新譜!にっぽんのうた~ノーカット編~丘みどり『明日へのメロディ』※本人コメント動画

2021.5.10

丘みどりさんの新曲『明日へのメロディ』について、ご本人にお話を伺いました。
ご結婚、そして第一子ご懐妊おめでとうございます!

 

変わりゆく環境の中で何に負けても自分にだけは負けないという強い心で歌った新曲についてレコーディング時、ミュージックビデオ撮影時のウラ話やカラオケのポイントのほか最近ハマっていること、現在の夢などなどたっぷりと語って頂いた様子をお届け。

――まずは、新曲のPRをお願いします。

昨年からがらっと変わってしまった世界の中で思い通りにいかないこともたくさんあるか思います。そんな中、何に負けても自分にだけは負けないと、そんな強い心でなんとか明日への一歩を踏みだしたいという気持ちで歌った曲になります。

 

――『明日へのメロディ』の中で特に好きな歌詞を教えてください。

歌詞を頂いた時に内容にすごくビックリしました。「奈落の底で」「未曾有の街で」「屍」とか普段聞きなれない、ちょっとドキッとするような言葉の連続なのですが、その中でも特に気に入っているのがサビの「サラバイ ララバイ サラバイ」です。メロディーとともに一度耳にしたら離れない言葉が気に入っています。

 

――「サラバイ」「ララバイ」とはどういった意味なのでしょうか?

サヨナラとバイバイの意味をかけた言葉です。先生が一番こだわったのは、一度耳にしたら離れないような言葉をそしてメロディーに重点をおいて考えられたそうです。みなさんも是非聴いて頂いて、つい口ずさんでしまうサビを覚えて頂きたいと思います。

 

――レコーディングはいかがでしたか。

通常は一日で終わるのですが、一日を通して最後に歌ったテイクが一番良かったと、(作曲の)コモリタ先生からご連絡を頂き、もう一日歌ってみることになったんです。1週間後くらいに録り直したのですが、その際、「もっと内側の怒りを出して」「もっと叫んで」とアドバイスを頂き、思っている以上に殻を破れたかなと思います。
コンサートとかだと振り付けなどがありますが、CDになると、声だけなので。声だけで叫びや怒り、苦しみを表現するのがこんなに大変なんだなと、学びました。

 

――カラオケのポイントを教えてください。

普段、皆さんが抱えてらっしゃる不安や怒りを吐き出す気持ちで、とにかく音を外してもいいから魂の叫びをするのが良いと、私も先生に何度も言われたことです。普段思っていることを思いっきり吐き出して頂ければと思います。

 

――衣装のポイントを教えてください。

黒バージョンと赤バージョンがあり、赤が希望、黒が絶望を表した2着のワンピースを着ています。
普段、お着物を着ているので久しぶりのワンピースでの歌唱はスッピンで歌っているようなちょっと恥ずかしい気持ちもするのですが、今回、誰にもみせない内側の部分を歌うというコンセプトなので、全てをさらけ出して歌いたいと思います。

 

――ミュージックビデオの撮影はいかがでしたか。

千葉県の展望台で駆け上がるシーンを撮ったのですが、そのシーンは元々歩きながら撮影する予定だったんです。ただ、この曲を頂いた時に誰か、何かに追われているような切羽詰まった感じのイメージがあったので、走るのはどうでしょうか、と監督にお話しして当日走って撮影することになりました。
使われてるのは一部なのですが、当日は下から上まで16本も走りました(笑)。次の日めちゃくちゃ筋肉痛になりました(笑)。
そのほか、絶望を表現した髪型や、車を運転しているシーンにも注目して頂きたいです。車の免許は持っているのですが、普段ほとんど運転しないので、久しぶりの運転でした。速度は本当はすごくゆっくりなのですが、速く走っているように編集していただきました(笑)。
車のナンバープレートに秘密が隠されているのでよく観て頂いてチェックいただけたらと思います。

 

――エンディングの涙は本物ですか?

本物です。曲を聴き、歌う中で、うまくいかないこともたくさんある中で、まだまだ先に行きたい、ここで終われないという気持ちが込み上げました。昨年を振り返った時にコンサートができなかったり、15周年にも関わらずイベントができなかったりと本当に悔しい一年だったので、そんな去年のどうしようもない思いを振り返るだけで今もすぐに泣けると思います。

――パラオ文化・音楽親善大使に任命されました。

一昨年、パラオで行われたコンサートに呼んで頂き、丘みどりとして初めての海外公演を行わせて頂きました。その時にものすごく盛り上がったことを覚えています。パラオの皆さんは演歌が大好きで一緒に口ずさんで頂いたり、コールを叫んでくれたりして頂きました。
その時に大統領がいらっしゃていて、そのご縁で今回パラオ親善大使に任命して頂きました。

 

――パラオ共和国の素敵なところを教えてください。

本当に海がめちゃくちゃ綺麗なんです。
私はスキューバダイビングのライセンスを持っていて、パラオでも海に潜ったのですが、すごく大きなマンタや見たことの無いほどのお魚の大群が見られて。また行きたいな、と思います。

 

――スポーツはお好きですか?

今は野球を観戦しています。
今シーズン、阪神タイガースの応援歌『六甲おろし』を歌わせて頂いているんです。もちろん阪神ファンです!
小さい頃から家族も隣近所のおばちゃん達もみんな阪神ファンで夏、窓を開けていたら『六甲おろし』が聴こえてくるような環境で育ったので、慣れ親しんだ『六甲おろし』を歌わせて頂けるのは本当に光栄なことです。

 

――最近ハマっていることを教えてください。

先日、そば打ちをしたので今度は手打ちうどんを作ってみたいなと思っています。
全国色々なところにコンサートで行って現地の美味しいものを食べるのがここ数年間の楽しみだったのですが、それが去年からできなくなってしまって。なんとか現地の美味しいものを食べられないかと思い、今は全国からお取り寄せしたり、その味を思い出しながら作ってスタッフに振舞ったりしています。

 

――現在の夢を教えてください。

コンサートで皆さんの前で歌えるのがやっぱり一番嬉しいので、ひとつでも多くのステージを、皆さんの目の前で歌う機会を作っていきたいなと思います。

 

――最後にファンの方々へメッセージをお願いします。

15周年、そして今年16年目に入らせて頂きました。まだまだ未熟者ですが、これからも歌の道一筋に、そして、新曲『明日へのメロディ』、「サラバイ ララバイ サラバイ」の部分だけでも結構ですので一人でも多くの方に聴いて頂けるよう頑張りたいと思います。皆さん、応援よろしくお願いいたします。

放送情報

放送チャンネル:CS放送チャンネル銀河

放送日時:2021年5月12日(水)朝6:00〜 ほか

番組HP ⇒https://www.ch-ginga.jp/detail/nipponnouta_gingaselection/episode.html?id=20414

丘みどり『明日へのメロディ』

2021年3月17日発売
¥1,273(税別)

Type-A(KICM-31014)

1.明日へのメロディ(作詩:大柴広己 / 作曲:コモリタミノル / 編曲:京田誠一
2.雨のなごり坂(作詩:森田いづみ / 作曲:羽佐間健二 / 編曲:川村栄二)

Type-B(KICM-31015)

1.明日へのメロディ(作詩:大柴広己 / 作曲:コモリタミノル / 編曲:京田誠一
2.あなたと、君と(作詩・作曲:向井浩二 / 編曲:矢野立美)

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