今年、デビュー35周年を迎えた大石まどかが、記念曲『行き暮れて』を10月28日にリリース! 「何歳になっても『まだまだ歌いたい!』と思っている歌手でいたい」

2026.10.28

1992年2月に『恋のしのび雨』でデビューし、今年35周年を迎えた大石まどかが、10月28日にデビュー35周年記念曲となる『行き暮れて(ゆきくれて)』をリリースする。前作『待ちわびて』に続き、作詩 星川裕二・作曲 杉本眞人・編曲 佐藤和豊の布陣で臨む大人の恋愛を描いた本作は、男女互いの気持ちを分かりあいながらも歩み寄れない切なさを表現した物語になっている。カップリングには、大石と同じく北海道出身の双子ボーカルユニット「VOICE」による、恋人の別れを切なく描いた『初雪』を収録。35周年を迎えた大石に、この35年の歩みや新曲に込めた思い、ライフワークとして続けている「生ラ!」や趣味のネイルなど、たっぷりと語ってもらった。


――デビュー35 周年おめでとうございます。まずは今のお気持ちをお聞かせください。35 年という年月を振り返って、どのようなことを思われますか。

「周年」と言うのは、長年続けてきた歌手人生の通過点と思ってきました。当たり前のように歌えてきた今までとは違って、35 年間歌い続けて来られたことに今は改めて、お客様、関係者、すべての人に感謝の気持ちでいっぱいです。

『行き暮れて』は、故郷函館を舞台に『待ちわびて』を書いてくださった両先生(杉本眞人先生、星川裕二先生)に書いていただきました。かつて東京で暮らしていた2人が、大都会を離れる決断をし、穏やか幸せな生活が始まり3度目の冬。彼は東京へ戻りたい、彼女はこの穏やか暮らしを壊したくない、それでも彼の気持ちを尊重したい気持ちに悩み、途方に暮れる彼女。といった内容で、大人の恋愛を描いた歌です。

――35 周年記念曲『行き暮れて』を初めてお聴きになった時の率直な感想を教えてください。

杉本眞人先生のデモ4 曲の候補曲があって、歌唱キー合わせの際に、杉本先生のギター演奏で4曲を何度もディレクターさんとスタッフさんにも聞いてもらい、挙手制で決まった曲になります。私は別の曲になるだろうな、と予想していたのですが、関係者は満場一致で『行き暮れて』になりました。

――男女それぞれの想いが交錯する切ない物語が描かれていますが、特に共感した部分や印象に残った場面はありますか。また、今の大石さんだからこそ表現できる魅力はどのようなところにあると思われますか。

今の年齢になったからこそ、求める愛ではなく、相手を思いやる「愛」を歌える年齢になったのかな…と思います(笑)

――レコーディングの際に意識したことや、裏話があれば教えてください。

レコーディングは杉本先生にそのままで良いと言っていただきました。20 代の頃から私の良いところ、悪いところすべてをわかってくださっている杉本先生が作ってくださった歌なので、先生には(私が)どう歌うかがわかっていらっしゃったと思います。

――ミュージックビデオはどのような作品ですか。こだわりのポイントや、「ぜひここを見てほしい」シーンを教えてください。

今回のMV はハウススタジオで撮りました。20 代の頃からミュージックビデオを撮っていただいている撮影スタッフさんだったので、すべてお任せ。綺麗に撮っていただきました(笑)見どころは…函館の景色も詰め込んでストーリーに沿った映像に仕上げていただいているところでしょうか。

――『初雪』はどのような印象を持った作品でしょうか。初めて楽曲を聴いた時の感想をお聞かせください。

『初雪』も函館を舞台にした歌です。今から25 年くらい前に、同郷北海道出身の双子デュオ『VOICE』に書いていただいたデモ音源を大切に持っていました。いつか世に出したいと思っていたので今回、発売できることになり嬉しく思っています。

――恋人との別れを描いた作品ですが、歌詞やメロディーの中で特に心を動かされた部分はありますか。

『初雪』は20 代が求めるような淡い恋愛ソングになっています。出だしの1音目から既に切なく聞こえてくる旋律が初雪という単語にマッチしていると思いました。

――『初雪』というタイトルから連想する、ご自身の思い出や忘れられない冬のエピソードがあれば教えてください。

『初雪』で思い浮かぶ風景は、地元函館市の坂の多い元町エリアです。雪の思い出…家族とのスキー、子供の頃に五稜郭公園でのスキー、ソリで遊んだことを思い出します。

――北海道ご出身の大石さんにとって「雪」はどのような存在でしょうか。作品を歌う中で故郷を思い出すことはありましたか。

雪は北海道の人間にとっては、生活の中に組み込まれている存在です。この歌を歌うと函館のあちこちの風景、元町、外人墓地、五稜郭公園は、私の庭と言えるくらい毎日遊んでいた場所で、その中でも雪は遊びのアイテムでした。

――『行き暮れて』と『初雪』、それぞれカラオケで歌う際のポイントを教えてください。

『行き暮れて』は、歌い出しから聞いている方に風景が浮かんでくるように、ドラマが浮かぶように淡々と言葉を伝える感じ。サビはリズムに乗せて少し明るめの声、音で歌うことがポイントです。

『初雪』は全体的に明るいトーンの声で歌って、サビは同じような言葉が繰り返されるので一つ一つ言葉を大切に歌うことが大切かな、と思います。

――1992 年『恋のしのび雨』でのデビューから35 年。これまでの歌手人生の中で、「あの出来事があったから今の自分がある」と思える転機やターニングポイントを教えてください。

ターニングポイントは幾つかありますが、近いところでは『待ちわびて』の楽曲を作る際に、長年プライベートでもお世話になっている杉本眞人先生に、直接お電話をして作曲のお願いをしました。2 人で食事をしながらどんな歌を歌いたいか、ということを具体的に想いを伝えて出来上がった歌です。まだコロナ禍から開けて間もない時に、なかなか皆さんに生の歌声を届けることができなかった頃から、たくさんの皆さんに歌っていただき応援していただきました。

――新人賞受賞や番組出演、観光大使などさまざまな活動を経験されてきましたが、ご自身にとって一番印象に残っている出来事は何ですか。

思い出してもたくさんあって、これ、と選べないのですが、イベントでは故郷の函館で『一日消防署長』を拝命して母校『函館白百合学園』に消防訓練に行ったことです。テレビ番組でも、『ものまね王座決定戦』(フジテレビ系)出場2 度目で優勝して、優勝賞品のハワイ旅行を両親へプレゼントできたことです。

函館の一日消防署長 学生時代の恩師と

――デビュー当時のご自身と現在を比べて、最も変わったと感じる部分はありますか。

体力、体型でしょうか(笑)

――逆に、35 年間変わらず大切にしている信念や想いを教えてください。

その時その時の自分の気持ちを歌に込めています。聴いてくださる方に『この歌、いいな』と少しでも思ってもらえたら、それが一番嬉しいです。

――長年第一線で活躍を続けられる原動力は何でしょうか。

第一線なんておこがましいですが、やはり歌うことが好きだからだと思います。そして、ずっと応援してくださる方がいて、待っていてくださる方がいる。それが本当に大きな原動力だと思います。

――最近ハマっていることや夢中になっていることはありますか。

ネイルアートは趣味から資格をとりたいと、今はネイルスクールに通って、ネイリスト協会ジェルネイル検定初級・ネイリスト資格3 級を取得しました。ネイルをしている時は無心になれる楽しい時間です。

ネイリスト検定証

――休日はどのように過ごされることが多いですか。

あまりアウトドア志向ではなく、一日中家の中にいることも多いです。

――趣味のネイルアートや特技の社交ダンス、大石さんにとっての魅力を教えてください。また、歌手活動にも活かされていると感じますか。

ネイルが綺麗になると気持ちが上がりますし、社交ダンスはテレビで踊らせていただいたりすることもあり、姿勢が正しく健康にも良いので皆さんにオススメです。

――ファンの皆さんが知らない意外な一面やマイブームがあれば教えてください。

先程もお話ししましたが、活動的なアウトドア派に見えてるかな?と思いますが、実は机に向かってずっと何かをすることが大好き。例えば裁縫とか…没頭しすぎて、何時間でも過ごせます。

――35 周年を迎えた今、これから新たに挑戦してみたいことはありますか。

さまざまなジャンルの歌を幅広く歌いたいです。

――今後の歌手人生で実現したい夢や目標を教えてください。

毎年、生演奏のライブ「生ラ!」を続けることが目標です。

――ライフワークとして続けている「生ラ!」への思いや、35 周年ライブへの意気込みをお聞かせください。

『生ラ』を初めて14 年目になりますが、私自身が楽しめる構成をご提供して、お越しになっている皆さんと楽しめる特別な空間にしたいと毎回頭を悩ませながらステージを考えています。

――これからどのような歌手であり続けたいと考えていますか。

年齢を重ねていく中で、いろんな経験をして、それがちゃんと歌に出る歌手になりたいです。『この歌、大石まどかが歌うと違うね』って思ってもらえるような。演歌だけじゃなく、いろんなジャンルにも挑戦していきたいですし、何歳になっても『まだまだ歌いたい!』と思っている歌手でいたいです。

――最後に、35 年間支えてくれたファンの皆さま、そして「うたびと」読者へメッセージをお願いいたします。

支えてくださっているファンの皆様には本当に感謝しても足りないぐらいです。一生続ける仕事として入った歌の世界、思い悩む時間もありましたが、今があるのはファンの皆様、スタッフの支え、そして歌手の先輩をはじめ、後輩や、たくさんの皆様との時間が私にとっての大切な時間です。これからは、今まで以上により丁寧に楽しく歌を歌っていきたいと思います。今後とも、どうぞ末長く大石まどかを支えていただけたら嬉しいです。

大石まどか デビュー35周年記念曲『行き暮れて』

大石まどかデビュー35周年記念曲『行き暮れて』

2026年10月28日(水)発売

品番:COCA-18348
価格:¥1,700(税込)

【収録曲】

1.行き暮れて (作詩:星川裕二/作曲:杉本眞人/編曲:佐藤和豊)
2.初雪 (作詩:別所秀彦/作曲:別所芳彦/編曲:ワキマル・ジュンイチ)
3.行き暮れて(オリジナル・カラオケ)
4.初雪 (オリジナル・カラオケ)
5.行き暮れて(オリジナル・カラオケ)
6.初雪(半音下げカラオケ)
7.行き暮れて(半音下げカラオケ)
8.初雪(半音下げカラオケ)

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