新譜！にっぽんのうた～ノーカット編～おかゆ「ヨコハマ・ヘンリー」

2019.5.28

おかゆさんの新譜「ヨコハマ・ヘンリー」について、ビクターエンタテインメントの河村泰尚さんにお話を伺いました。

 

――まずは「ヨコハマ・ヘンリー」のPRをお願いいたします

5月1日にメジャーデビュー曲として発売いたしました。

おかゆが作詞作曲した曲です。彼女が昔、横浜に住んでいたこともあって横浜の街並みに思い入れが強いこともあり、横浜を舞台に米兵ヘンリーという架空の人物との恋模様を歌っています。

ポップなアレンジで歌いやすくなっているので是非カラオケなどで歌っていただけたらと思います。

 

――カラオケで歌う時のポイントを教えてください

♪ラ・ラ・ラ・ラ・ララバイ～　というフレーズを繰り返すのですが、“ラ”と発する際にたくさん息がでてしまいます。それを思い切りやっていると普通の歌詞の方が歌えなくなるので、なるべくそこで息をとっておくことがポイントかと思います。

 

――どのようにしてこの楽曲が作られたのですか？

この曲は、本人が「こうゆう曲ができました」と持ってきたところからはじまりました。

私は、歌詞について、恋模様のところでもう少しドキっとする歌詞をいれたらどうか、など話したりしました。こうして歌詞は何回も変わってきたのですが、実はタイトルも元々「ララバイヨコハマ」だったんです。しかし、デビュー曲ということもあり、覚えてもらえやすいように「ヨコハマ・ヘンリー」にたどり着きました。

曲の制作に関しては、おかゆの事務所の社長さんが高橋真梨子さんのバンドのサックスをやられている方なんです。そのため、周りにプロのミュージシャンやエンジニアが沢山いらっしゃって、皆さんサポートしてくれる環境だったのでその延長で完成しました。

 

――おかゆさんとはどのようにして出会ったのですか？

私は他の歌手も担当していて、その歌手とキャンペーンで、あるショッピングモールに行った際におかゆもいたんです。観ていたらお喋りも上手く、なぜ歌手になりたいかなどもしっかりと話していて、歌もとても良く、すごく素敵な歌手だなと思いました。

機会があって話をすることができた時に、デビューを目指しているということでそれから1年少したった5月1日にデビューに辿り着くことができました。

 

――おかゆさんの歌手としての魅力を教えてください

歌声に味があるところですね。藤圭子さんやちあきなおみさんなどのように歌謡曲の本当にうまい方々と歌声は違いますが味があるところが通じているように思います。

あとは、なぜ自分が人前で歌っているか常に考えながら歌っているところも魅力のひとつですね。

また、自分で曲を作ることができるので、曲を最初からものにしていて、可愛がってしっかりと伝えていくことができるのでそういったところが魅力ですね。

 

――おかゆさんは今も流しを続けられていると伺いました

彼女は昔、歌手になるためにどうすればよいかと考えた時に人前で歌って認められれば歌手になれると考えたらしく、すぐに行動したそうです。最初はギターもたいしても弾けない状態ながらも、「流しをやっているんで歌を聴いてください」と、いきなり飲み屋さんにいって歌う活動を始めたそうです。

その時に自分で決めた目標として日本全国47都道府県まわるということと、亡きお母さんの夢を果たすということでお母さんがよく言っていた「七転び八起き 幸せに」を数字に置き換えた7842人の方の前で流しをして一緒に写真をとることを目標にして流しを始めたそうです。まだ7842人の方は最中ですが、47都道府県まわることについては、デビュー前の4月1日に沖縄を最後に達成して、それを機にデビューすることをアナウンスし始めました。

 

――流しの現場に同行されたりもするのですか？

私が担当することになって、一緒に流しの現場に行きましたが本当に断られることも多くて。

それでもすぐに人の心に入っていって流しをして、楽しませて帰ってくるということができるところは本当にすごいですね。

 

――普段のおかゆさんについて教えてください

愛嬌があるだけでなく、すごく気遣いができますね。

人がどう思っているか、とか、人が何を見ているか、など気をまわすのがとても早いです。流しの経験がそうさせているのかもしれませんね。

 

――おかゆさんが最近はまっていることについて教えてください

うなぎを飼いたいそうです。

うなぎは生命力が強く、2~3日エサをあげなくても生きていけるみたいなのですが、それが魅力らしく。

この前も一緒にうなぎを釣りに行ってきました（笑）

そのときは釣れなかったのですが、おかゆは自分で釣ったうなぎを可愛がりたいそうです（笑）

 

――最後に、今後どういった歌手になってほしいですか？

彼女はまだ27歳なんですが、ジャンルや世代を考えないで、日本の皆さんが聞きたい曲を作っていきたいです。スタートは歌謡曲ですが、将来的にはシンガーソングライターとして、コンサートを開けるようになって欲しいと思います。

放送情報

放送チャンネル：CS放送チャンネル銀河

放送日時：2019年6月2日（日）朝7：15～　ほか

詳しい放送情報は番組HPまで⇒https://www.ch-ginga.jp/movie-detail/index.php?film_id=17669