売中
価格:各¥1,550(税込)
ピンクスネイク盤
品番:TECA-25011
【収録曲】
1.Nina(作詞・作曲:吉幾三/編曲:矢野立美)
2.昔・・・中州で(作詞・作曲:吉幾三/編曲:矢野立美)
3.Nina(オリジナル・カラオケ)
4.昔・・・中州で(オリジナル・カラオケ)
ブルーストライプ盤
品番:TECA-25012
【収録曲】
1.Nina
2.羽根を下さい(作詞・作曲:吉幾三/編曲:杉山ユカリ)
3.Nina(オリジナル・カラオケ)
4.羽根を下さい(オリジナル・カラオケ)
JD盤
品番:TECA-25013
【収録曲】
1.Nina
2.一匹狼のブルーズ(作詞:増子直純/作曲:上原子友康/編曲:田代修二)
3.Nina(オリジナル・カラオケ)
4.一匹狼のブルーズ(オリジナル・カラオケ)
エンヤコラ盤
品番:TECA-25018
【収録曲】
1.Nina(作詞・作曲:吉幾三/編曲:矢野立美)
2.エンヤコラブギー(作詞・作曲:ゆあさみちる/編曲:田代修二)
3.Nina(オリジナル・カラオケ)
4.エンヤコラブギー(オリジナル・カラオケ)
ギクシャク盤
品番:TECA-25019
【収録曲】
1.Nina(作詞・作曲:吉幾三/編曲:矢野立美)
2.ギクシャク(作詞:岩井薫/作曲:梶原茂人/編曲:田代修二)
3.Nina(オリジナル・カラオケ)
4.ギクシャク(オリジナル・カラオケ)
真田ナオキ ファースト写真集『One Night Stand』
発売中
撮影:
中山雅文
価格:
¥3,850(税込)
判型:
A4判
頁数:
オールカラー 96P
ISBN:
978-4-09-682504-4
発行:
小学館
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