永井みゆき 独占インタビュー 「幼稚園くらいから将来なりたいものは演歌歌手だと言っていたんです」

2019.8.27

大阪府・岸和田出身の永井みゆきは、1989年に『関西演歌大賞』でグランプリを獲得したのをキッカケに、92年、高校1年生の時に『大阪すずめ』でデビュー。その後は演ドル(演歌を歌うアイドル)などと呼ばれたり、『愛ラブSMAP!』に出演してコントにも挑戦したり、様々なことに挑んできた。そんなチャレンジ精神旺盛な彼女が、6月に発売したシングル『おんな泣き港』では挑んだものとは――!?

一番心が動かされるのはやっぱり演歌を歌うこと

――父親が演歌好きだったのもあり、4歳くらいの頃に川中美幸さんの『ふたり酒』を歌い始めたという永井さん。

中森明菜さんとか他にもたくさんいろいろな曲は聞いていましたが、初めて覚えた曲は『ふたり酒』でした。♪おまえと酒があればいい♪って、歌詞の意味もわからずに歌ってましたね。とにかく歌ってみると演歌のこぶしが一番気持ちいいし、着物がもともと好きで着物姿で歌えるのもいいなと思って、幼稚園くらいから将来なりたいものは演歌歌手だと言っていたんです

――子供時代は地元のカラオケ大会などに出演をくり返したという。

初めて出た大きな大会は『関西演歌大賞』(89年)。これでグランプリを取ったことでトントン拍子に話が進んだんです。翌年作詞家のたかたかし先生からお声をかけていただいて、中学3年生で上京。1年修業して高校1年生で『大阪すずめ』でデビューすることになりました

 

――デビューした頃は、“演ドル”と呼ばれて、お天気お姉さんからコントまで、いろんなことにチャレンジした。

ただ私がデビューした頃は田川寿美さん、大石まどかさん、みずき舞さんとか、高校生や10代でデビューした人が多く、“演ドル”なんて呼ばれてましたね。ちなみにデビュー前に演歌に合わせて気象情報をお伝えする“歌うお天気おねえさん”を千葉テレビでやっていたこともあります。デビューしてからはSMAPさんと共演させていただいてコントをやったり、米米クラブさんのアルバムに参加したり、カーペンターズの『トップ・オブ・ザ・ワールド』みたいな曲を歌ったこともあります。本当にいろいろなことに挑戦してましたね

――それでも一番心を動かされたのはやはり演歌を歌うことだった。

川中美幸さん、坂本冬美さん、石川さゆりさんと、自分が憧れた先輩方の歌を歌わせていただくうちに自然とこぶしも回っていて。私、後からこぶしの回し方を覚えたんです

――そんな永井さんが6月19日に発売されたシングル『おんな泣き港』で挑んだこととは。

今までは支えてあげたいような女性が主人公の歌が多かったんです。でも今回はすごい情熱的な強い女性で、別れた男性のことを忘れられず、1番で別府、2番で明石、3番で千葉の館山まで追っていくんです。しかも作曲の徳久広司先生から『もうひと味欲しいからちょい悪な女性にしてみたら』とアドバイスをいただきまして。そういう女性をイメージして歌い出しと最後の部分に初めて“うなり節”を入れてみたんです。それに1曲の中に3つの世界が出てくるのも初めてでしたし。少し今までと違う世界を歌わせていただいてます。ノリの良い曲ですし、ファンの皆様も面白いところで掛け声を入れてくださったりして、生で歌うとすごく盛り上がる曲になりました

――これからも年を重ねるごとに歌える曲の世界を広げていくのが夢なのだそう。

デビュー15周年の時、故郷・岸和田のだんじり祭りでだんじりを引く男性を支える女性の曲を書いていただいたので、今度はだんじりを引く男性の歌を歌ってみたいんです。歌いたい世界はどんどん広がりますね。9月には憧れの川中美幸さんメインのレインボーコンサート「川中美幸と歌の仲間たち」に出演させていただきますし、10月には「山野楽器 演歌まつり 元祖 “ぎんざ演歌まつり2019” 秋の部」に上杉香緒里さん、山口ひろみさんと共に結成したレインボーうさぎ組で出演するので、楽しみにしていただければと思います

出演情報

『歌謡曲の匠』

放送チャンネル:BS12(トゥエルビ)

放送日時:2019年9月24日(火)5:00~5:29

番組ホームページ:https://www.twellv.co.jp/program/music/kayou-takumi/

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