新譜!にっぽんのうた~ノーカット編~大江裕『高山の女(ひと)よ』 ※本人コメント動画
大江裕さんの新譜『高山の女(ひと)よ』について、ご本人にお話を伺いました。
チャンネル銀河での本放送では入りきらなかったインタビューの模様をうたびと限定でお届け!
大江さんに新曲『高山の女(ひと)よ』の制作秘話や、バラエティ番組への出演を通じて伝えたい思い、体型をキープするために続けていることなど、たっぷりと語ってもらいました。
ノーカットのインタビュー動画はこちら。
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――新曲『高山の女よ』のPRをお願いします。
男の悲恋を歌った歌です。今までは北島三郎先生に作詞・作曲をしていただき、テンポの速い曲が多かったですが、昨年春にクラウンミュージックに移籍させていただいて、新たな大江裕を見ていただくために、前作からしっとりとした男唄を歌っています。クスクスと笑う方もいらっしゃるんですけども、しっとり歌わせていただいております。
――レコーディング時の裏話を教えてください。
岡千秋先生に作っていただいて「今までは大江くんは島津亜矢さんのような曲が合うんじゃないかと思っていたけど、しっとりした歌もいけるんじゃないか」と言ってくださり、すごく勇気づけられました。レコーディングもすいすいいきました。
北島先生が「寂しい曲ほど笑顔で歌え。辛い時ほどにっこり笑って涙を流す人の方が辛いんじゃないか」とよくおっしゃっていたので、少し微笑みながらしっとりと歌わせていただいています。岡先生にも「そんな感じがいいよ」と言っていただいたので、本当に幸せです。
――ミュージックビデオ撮影時の裏話はありますか?
今回はCGを使わせていただきました。高山祭の映像を観光協会にお借りして、僕は都内で撮影させていただきました。お祭りに行って撮影するという時間がなかったので、CGにさせていただきました。
――カラオケのポイントを教えてください。
最初は優しくすっと入っていきますが、途中でテンポよく歌わなきゃいけない歌詞があります。「♪旅の仮寝の 深情け」は、岡先生に「いつもの大江くんみたいにだらっと歌うんじゃなくて、そこははねて歌った方がいい」と言われました。この歌の内容は旅をしていく男性の歌ですから、歩きながら道を振り返っているような雰囲気を出しながら歌いました。
――振り付けについて教えてください。
花柳糸之先生に振り付けをしていただきました。なかなか上手く踊れなかったので「ちゃんとやりなさい」と怒られながらも、「しっとりした歌は体で感じながら歌わなきゃダメだよ」と教えていただきました。
――カップリング曲の『ゆたかの感謝節』について教えてください。
今年2月に地元の大阪・岸和田市で15周年記念コンサートをさせていただきました。皆さんに15年間の感謝の気持ちを示すことがテーマだったので、『ゆたかの感謝節』をぜひ歌わせてほしいとディレクターにお話をさせていただきました。師匠と僕の歌を聴いてくださる方々に、ありがとうの気持ちを込めた歌です。この歌も花柳糸之先生が振り付けをしてくださり、花柳糸之社中の皆さんにコンサートでも踊っていただきました。
クラウンレコードの公式YouTubeで振り付けをご覧いただけますので、ぜひ今年の夏は『ゆたかの感謝節』で盆踊りを楽しんでいただけたらと思います。
――ダイエットはどのようなことを実践していますか?
野菜から食べるようにしています。ご飯を食べなきゃ力が入らないので、仕事前にご飯とお肉を少し食べるようにしています。お刺身も大好きですが、最近お肉が好きになってきたので、ちょっと体に肉がついてきたかもしれません。
衣装は大変でした。縮めるものは縮めることはできますが、1回ほどかないといけないんです。僕は135kgあったので、40kgの減量となると糸をほどいてもう一回縫い直さなきゃいけないので、北島先生に「新しく作った方が安いよ」と言われてしまいました。
――バラエティ番組に積極的に出演する理由を聞かせてください。
最近は路上ライブやいろんな形で、皆さまの前に立って歌って、いくら稼げるのかというチャレンジもさせていただいています。でも原点は、皆さんに演歌の心を知っていただくということなんです。「この方は路上ライブをしているけど、どういう方なんだろう?」と思っても、小学生や中学生にとっては演歌歌手の大江裕と言われてもピンとこないと思います。
僕もテレビを見て、「この方はどこで働いているんだろう?何をしているんだろう?」と興味が湧くので、演歌歌手って何だろう?と検索して、演歌という歌もいいなと思っていただけるきっかけになれば僕は幸せです。その目的のためにバラエティ番組に出演しています。
――髪型が角刈りからオールバックになりましたね。
僕は直毛なので、ずっと角刈りにしていました。北島先生のポマードを勝手に使って、今の髪型みたいな形にした時に「おぉ、裕。前から後ろに持ってくる髪型もいいんじゃないか」と言われたので、この髪型に変えました。先生のポマードを使ったというのは内緒でお願いします(笑)。
――オフの日はどのように過ごしていますか?
できるだけ家から出ません。ゴロゴロと家にいたいタイプです。でもお腹は空きますから、お腹が空いた時にスーパーに行っていろんな食材を買って、料理を作っています。
得意料理は煮物です。筑前煮などを作るのが好きで、冬はおでんが好きです。3日ぐらい冷蔵庫に入れてから食べたりします。すじとかも味が染みていておいしいです。
――演歌歌手になっていなければ今頃何をしていたと思いますか?
難しい質問ですね。踊りが好きですから、舞踊の方に走っていたんじゃないでしょうか。
――師匠・北島三郎との現在の関係について教えてください。
北島先生とはよく電話をさせていただいています。八王子にごあいさつに行きたいと思いますが、今は便利な時代なので、1本の電話で先生とつながることができます。「裕、元気か。俺は元気だ、大丈夫だ。無理してないか。なんかあったら俺に言えよ」と言われ、つい言いそうになりましたけど我慢しました。これも内緒です。
――目指していることを教えてください。
演歌歌手・大江裕と言われるような歌手を目指していきたいです。このスタイルは変わらないように、北島先生から教えていただいた演歌をこれからも守り続けていけたら幸せだと思っています。
――最後に、ファンの方へメッセージをお願いします。
ファンの皆さま、恐れ入ります。大江裕でございます。コロナ禍が収束して、コンサートが開催されるようになってきました。僕が身近なところに伺った時は、ぜひコンサートに足を運んでいただきたいです。
皆さまに魂のある歌を届けて、演歌の良さを放り投げていきます。放り投げた時はキャッチボールと同じですから、拍手で返していただきたいと思います。これからもいろんな挑戦をさせていただきます。どうぞ今後とも大江裕をよろしくお願いいたします。
放送情報
放送チャンネル:CS放送チャンネル銀河
放送日時などの詳細は⇒
https://www.ch-ginga.jp/detail/nipponnouta_gingaselection/episode.html?id=24079
大江裕『高山の女よ』
発売中
品番:CRCN-8638
価格:¥1,500(税込)
【収録曲】
1.高山の女よ(作詞:さくらちさと/作曲:岡 千秋/編曲:石倉重信)
2.ゆたかの感謝節(作詞:かず翼/作曲:大谷明裕/編曲:石倉重信)
3.高山の女よ(オリジナル・カラオケ)
4.ゆたかの感謝節(オリジナル・カラオケ)
5.高山の女よ(一般用カラオケ・半音下げ)
6.ゆたかの感謝節(一般用カラオケ・半音下げ)
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