新譜!にっぽんのうた~ノーカット編~髙瀬一郎『望郷歌』 ※本人コメント動画

2022.12.14

髙瀬一郎さんの新譜『望郷歌』について、ご本人にお話を伺いました。

チャンネル銀河での本放送では入りきらなかったインタビューの模様をうたびと限定でお届け!

髙瀬さんに新曲『望郷歌』の制作秘話から、髙瀬さんが観光宣伝大使を務める熱海市のエピソード、さらに多様な趣味のことまで、たっぷりと語ってもらいました。髙瀬さんが披露した浪花節も必聴です!

ノーカットのインタビュー動画はこちら。
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――新曲『望郷歌』のPRをお願いします。

この曲は荒木とよひさ先生の作詞で四行詩です。1番は母を、2番が友達、そして3番はふるさとの町を歌った歌で、船村徹先生の生誕90年記念曲です。この曲は約25年前に、ある歌手が歌う予定だったものを、私をスカウトしてくださった日本コロムビアの制作部長が、ずっと船村先生との約束で温めていたものでした。その曲を今回私が歌わせていただくことになりました。

――注目して聴いていただきたいポイントはありますか?

ふるさとの鹿児島を離れて40年が経ちました。ふるさとを心の支えにして生きていらっしゃる皆さまに、少しでもエールが届きますように歌っています。歌の間奏に、叙情歌の『故郷』が入っています。その部分を歌われる方は、ふるさとに思いを込めて歌っていただけたらと思います。

――作曲家の船村徹先生とのエピソードを教えてください。

いろんな方から船村先生の人となりを伺いますが、お母さんやふるさとを大事にしていらっしゃった方だと伺っております。私もその気持ちを、歌を通して伝えられればいいなと思います。

――髙瀬一郎にとってのふるさとはどこでしょうか?

ふるさと・鹿児島の桜島のことを思い出します。錦江湾(鹿児島湾)をカーフェリーで渡って、私はふるさとに帰ります。私のところは大隅半島にある町です。錦江湾を真ん中に、左が薩摩半島、右が大隅半島ですが、その大隅半島にフェリーで渡っていくときに、桜島がとてもきれいです。そしてその偉大さに、くじけちゃいけないなと背中を押されます。

――レコーディング時の裏話を教えてください。

私は物心がついた頃から、浪曲が大好きなおじいさんに、お風呂で浪曲を聴かされていました。うなったり、こぶしを回したりするのが好きですが、「今回はそういうのは置いておいて、素直に語るように歌ってください」と言われました。自分ではステージで目いっぱいこぶしを回したりうなったり声を張り上げたりしていますから、それを抑えるのが大変でした。

いろんな方に歌を聴いていただいて、「いろんな人たちの気持ちを逆に込めて歌える」「隙間を空けてくださった」と言われました。「髙瀬さん、そういう歌い方をしたんだね」と言ってくださいました。私の中では、物足りないのかな?と思っていましたが、お客さまは「自分の感情をそこに入れられる、いい曲だ」と言ってくださいます。

――カラオケのポイントを教えてください。

皆さまの幼い頃やふるさとの思い出を重ねて、近くの方に「こういう思い出があるよ」って語りかけるように歌っていただければと思います。そして間奏の『故郷』のところではいろんな思い出を思い出していただければ、感情を込められると思います。

――多様な趣味を持っているそうですね!

詩吟などをやっていて、新宿にある教室で、ピアノやタップダンスなど、いろんなことを教わりました。勉強をする時間がいっぱいありました(笑)。
僕はもともと宝塚歌劇が大好きで、シャンソンを並行してやっています。お客さまのニーズに応えて、いろんなものを舞台でできたらいいなと思って、今も勉強させていただいています。

――熱海市の観光宣伝大使を務めていますね。

僕はバブルがはじけるまで新宿に住んでいましたが、仕事がなくてたまたまニュースで、熱海にはシャッター通りが多いと目にして、僕も熱海で一から頑張ってみたいなという気持ちになって、25年ほど前に引っ越しました。そしてバブルのころは歌い手さんがいっぱい熱海に住んでいらっしゃったそうですが、僕が引っ越したころにはもう誰もおらず、熱海の歌手は髙瀬一郎だけでした。地元の方たちが「頑張れよ」と応援してくださり、今に至ります。

僕は熱海の好きなところはいっぱいありますが、ふるさとの鹿児島で海の近くで生まれたということもあって、海岸線が大好きです。熱海にはヨットハーバーがあって、そのすぐ近くにカフェテラスがあります。そこでコーヒーを飲むのが大好きです。僕はマンションに住んでいて、おかげさまで日当たりがいいベランダですから、ガーデニングに凝っています。今はクリスマスや年末に向かって、シクラメンをいっぱい育てています。今は室内だけではなく、ガーデンシクラメンなど、外で育てられるものがあるので、いろんな色のシクラメンを植えています。プランターで8個ぐらいいろんな種類を植えていますね。熱海でいろんな植物を育てていて、特に嬉しかったのは、黄色いハイビスカスが8年ぐらい毎年咲いてくれて、つい最近まで咲いてくれていました。やっぱり熱海は暖かいんだなと思いました。

――最近ハマっていることを教えてください。

温泉です(笑)。マンションの共同の大風呂があるので、そこの温泉が大好きです。朝と夕方に必ず入りますね。

――現在の夢を教えてください。

NHKホールに初めて立たせていただいたのが、昭和54年度のNHKのど自慢グランドチャンピオンに選んでいただいたときでした。頑張って『望郷歌』をヒットさせて、いつかはNHKホールで歌いたいなと思っています。

――最後にファンの方へメッセージをお願いします。

私はふるさと・鹿児島を離れて40年が経ちました。いろんなことがありましたが、僕の背中を押してくれるのはふるさとでした。ふるさとを心の支えに生きていらっしゃる皆さまに、少しでもエールが届きますように、『望郷歌』を歌ってまいります。ぜひ応援してください。

放送情報

放送チャンネル:CS放送チャンネル銀河

放送日時などの詳細は⇒https://www.ch-ginga.jp/detail/nipponnouta_gingaselection/episode.html?id=22395

髙瀬一郎『望郷歌』

発売中

品番:COCA-18040
価格:¥1,350

【収録曲】

1.望郷歌(作詞:荒木とよひさ/作曲:船村徹/編曲:伊戸のりお)
2.雨の夜あなたは帰る(作詞:吉岡治/作曲:船村徹/編曲:京建輔)
3.望郷歌(オリジナル・カラオケ)
4.雨の夜あなたは帰る(オリジナル・カラオケ)

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