中澤卓也のスニーカー道【第1回】~コレクション編~
――相当うれしかったのですね(笑)。スニーカーの箱も保管しているのですか?
中澤:そうですね。こんな感じでジャンル分けして保管しています。違う箱に入ってしまうのがいやで、ラベルも表向きにして置いています。
――とても几帳面ですね!(笑)スニーカーのほうはもっと大事に?
中澤:スニーカーは、また別のスニーカー用のクリアボックスに入れています。こんな感じで。
――圧巻ですね……!
中澤:これもただ入れるだけでなく、それぞれに乾燥剤が入っています。また、履いた後はこのようにして湿気をとってから入れています。
――何か挿さっていますね?
中澤:これはJASON MARKKというブランドが出しているのですが、ヒノキが入っているんです。これをスニーカーに挿すことによって湿気や熱などを吸収してくれるんですよ。履いた後は一晩、これを挿してからケースにしまいます。
――相当大切にされていますね!玄関にスニーカーは置いてないのですか?
中澤:もうこんな感じでスッキリです(笑)。
――こんなスッキリな玄関初めてみました(笑)。スニーカー好きの方でも履かずに飾るだけの方も大勢いるかと思うのですが、中澤さんは全部履いていて、1足1足丁寧にケアしていてすごいですね。
中澤:履いてあげることが愛だと思っています。ほかにもこれらのケアグッズを使って、時間がある時にまとめて磨いたりしていますね。
中澤:この真ん中にある、QUICK WIPESはいつも持ち歩いています。ウェットティッシュのようになっていて、汚れをとるだけでなく艶出しもしてくれるのでおススメです。必需品ですね。
――便利ですね!ケアするときのこだわりはありますか?
中澤:ピッカピカにするのはあまり好きじゃないんです。ピッカピカにすると味がなくなるんですよね。
存在感というか、演歌・歌謡曲でいう哀愁ですね。そこをスニーカーにも残しておきたいので、わざと少し汚れを残したりしますね。
――歌だけでなく足元にも哀愁を込めていたのですね。素敵です。
話題が変わってしまうのですが、そもそもどういったきっかけでスニーカーが好きになったのですか?
中澤:実は、これというきっかけはないんですよね。ストリートファッションも最初はぜんぜん興味なかったんです。
ただ、いまは兄も弟もスニーカーが好きですし、兄に関しては、ストリートファッション好きが興じてLafayetteというアパレルブランドで働いていますので、これはもう遺伝なんじゃないかと思います(笑)。
将来、自分の子供や奥さんにも受け継いで、全員でお揃いのスニーカーを履くことが夢ですね(笑)。
――それは素敵ですね~。ストリートファッションの女性は好きですか?
中澤:好きですね。女の子女の子しているよりは、ストリート系か大人っぽい感じの方が好きです。
――それでは、最後に、中澤さんにとってスニーカーの一番の魅力は何ですか?
中澤:ん~~~。難しいですね(笑)。絵を買う人と同じだと思うんですよね。キャンバスはすでにあるじゃないですか。このキャンバスに色々なデザイナーさんの想いが詰め込まれていくんですよね。同じモデルでもそれぞれ放つオーラは全く違いますよね。そういうところに惹かれてしまうんです。
実は、筆者もスニーカーファンなのだが、中澤卓也さんのスニーカー愛には驚かされた。
大量に所有するスニーカーをそれぞれ丁寧に履き、そして大事にケアしている姿からは几帳面な性格を垣間みることができた。そんな性格が歌にもあらわれているのか、あのどこか哀愁があり、美しく優しい歌声も納得だ。
ちなみにスニーカー初心者におすすめするスニーカーを聞いたところ、コーディネートに取り入れやすく、履き心地も良いNIKE AIR MAX 98をお勧めしてくれた。是非、NIKE AIR MAX 98を履いて中澤卓也さんのコンサートに行ってみてはいかがだろうか。
次回も乞うご期待!
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