新譜！にっぽんのうた～ノーカット編～大江裕『泥んこ大将』

2020.2.28

大江裕さんの新譜『泥んこ大将』について、日本クラウンの外村孝雄さんにお話を伺いました。

――まずは新曲のPRをお願いいたします

ここ2年、北山たけしさんと一緒に「北島兄弟」というユニットで2人で活動してきたので今回は前作『大樹のように』から約2年振りのソロ楽曲となります。また、この『泥んこ大将』というタイトルですが、デビュー曲『のろま大将』から始まり、『夕焼け大将』、『北風大将』と続いて少し間があいて久々の“大将シリーズ”になっています。

 

――2年振りのソロということで大江さんも意気込まれていましたか？

隣に心強い兄貴分がいない状態という久々の感覚の中で「頑張らなければ」という思いと、いい意味での緊張感に包まれていました。本人も「緊張している」と口にするのですが、そこまで緊張しているようには映らないんですけれどもね（笑）。

 

――今回、作詞作曲を北島三郎師匠（原譲二）が手がけられていますが大江さんはどういった思いで歌われていましたか？

今回に限らずですけれども、師匠の作品を歌う時はいつも緊張感とともにそれ以上の感謝の気持ちを持って取り組んでいると思います。

丁度この作品を制作している時、日本全国が天災に見舞われていた頃で、そういった社会を捉えた北島さんが、もちろん被害にあわれた方以外にも向けて「いろいろとつらいこと、困難なことがあるけれども、みんな力を合わせて肩組んで笑顔で取り組んで前を向いていこう」という思いを込めた全国の方々に贈る応援歌になっています。

 

――この曲の聴きドコロを教えてください

歌いだしからカッティングメロディーで大江くん特有の張りのある声が生かされるメロディーラインになっている一方、中盤で「頑張りましょうね♬」と同じ目線で優しく問いかけるところでは彼の優しさが表れていて曲の雰囲気もコロッと変わります。彼の張りのある声と優しさの表現が両方とても上手に生かされた作品になっていてさすが師匠の作品だなと思いました。

 

――レコ―ディングの時の様子を教えてください

基本、和やかな雰囲気でしたね。

北島さんも弟子の作品となるといつも以上に力が入りますので、いらっしゃった時ばかりは大江君も引き締まった表情で取り組んでいましたね。

 

――普段の大江裕さんについて教えてください

昔からですが、嘘偽りの無い性格ですね。うれしいことはうれしいと言うし、笑いたい時は本当に自然に笑うし、疑問があれば問いかけてくるし、自分に難しいことがあったら相談してくるなど、言いづらいこともなんでも素直に伝えてくれます。

もう出会ってからかれこれ5年ほど経ちますが、日を追うごとに人間としてとても良い人なんだなと思いますね。

放送情報

放送チャンネル：CS放送チャンネル銀河

放送日時：2020年3月1日（日）朝7：30～　ほか

番組HP ⇒https://www.ch-ginga.jp/movie-detail/index.php?film_id=18572