新譜!にっぽんのうた~ノーカット編~川野夏美「青い瞳の舞妓さん」
川野夏美さんの新譜「青い瞳の舞妓さん」について、日本クラウンの天沼直哉さんにお話を伺いました。
――まずは新曲「青い瞳の舞妓さん」のPRをお願いいたします
6月5日に発売しましたこの曲ですが、珍しいタイトルですよね。なぜ舞妓さんが青い瞳なのか……疑問が生まれるかと思います。これは来年、東京オリンピックが開催されることにあわせたものなんです。
歴史のある舞妓さんの世界を外国のかたが体験したらどうなるか、ということが作詞のきっかけとなっています。
京都を舞台に、いわゆるド演歌ではなく、若干ポップスの要素が入った歌謡曲の路線です。詞には京都の景色がふんだんに出てきて、そこに舞妓さんが登場し、“恋心を抱いているが修行中の身なので何もできない”という切なくも女の子らしい葛藤が描かれています。
――川野さんがこの楽曲を歌うにあたって苦労されていたことについて教えてください
青い瞳の舞妓さんを具体的にイメージしづらく、表現するのに苦労したかなというのは見受けられました。とはいえ、今まで切ない歌を歌うことが多かったので主人公の女性をうまく表現しているかと思います。
――カラオケで歌う時のポイントを教えてください
主人公の青い瞳の舞妓さんを自分に置き換えて頂いたり、もし、思いを寄せる人が青い目の舞妓さんだったら、と想像して頂いて、切ない感じを出しながらかわいく歌って頂けたら良いと思います。
――ジャケットはご本人が描かれたのですか?
川野さんは絵が非常に上手なので、本人に書き下ろしてもらっています。
色っぽくて切ない曲の感じを表現できているかと思います。
MVにも登場するので是非見てください。
――MVの見どころを教えてください
いつもは自然の景色やタイトルの場所の風景をバックにするのですが、今回は川野さんが描いた京都の長屋風情のイラストをバックに川野さんに加えて実際に青い瞳をした外国の方に登場していただいています。
頭のなかで京都の風情をイメージしていただきながら青い瞳の舞妓さんの気持ちになってご覧いただけると思います。
――川野さんは昔から絵を描かれていたのですか?
1998年のデビュー時からずっと好きで描いていますね。
色々な歌手の方の似顔絵を描くのがとても上手でして皆さまにご好評いただいているようです。
北島兄弟のステッカーもデザインしてもらっているんですよ。
――普段の川野さんについて教えてください
端的に言うと少年ですね。
チャキチャキっとしていてとにかく元気でとても素敵な方です。
大分出身で高校在学中にデビューしているのですがいままでずっと変わらないんです。
裏の部分がないんです。
どんな時でもササッと近寄ってきて挨拶してくれるんです。現場の雰囲気も一気に明るくなりますよね。
放送情報
放送チャンネル:CS放送チャンネル銀河
放送日時:2019年8月4日(日)朝7:30~ ほか
詳しい放送情報は番組HPまで⇒https://www.ch-ginga.jp/movie-detail/index.php?film_id=17851
作品情報
-
川野夏美「青い瞳の舞妓さん」
訪日外国人客数が過去最高を記録した2019年の世情を反映した気軽に口ずさめるライト演歌。カップリングには20周年記念アルバムにのみ収録され好評を博した「荒川線」を収録 2019年6月5日発売/¥1.300(税込)/CRC(S)N-8253/カップリング:荒川線