音のヨーロー堂店主・松永好司のこれを聴け!~竹島宏~

だんだんと暖かくなって来た今日この頃……。
浅草ではお花見の賑わいも収まりました。店頭では新曲のリリースも増え、キャンペーンも真っ盛り。
今の時期、各地で演歌・歌謡歌手のキャンペーンも行われています。屋外のステージも今は見頃!
キャンペーン未経験の方、ぜひ行かれてみてはいかがでしょうか?
さて、今回は最近私がハマっているあの曲をご紹介しちゃいましょう!
その曲とはズバリ!
竹島宏さんの「噂のふたり」です。
初めて観た生歌唱で衝撃を受けたのです!
事前に試聴盤では聴いていたのですが、当店のキャンペーンにてド派手な衣装で歌い、踊る姿!お客様とのコール&レスポンス!
もうこれは旧態依然の演歌歌謡曲ではない!まさに新元号「令和」にふさわしい新たな演歌歌謡界の幕開け!と感じたのですよ!
世代的にも「ベストテン」世代の私にはドハマりの楽曲!平成を飛び越え、昭和に逆戻りしたようなカッコいいサウンド!まさに昭和のアイドル全盛の頃にタイムスリップしたよう!!!
歌詞だってタイトル通り。在りし日の自分に戻ったような“青春真っ只中の胸キュンストーリー”(死語かな?)
そして!そして!!あのダンス!
不器用ながら、楽しそうに一生懸命踊る姿が観る側を魅了させるのです。
これだって昭和のアイドルを彷彿させるほど!このダンスこそ竹島クンにしかできないダンス!
そもそもこの「噂のふたり」は、前作「恋街カウンター」から始まった「踊らされちゃう歌謡曲」シリーズ第二弾!
なんてキャッチーで的確なコピーだ!
私もPV(プロモーションビデオ)を観ながら振付を覚えて、いつかカラオケで披露しようと思っているほど!
今の竹島クンすごく輝いてる!
っていうかそもそも竹島クンそんなキャラじゃなかったよねぇ~(笑)。
もうデビューから16年も経つんですね。
お付き合いは当時、私が歌番組のコーナー司会をしていた頃、ご挨拶に来てくれた竹島クンはまさに紅顔の美少年。
気怠そうに微笑む姿はまさにオンリーワンの魅力を持つ人だなぁというのが第一印象。
メジャーデビュー前にインディーズでリリースしていた楽曲「濡れて帰って」は、どこか影のある感じの歌い方で、まだ若いのにいい雰囲気持ってるな、という印象でした。
しかも当時では珍しい明治大学卒業の演歌歌手。
「お!オレの後輩じゃん!!」
と、勝手に親近感。立場は違えど、それ以来ずっとこの演歌歌謡界で共に生きてきた。
メジャーデビューが決まって一緒に喜んだことは今でも鮮明に覚えています。
デビューイベントは浅草の花やしきだったなあ……。
メジャーデビューからしばらくして開催した渋谷公会堂でのソロコンサート以来、色々な場所でご一緒しましたよね。
順風満帆に見えるスター街道の陰には苦労や努力もあったよね……。
そんなことを思い出しながらテレビや雑誌で活躍する竹島クンを観てホントに勝手に嬉しがっています。
やっぱり、これぞレコード店主の醍醐味だなぁ。
この曲で独自のジャンルを確立し、またまた新たな活躍に大期待です!
音のヨーロー堂
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