【前編】歌謡界にニュースターあらわる!新浜レオンとは一体?

2019.4.23

新元号と共に舞い降りた、歌謡界のニュースター新浜レオンさん。

令和元年5月1日に「離さない 離さない」でメジャーデビューが決定しているがその素性はまだベールに包まれている。

3月23日に行った初のミニライブでは事前告知はほぼ無しにも関わらず多くのお客様が足を止めたと早くも話題になっており、この記事を読んで頂いている方で既にご存じの方も多いのではないだろうか。筆者も実際に拝見したが、ステージ上での堂々とした立ち振る舞いはとても22歳とは思えず、その甘いマスクと180cmの高身長から放つ明るく張りのある歌声で観客を魅了する姿にスター到来の予感がした。

話しを伺ってみると、“お父様は「伯方の塩」でもお馴染みの演歌歌手・高城靖雄さん”、“小学校から高校まで野球一筋”、“社交ダンスも勉強中”など聞けば聞くほど興味と期待が湧きあがり、まだまだ色々と伺いたくなったので、「うたびと」編集部総動員で、新浜レオンさんを囲んで、ざっくばらんに話してきた。

 

――今日はよろしくお願いいたします

「よろしくお願いいたします!」

 

――野球に打ち込まれていたと伺っていたので、がっちりした体格をイメージしていたのですが、とてもスラッとしていますね

「12kgほど減量したのですが、まだまだ太ももとかは当時の名残がのこっていますよ」

 

――なぜ減量を決意したのですか?

「最初の撮影時、事務所の方に、歌手を目指すのであればもう少しスラッとしていた方が良いとアドバイスを頂いたんです。そこから2週間で10kg減量しました」

 

――どのようにして減量したのですか?

「運動が大好きなので、とにかく運動をして、食事を少し控えることで減量しました。

ただ、ストイックにやりすぎてしまって、トレーナーさんについて頂いた時に、『これ以上食べないと死んでしまうから、とにかく食べてくれ』なんて言われてしまいました(笑)」

 

――相当ストイックだったのですね(笑)。減量して歌に影響はなかったですか?

「急な減量を行ったので、最初はやっぱり踏ん張りきれない部分は多少ありました。トレーナーさんに指導して頂きながら最近は食べながら維持することで安定しましたね」

――体は大事だと言いますからね。ところで、子供のころから演歌や歌謡曲はお好きだったのですか?

「そうですね。父親が演歌歌手ということもあってテレビはいつも歌謡番組がついていましたし、車のラジオも歌謡曲でした。小さい頃からそういった環境だったので自然と好きになっていましたね」

 

――まわりの友達が聴いている音楽とは違いましたよね?

「そうですね。昔から『古臭い男だね』なんて言われていましたね(笑)。でも、そこに違和感を覚えることはなかったです。逆に、みなさんに無い部分を自分は持っているということに嬉しさを感じていました。

ただ、トレンドの音楽も聴きます。カラオケに行った時は、本当は演歌や歌謡曲を歌いたい気持ちがありつつ、菅田将暉さんや米津玄師さんの曲を歌うのですが、『こぶし入りすぎじゃない?』なんて言われてしまいます(笑)」

――具体的にはどんな歌手の方の音楽を聴いていましたか?

「やはり、身近な存在だったので、父親の音楽をよく聴いていました。高校まで野球に打ち込んでいまして、まずは野球という生活を送りながら、行ける限り父親のコンサートに足を運んでいました。ほかには、吉幾三さんや山本譲二さんなど男らしい、男の演歌が大好きでよく聴いています」

 

――デビューにあたってお父様は何かおっしゃられましたか?

「たぶん、喜んでくれているのではないかなという推測ですね。まだ、うたに関して褒めてもらえることはないのですが、いまはすごく鼓舞してもらっています」

 

――お父様にとってレオンさんは息子でもあり、同じ演歌歌手として後輩でもありますもんね

「そうですね。ただ、大学も卒業したので歌い手である前に一人の社会人であるということは大前提だときつく教えられました。演歌・歌謡曲の世界は礼儀が特に重んじられるかとおもいますが、父の教えや野球でもそういった部分は培ってきたので、しっかりと活かしていきたいと思います」

――22歳とは思えない大人な印象はそういったところからきていたのですね。ちなみに野球はいつからやっていたのですか?

「小学校2年生から高校3年生までですね。小学校、中学校、高校とそれぞれキャプテンもしていましした。卒業文集もすべて甲子園に行きたい、プロ野球選手になりたい、と書いていましたね」

 

――ずっとキャプテンだったのですね!ポジションはどこだったのですか?

「キャッチャーです。元々はショートだったのですが、昔から声がよく出たので、そこを活かして急にキャッチャーに転身することになって。それもあって太ももなど下半身がいまだにがっちりしていた名残がありますね」

 

――チームメイトの方々はレオンさんが演歌・歌謡曲が好きなことや歌手になったことはご存じですか?

「皆、知っています。ただ、髪をここまで伸ばしたことも初めてですし、大分痩せたこともあり、駅ですれ違っても僕から声をかけないと気づいてもらえないです(笑)」

 

後編につづく

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