”純烈”公認の弟分が爆誕!ボーカルグループLAST FIRST(ラストファースト)目指すはファンと共に武道館

2019.11.20

高い歌唱力とパフォーマンス力でデビュー前からプロ野球広島戦のマツダスタジアムにて国家斉唱を務めるなど話題のイケメン3人組ボーカルグループLAST FIRST(ラストファースト)が11月20日発売の『応援歌』でメジャーデビューし、同日にそれを記念したデビュー後初ライブを六本木・morph-tokyoにて開催した。

 

LAST FIRSTはYOUSUKE(38)、OSA(39)、GACKY(39)の3人からなるグループでそれぞれ別々のグループなどで音楽経験を重ねたのち、2016年に結成した。特にリーダーのYOUSUKEはオリコンチャート1位を記録した、リュ・シウォンの『桜』(2014)や、赤西仁、西内まりやなどのアーティストへ楽曲提供を行ってきた作曲家としての顔も持つ。

 

この日は、夜のライブに先だって、昼に関係者向けにお披露目ミニライブを行い、デビュー曲『応援歌』などを披露。先着50名で募ったファンで会場は満席だ。

左からOSA、YOUSUKE、GACKY

元々はライブハウスなどを中心に活動してきた彼らだが、昨年末ごろから事務所の社長の勧めもあり、健康センターや大衆演劇などを中心に活動。今年だけですでに200近くの公演を行ってきたと話す。最近では各地のレコードショップなどでキャンペーンを行い、徐々にファンを増やしてきたこともあり、会場に駆け付けたファンとの息もばっちりだ

歌への感謝の気持ちを込めて作られたという『ありがとう』を披露すると、

1部(マスコミお披露目ライブ)は固い感じでいこうかなと思います

とYOUSUKEが話すと、

リーダーが(緊張で)固くなっているだけや!

と、残り2人が総ツッコミ。3人の掛け合いもバッチリだ。

続いて、リーダーの緊張をほどくがごとく観客とともに楽しめるようにと作られた曲『カンチョリーッス』をGACKY発案のフリと共に熱唱するとファンらも楽しそうに体を揺らす。

 

さらに健康センターなどでの評判が良い『なごり雪』のカバーを披露すると、ここで所縁のあるアーティスト達からのお祝いのコメントがスクリーンにて流される。

高橋ジョージ、リュ・シウォン、城田純、城田優、TEE、狩野英孝、森崎ウィンらがお祝いのコメントを寄せる中、純烈は「すぐ売れるなよ!いきなり(おれたちより)売れたらシバくぞ!」と愛のある冗談を交えながら「メンバー、スタッフ、ファンの方々と力を合わせて頑張ってほしい」と公認の弟分へエールを送った。(公認の弟分:今年の年初に純烈にステージにあげてもらい、リーダーの酒井から直々に「弟分でいいのでは」と言われ、その場にいたファンらも受け入れてくれたため

 

歌手だけでなく、俳優や声優、お笑い芸人など幅広い交友関係からもメンバーそれぞれのアーティストとしての活動の長さが窺える。

YOUSUKEはボーカルユニットGiFTのメンバーとしてメジャーデビューし、2009年解散以降も本名の竹本洋介名義で2枚のアルバムをリリースしている。

OSAは幼少時より音楽の先生だった母の影響もあり聖歌隊で歌っており、上京後はEXILEらが所属するLDHでレッスンを重ねたのち、R&BコーラスグループJoysのメンバーとしてデビュー。解散後は2年ほど音楽から遠ざかっていた時期もあったそう。

GACKYは地元広島で7人組のバンドBACKLASHで活動し、上京後解散。ソロで活動している時に、LAST FIRSTに出会い、そのカッコよさに惚れ込み、アプローチの末、加入した。

 

デビュー曲『応援歌』はそんな彼らのルーツに関係した曲。

この10年間、それぞれの活動の中で音楽から離れるべきか悩んだ時もあったが、仲間やファンの方々が応援してくれたからここまでやってくることができた」とYOUSUKE。

 

最後は「応援が背中を押してくれたので今度は僕たちが応援する番。エールの交換です」という思いを込めた『応援歌』を披露し、お披露目ミニライブは幕を閉じた。

平均年齢38.6歳でメジャーデビューというのは、決して若いとは言えないだろう。

それぞれ相当な苦労を積んできたことも窺える。活動の場を健康センターなどに変えたのも生半可な覚悟ではなかっただろう。しかし、本人達も語っているが、親交のあるアーティストからのお祝いメッセージや会場に駆け付けたファンらの熱量、熱いまなざしや目頭を熱くする関係者たちの姿を見れば本当に愛され、応援されてきたことがすぐに分かる。

 

目指すは”ファンとともに武道館”。

 

純烈は2年連続紅白出場という偉業を成し遂げた。純烈と違うところはライブハウスでの経験や自分たちで作詞作曲をしているところだと語る。

アツい男たちがコツコツと実績を積み重ねた末、ファンとともに武道館で喜びの涙を流す姿を見たいと思わないか。

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