真田ナオキ、クリスマスデートにまさかの興味ナシ!? 「今はファンの方の前で歌っていられるだけで幸せ。仕事が入っていないと、 クリスマスをどう過ごしたらいいのかわからないんです」

2021.12.10

昨年の日本レコード大賞で最優秀新人賞を受賞、『本気で惚れた(殿盤)』も好評の真田ナオキが、12月24日(金)に「バースデー&クリスマスコンサート」を開催。2016年のデビュー以来初となる単独ホールコンサートだ。コンサートへの意気込みとともに、クリスマスの思い出など恋愛談を聞くと、思わず「どういうこと?」と聞き返すような爆笑エピソードが次々と飛び出した。真田ナオキのユニークすぎる青春秘話を大公開!

 

――真田さんの誕生日は12月22日です。誕生日とクリスマスが近いですが、いつもどのように過ごしていますか?

デビューしてからは、毎年、ライブやファンミーティングなどを開催していることが多いですね。デビュー前ですか?……何してたんだろう? あ、20歳の誕生日とクリスマスははっきり覚えています。中学生の頃から通っている、定食を出してくれる地元の居酒屋に一人で行って、その店のママと過ごしました。20歳の誕生日なので友達みんなで祝ってくれるだろうと勝手に思い込んでいたんですけど、誰からも連絡がなかったんですよ(笑)。だから一人で。その店には今でも通っています。

 

――クリスマスにまつわる思い出はありますか?

サンタクロースは中学2年生まで信じていました。けっこうやばいですよね(爆笑)。うちの親が気をつけてくれていたようで、サンタさんからと親からのプレゼントを分けてくれていたんです。でもひとつ年上の姉は早くにサンタはいないって気づいていたようで、僕が小5くらいのころ、サンタがいる、いないで殴り合いのケンカになったことがあります(笑)。いないという事実に気付いたのは、たしか深夜のテレビ番組を見て、だったかな。当時は思春期でしたし、ずっとサンタを信じていたなんて恥ずかしくて親にも言えなかった。


最近はこの時期になると甥っ子から電話がかかってきます。どうもうちの姉が「高いものはじいじとナオキに言いなさい」って話しているようで(笑)、「ぼく〇〇が欲しい!」って、ほんと、ただそれだけの電話がくるんです。何かもう少し持ち上げてくれるとかあれば、楽しくプレゼントを買いに行けるんですけどね(笑)。以前、Nintendo Switchをリクエストされたときは大変でした。人気でどこにも売ってなくて、姉からは「手に入れて!」って言われるし、「僕にはそんな力はない」なんて返したり(笑)。結局、お店を何軒も回ってやっと手に入れたこともありました。

 

――学生時代はさぞモテたと思いますが、クリスマスのデートでは、どんな計画を立てたりしましたか?

クリスマスにデート……したこともあるはずなんですが、あまり記憶がないんですよ。イルミネーションにも夜景にも興味がないし、だいいち、クリスマスだからデートしたいと思ったことがないんです。寒いですしね(笑)。もともとデートが好きじゃないんだと思います。手をつなぐのも好きじゃないし、ひとりで歩けるでしょって思ってしまって(笑)。縛られたくないというか、自分の思い通りに行動したいし、その日、やりたいと思ったことをやりたいタイプなんです。僕は彼女といてもあまり話をしませんし、一緒に音楽を聴くこともない。無言の時間が好きなんです。そのせいか、昔から付き合った後に「こんな人だと思わなかった」と言われて何回も振られました(苦笑)。

 

――ほろ苦い思い出ですね。

実は、中学時代から4~5年間、ずっと片思いをしていた女性がいて、30回くらい告白したのですが一度もOKをもらえなかったという経験があります。もしかしたら、10代の頃はそのことが女性との付き合い方に影響していたのかもしれません。今はファンの方の前で歌っていられるだけで幸せ。だからクリスマスや誕生日にファンの皆さんと一緒に過ごせる歌手という仕事が自分には合っていると思っています。今でも仕事が入っていないと、クリスマスをどう過ごしたらいいのかわからないんです。

 

――そのころからお好きだったという「無言の時間」ですが、今でも同じような時間の過ごし方をしているのでしょうか。

天井をじーっと見ながら、頭の中でいろいろな考えをつなぎ合わせたり、歌い方の反省をしたり、考え事をするのが好きなのは今も変わりません。企画やアイデアを考えるのも好きです。スタッフの企画会議へは、呼ばれなくても参加するほど。止めどもなく話をしすぎて、マネージャーさんに「もう帰って」と言われたこともあるくらい(笑)。打ち合わせ、好きですねえ(笑)。

次のページでは、気になるコンサートへの意気込みを語る!

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