【「うたびと」オープン記念】島津亜矢独占インタビュー ※プレゼント情報あり

2019.4.24

『演歌ってカッコいい』という若い方がこれからもっと増えたらうれしいですね

──圧倒的な歌唱力で、近年はポップスやロック、ジャズファンからも人気を集める島津亜矢さん。幅広いジャンルを歌いこなしながらも演歌に深い思い入れを持つ彼女の2019年の新曲「凛」は、人生の機微をテーマとした骨太な王道演歌作品だ。

「生きていれば晴れの日ばかりではなくて、雨の日もあります。それでも、どんな時でも前を向いて凛と生きていきたい。そんな人生賛歌とも言えるようなスケールの大きな歌を作詞の久仁京介先生、作曲の四方章人先生からいただきました。私もまだまだ人生経験は浅いですけど、それでもようやく歌い出しの『しんどいくらいでちょうどいい』という歌詞が心に沁みる年齢になったのかなと感じます。この年齢になると平坦な道をただ歩いているだけではなかなか景色は変わらなくて、自分には無理かもしれないけど頑張って乗り越えたときにこそ、新しい世界が開けるということが実感としてわかるようになるんです。だから1つ1つの言葉はシンプルな歌ですけれど、噛み締めながら歌いたい。そして1人でも多くの方の心に長く止まる歌に育てていきたいと思っています」

 

──同じく久仁京介作詞による「心」、「道」に続く漢字一文字タイトルは、どこか北島三郎の名曲の数々を思わせる。

「そんな恐れ多くて……。北島さんは私にとって本当に特別すぎる存在ですから。小さい頃からコンサートにもよく伺ってましたし、歌も全部覚えて、それこそテレビに出ていらっしゃる画面を写真に撮ってお守りのように持ち歩いていたくらい」

 

──そんな憧れの存在と初めて間近で会ったのは、デビュー当時の13、4歳の頃のこと。

「ある日のこと、レコーディングスタジオの階段をトントンと昇っていたら、そこでバッタリと北島さんとお会いしたんです。もう、ご挨拶なんてとてもとても。びっくりして、足がすくんでしまって、声も出なくて……」

 

──なんとも微笑ましいエピソード。その後、演歌の巨星と天才少女は親交を深め、「北海峡」「大器晩成」「温故知新」といった楽曲の提供や、北島三郎の芸道55周年には「掌」でデュエットも果たしている(いずれも原譲二名義の作曲)。

「レコード会社も事務所も違うのにことあるごとに気にかけてくださって、いろんな場面で助けてくださって。そのお人柄に触れるたびに”大好き”が大きくなって、今でもその気持ちは膨らみ続けています。私が歌ってきた40数年間のほとんどは、北島さんで埋まっていると言ってもいいほど。体調を崩されたとお聞きすれば自分の身体の一部をそぎ落とされたような気持ちになりますし、だから北島さんにはいつまでもお元気で、もっともっと私たちに歌を聴かせていただきたいと心から思っています」

 

──洋楽やポップス、フォークを中心とした好評のカバーアルバム「SINGER」シリーズも5作を重ねている。昨年末には「輝く!日本レコード大賞」で宇多田ヒカル「First Love」、NHK紅白歌合戦で中島みゆき「時代」を歌唱し、アクセスが殺到して公式HPがダウンするほどの反響を呼んだ。

「だけど演歌以外のジャンルを歌い始めた頃は、それこそ”しんどい”道でした。特に英語の歌なんて、ご本人の歌を聞いてカタカナに直して(笑)。そして何度も繰り返して歌って、ようやく覚えられるんです。そうやって難しいけどなんとか歌ってみると演歌とは違う良さに気づくこともあって、今、歌うことがとっても楽しいですね」

 

──それでも「私は演歌歌手」と島津さんはきっぱりと言う。

「私の若い頃には『演歌はカッコ悪い』なんて言われてた時代もありましたが、母のお腹にいた頃から聴いて育った演歌は、私の身体の一部のようなものなんです。だけど最近は私のコンサートにも足を運んでくださる若い方が増えていて、本当にありがたいですね。たぶん今の若い方は固定観念なく聴かれるから、演歌が歌っている優しさや温かさ、冷たさ、残酷さといった人間の深い部分が心に響くんだと思います。『演歌ってカッコいい』という若い方がこれからもっと増えたらうれしいですね」

プレゼント情報

本記事の掲載を記念して、島津亜矢公式グッズ 歌怪獣タオル(赤)を抽選で3名様にプレゼントいたします。

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作品情報

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島津亜矢「凛」

圧倒的な歌唱力と円熟味を増す表現力の本領を発揮する「人生の機微」をテーマとした王道演歌作品。 2019年3月20日発売/¥1.204(税抜き)/TECA-13918

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