【本人コメント映像】新譜!にっぽんのうた~ノーカット編~おかゆ『愛してよ』

2020.7.31

おかゆさんの新譜『愛してよ』について、ご本人にお話を伺いました。

 

自身作詞作曲で“待ち続け、与え続ける女性”の儚い気持ちを描いた新曲についてや”おかゆ”の名前の由来、流しを始めたきっかけなどたっぷりとお話を伺いました。

――新曲『愛してよ』のPRをお願いします

女性が男性に対する”与え続ける、待ち続ける”、そんな儚い女心を描いた作品です。”流し”でお世話になったママさんやそこで働いている女性の方々の実体験をもとに作った作品で、心の中で「愛してよ」と思っていても中々口には出せない、そんな思いを歌っています。普段はなかなか言えないけれど歌でなら言えることはたくさんあると思うので、この曲を聴いて歌って楽しんで頂いて愛して頂ければと思います。

この曲をまだ一度も生で皆さんの前で披露できていないのですが、インスタライブをほぼ毎晩やっていて、そこで『愛してよ』も弾き語りしています。それをお世話になった全国のママさんやマスターが観てくださっていて、「この話、昔のマスターとの思い出だわ」「マスターとこんなことあったわ」とおっしゃって頂くこともあって色々な女性の方々から共感するといったお声も頂いているので是非たくさんの方に知って頂きたい、そして、共感して頂けたらなによりです。

 

――作詞作曲も手掛けていますが、ストックは何曲ありますか?

原型になっていない素材のようなものは1000以上あります。普段、日常的に録音してケータイのアプリにストックしていて、一部の詞だけや曲だけだったりの素材が多くあります。曲になっているものだとまた絞られます。常にひらめいたら直ぐに録音していて、先日、インターネットサイン会の準備中に1曲まるまるフレーズのメロディーが浮かんで、すぐ録音しました。スタッフの方々が準備して頂いている中。私はそこで歌って録音していました(笑)。

 

――『愛してよ』はどんな場面で生まれたのですか?

普段はお風呂の時にでてくるのですが、『愛してよ』は朝、起きて目覚めた瞬間にパッとでてきて、すぐに録音しました。サビが最初に出てきて、そこからAメロBメロ、歌詞をつけていきました。『愛してよ』のタイトルも最初からありました。

 

――ミュージックビデオの撮影はいかがでしたか

俳優のお二人に主人公の男性と女性を演じて頂きました。男性の方には歌詞と同じように革ジャンを着てもらい、喫茶店も横浜にある渋いレトロなお店で撮影しました。お二人が熱演して頂いたおかげで、より一層ドラマ仕立てになっておりますので、たくさんの方にミュージックビデオを楽しんで頂いてストーリーも注目して頂きたいです。

――カラオケのポイントを教えてください
サビの「愛してよ♪」のところをグッと力いっぱい歌いたいところなのですが、そこは抑えて感情を込めながら心の叫びを声に放つようなイメージで歌って頂けると、より一層「愛してよ」という思いが伝わると思います。

 

――おかゆの名前の由来を教えてください

私の本名が「ゆか」でそれをひっくり返して「かゆ」。それに「お」をつけて「おかゆ」と中学校の友達が名付けてくれました。

ありがたいことに色々な方に覚えて頂いて今となっては本名なのかニックネームなのか分からなくなってきています(笑)。

 

――なぜ”流し”を始めたのですか?

”流し”をやろうと思って始めたわけではなく、やっていたことが”流し”だったんです。

最初、スナックに飛び込みでギターをもって歌い始めたとき、”演歌・歌謡シンガー”と名乗っていたのですが、皆さん全然ピンときていなかったんです。

そうしたらお客さんが「君がやっていることは”流し”だよ」と教えて頂いたんです。ただ、若輩者だった私はその時、”流し”を知らなくて「台所のことですか?」と聞き返してしまったんですよ(笑)。そこで、”流し”出身の大先輩方もたくさんいらっしゃり、昔はこの”流し”という仕事があったのかと知りました。それで「平成のおんなギター流し」というキャッチフレーズにしたところ、”流し”を懐かしんでもっと受け入れてくれるようになったんです。

最初は本当に怖かったですね。1軒目のお店の扉をたたくのに30分かかりました。入っても、なんと言っていいか分からなくてすぐに断られてしまいました。しばらくそれが続いて32,3軒目あたりで入れてもらうことが出来て歌わせて頂いたのですが、1月の寒い時期で手も口もかじかんで3回くらい間違えてしましました。身も心もかじかんでいる中、「姉ちゃん、なんでこんなことしているかわかんないけど、がんばんな」と言ってくださったのが温かくて一生忘れない思い出です。先輩方の背中を追いかけながら”流し”出身の歌手として力強く歌っていきたいと思います。

 

――どこで”流し”をしているのですか?

今の時期はできていないですが、”流し”は全国色々なところに神出鬼没で伺っています。最近はSNSで生歌やリクエストにもお応えしたりして”流し”のようなこともしておりますので是非チェックしてみてください。

 

――7842という数字に特別な思いがあると伺いました

母が口ぐせだった「七転び八起き幸せに」という言葉を数字に置き換えたものです。

――この数字で宝くじを購入したことはありますか?

まだ、挑戦していないですね(笑)。でもお客さんからその数字で買った宝くじを頂いたことがあります。残念ながらそれは外れてしまいましたが、私自身で買ったことは無いですね。

 

――現在の夢を教えてください

全国、いや世界に令和の音楽史に残る名曲を作って歌っていきたいですね。なによりもいまは、限られた環境の中で精いっぱいこの『愛してよ』を歌って、ヒットすることを目指しています。

 

――ファンの方々にメッセージをお願いします

皆さん、健康が一番です。元気になったらまたお会いしましょう。皆さんの希望の光になれたら嬉しいです。それまで皆さんどうかくれぐれもお体をお大事になさってください。

放送情報

放送チャンネル:CS放送チャンネル銀河

放送日時:2020年8月2日(日)朝7:15~ ほか

番組HP ⇒https://www.ch-ginga.jp/movie-detail/index.php?film_id=19247

作品情報

info01

おかゆ『愛してよ/独り言』

“流し"の世界でお世話になったスナックのママたちも共感する、“待ち続け、与え続ける女性"の儚い気持ちを描いた『愛してよ』、尊敬する吉幾三に、番組企画で書き下ろしてもらった『独り言』を収録したおかゆ初の両A面シングル。 2020年5月27日発売/¥1,364+税/【すすきの盤】(VICL-37544)カップリング:『すすきのルルル』、【青い鳥盤】(VICL-37545)カップリング:『青い鳥、放つ』、【朝日楼盤】(VICL-37546)カップリング:『朝日楼(朝日のあたる家)』

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