『東京砂漠』&八代亜紀の“哀愁の歌声”を大解剖! BS日テレ「やっぱり、歌が好き ~にっぽんの名曲 解体新書~」収録現場独占取材レポート

2026.1.29

演歌・歌謡曲の名曲やヒット曲の魅力をさまざまな視点から掘り下げ、音楽ファンのみならず業界内でも高い評価を集めているBS日テレ『やっぱり、歌が好き ~にっぽんの名曲 解体新書~』前川清田川寿美をゲストに迎えて行われた、2026年2月5日(木)放送回の見どころをお届けする。


出演者は、MCの武田真一市川由紀乃、そして応援サポーターの原田波人。今回のゲストは、内山田洋とクール・ファイブ『長崎は今日も雨だった』『そして、神戸』『東京砂漠』、ソロでは『雪列車』『男と女の破片』などの大ヒット曲で歌謡界を牽引してきた前川清と、『女…ひとり旅』『女人高野』などのヒット曲で知られる女歌の名手・田川寿美を迎えた。

出演者の歌唱やトークを通じて、演歌・歌謡史に残る名曲やヒット曲の魅力をとことん深掘りして紹介する本番組。スペシャルゲストの前川清田川寿美はもちろん、MCの市川由紀乃もオリジナル曲を披露する。番組メインコーナー「名曲大解剖」では、前川清の代表曲『東京砂漠』を徹底解剖。また、「歌手・八代亜紀 “哀愁の歌声”」と題し、歌謡史に残る数々のヒット曲を残した演歌歌手の1人で、2023年に逝去した八代亜紀の歌声の魅力をひも解いていく。

©BS日テレ

片時も目を離せない豪華共演の歌唱コーナー

本番組の歌唱コーナーは、前川清田川寿美のオリジナル曲を特集。前川清は、生きづらい時代への思いをつづった『風潮』、続いて田川寿美との共演で『長崎は今日も雨だった』を披露。さらに、カバーアルバム『My Favorite Songs』シリーズに収録されている『京都から博多まで』市川由紀乃とともに歌い上げる。

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また、田川寿美がデビュー曲『女…ひとり旅』『悲しいめぐり逢い』をドラマティックに披露。長年慕っていた姉弟子の八代亜紀への敬意を込めて歌い上げた『おんな港町』では、情感豊かな歌声でスタジオを引き込み、深い余韻を残していた。ステージの最後まで存在感を放った、渾身のパフォーマンスにぜひご注目いただきたい。

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さらにMCの市川由紀乃『朧』をはじめ、前川清『雪列車』八代亜紀『舟唄』をカバーするなど、この番組でしか見られない歌唱シーンも盛りだくさん。“演歌Z世代”として今後の活躍が期待される原田波人も、田川寿美『みれん海峡』八代亜紀『愛を信じたい』を歌い紡ぐ。

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前川清と田川寿美が明かす「歌手人生の転機・挑戦」

トークコーナーでは、前川清田川寿美「歌手人生における転機・挑戦」に焦点を当てた話題からスタート。前川清は、坂本龍一が作曲を手がけたソロデビュー曲『雪列車』の貴重なレコーディング秘話や、福山雅治から提供を受け新境地に挑んだ一曲『ひまわり』にまつわるエピソードを披露。その経験から、歌い手として新たな挑戦をする際の心構えを明かすと、共演者たちも深くうなずきながら耳を傾けた。

一方の田川寿美は、歌手としてのイメージを一新する大きな転機となった『女人高野』の制作秘話を振り返る。その挑戦の軌跡を明かしながら、当時は語れなかった思いや学びを語る。

トークの途中には、世代の異なる出演者たちがプロの歌手としての経験から得た価値観を語り合い、互いの考えに共感し盛り上がる場面も。ステージや一般的な歌番組では聞けない、歌い手による本音トークが次々と飛び出し、視聴者にとっても聴き逃せない時間になるだろう。

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昭和時代を彩ったムード歌謡『東京砂漠』を大解剖! 一同驚きの深掘り解説も

トークのメインコーナーでは、歌謡史に残る大ヒット曲『東京砂漠』を徹底解剖! 日本の歌謡史を研究している日本大学教授・刑部芳則が、明るいイメージの東京が影を落とし始めた1970年代の時代背景を踏まえ、「東京」「砂漠」という対照的な言葉を組み合わせたタイトルに込められた世界観や、当時の人々の心を引きつけた楽曲の魅力をひも解く。

また、クラシック作曲家の青島広志が、内山田洋が生み出した『東京砂漠』のメロディーを徹底解説。街と人の風景を浮き彫りにする独特の音階やクール・ファイブの特徴的なコーラスに着目し、曲の真髄に迫る。VTRを見ていた出演者が驚いてしまうような、目を見張る新視点の解説にご注目いただきたい。

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さらに、作詞家・吉田旺が、作詞に苦戦していた時期に“降りてきた”という制作秘話を告白。前川清も思わず目を見開いたエピソードは、歌謡ファンならずとも引き込まれるはずだ。コーナーの締めくくりには、前川清原田波人『東京砂漠』を披露。一夜限りの異色コラボでどんなハーモニーを聞かせてくれるのか、ぜひお見逃しなく。

番組は続いて、“哀愁のハスキーボイス”八代亜紀の魅力を解剖。作曲家・青島広志による歌声の分析VTRを受けて、出演者が八代の魅力についてトークを展開すると、作曲家・鈴木淳のもとで学び、妹弟子として長く交流のあった田川寿美と、親交があった前川清が、その素顔と温かな人柄を回想。ファン必聴の貴重なエピソードを語った。

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そして話題は前川清『そして、神戸』へ。阪神・淡路大震災のあった1995年に前川が紅白歌合戦で披露し、その歌詞が多くの人の胸に刻まれた一曲としても知られている。時代を超えて人の心に寄り添い、背中をそっと押してくれる“歌の力”についてトークを展開すると、その想いを受け継ぐように、エンディングでは出演者全員による『そして、神戸』の歌唱が実現。

本番組は、異色の歌唱共演に加え、歌手それぞれの本音が垣間見える深掘りトークまで、見どころが詰まった構成に仕上がっている。

名曲はなぜ時代を超えて生き続けるのか。その答えを多角的にひも解くBS日テレの音楽番組『やっぱり、歌が好き 〜にっぽんの名曲 解体新書〜』は、2026年2月5日(木)20時〜21時54分に放送予定。

名曲の“再発見”が詰まったひとときを楽しまれたい。

前川清 コメント

――今回の収録はいかがでしたか?

歌を深掘りするというのは、今までにないタイプの歌番組だと思いました。歌い方について評価されることはまずありませんので、自分の歌がこういうふうに受け取られていたのかと知ることができました。

――共演者の方と一緒に歌われていかがでしたか?

原田波人さんのような若い歌手の方も含め、皆さんと共演してみてそれぞれ「いい声してるな」と感じました。普段あまり緊張することはありませんが、今回はいい意味で緊張感がありました。歌うとき、正直ちょっと適当な時もあるんですよ(笑)。でも今回は、ちゃんと歌わないといけないという気持ちが久しぶりに芽生えた印象です。

逆に、人から評価されることで、それを気にしすぎて歌いづらくなるのでは…とも思いました。歌い方について考えさせられる部分も出てきて、「何も聞かずに今まで通り歌っていたほうが良かったのか」「聞いたから迷うのか」と、自分の中で少し揺れるものがありました(笑)。それも含めてとても楽しかったです。

――『東京砂漠』の深掘りコーナーでは、作詞を手がけた吉田旺先生の制作秘話を初めてお聞きになったそうですね。

はい、吉田先生の話は初めて聞きました。歌の分析もとても楽しく、面白かったです。何度も聴いてきた曲なのに、いろいろなお話を聞きながら改めて聴くと、また違う気持ちになりますね。

私の歌の中でも、心に染みる歌や「いい歌だな」と思いながら歌っているものがありますが、『東京砂漠』はむしろ皆さんに愛されている曲で、「やっぱりいいね」とよく言われます。歌っていてもやっぱりいいそうです。メロディーのメリハリやアレンジ、歌詞、クール・ファイブのコーラス…それらが合わさって『東京砂漠』の世界観ができているのだと思います。その中には、吉田先生が描いた女性の気持ちも確かに込められているのでしょうね。先生の話を聞いて、この歌に対して新たな思いが芽生えました。

田川寿美 コメント

――今回の収録はいかがでしたか?

すべてが生き生きとしていました。生バンドによる演奏や、スタッフの皆さん、環境、そしてトークの内容まで“今を生きている”と感じられて、とても幸せで楽しい時間でした。

――歌を深掘りするコーナーはいかがでしたか?

とても興味深く、刺激的でした。前川清先輩とはデビューの頃からご一緒していますが、当時の私はまだ10代で、先輩方はとても距離の遠い存在でした。今のようにフランクに会話できる雰囲気ではなかった時代ですから、憧れつつも近づけない感じがありました。だからこそ、今日このタイミングでお話を伺えたことは、年齢を重ねた今の自分にとって身に染みるもので、とても勉強になりました。

――前川さんと『長崎は今日も雨だった』を歌唱されましたね。

なかなか歌う機会のない曲ですし、前川さんは男性の中でもキーが高く、独特の節回しをされますので、どう歌おうか悩みました。ただ、それこそが皆さんに愛される前川先輩の魅力ですから、私なりにその魅力を表現できるように歌わせていただきました。

――今日の収録では八代さんのお着物をお召しになっていたそうですね。

はい。実は何枚かお着物を頂いたのですが、着ていると八代さんがそばにいるような感じがします。もっと深いお付き合いのある先輩方がいらっしゃると思っていたので、お着物の話で声をかけていただけたことが本当にうれしくて。八代さんを含め、ずっと戦ってこられた先輩方の背中を見て憧れ、歌の世界に夢を抱いて歩んできた私にとって、頂いた八代さんの着物はお守りのような存在です。

――八代さんの代表曲『おんな港町』を披露されました。

ずっと女歌を歌ってきた私のオリジナル曲のレパートリーには、『おんな港町』のような歌がありませんでした。この曲は弾むようなリズムがあって、港演歌といっても、その切なさをカモメやブイの音が吹き飛ばすようなメロディックな世界観があります。私にとって憧れの1曲で、「同じような歌を作ってください」とお願いして生まれたのが、『ここは港町』でした。それほど『おんな港町』は大好きな歌でしたので、今日は歌えて本当に良かったです。

「やっぱり、歌が好き 〜にっぽんの名曲 解体新書〜」放送情報

放送日時:
2026年2月5日(木)
20:00〜21:54

放送局:
BS日テレ

MC:
武田真一/市川由紀乃

ゲスト:
前川清/田川寿美

応援サポーター:
原田波人

番組ページ:
https://www.bs4.jp/yappariutasuki4/

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