“ADULT K-POP”グループ、K4が『Love Storm/Bye Bye Bye』で日本デビュー! 「すべての世代が共感できる音楽を4人のハーモニーでお届けします」
韓国でここ数年トレンドとなっているトロット。“韓国歌謡・演歌”とも称されるこの音楽ジャンルをテーマにしたオーディション番組「ハロートロット」出身の4人で結成されたK4は、オリジナリティあふれる美しいコーラスワークを聴かせるADULT K-POPグループだ。昨年10月に日本プレデビュー以来、長期にわたって日本各地を巡りファンを増やしてきた彼らが、3月にシングル『Love Storm/Bye Bye Bye』で本格デビューした。「うたびと」初インタビューの彼らに、グループの魅力やメンバーの素顔、ファンとの交流、日本で叶えたい夢などを聞いた。
路上ライブも敢行した日本各地でのキャンペーン
──まずはそれぞれ自己紹介をしていただけますか。
ジュジュ 韓国のオーディション番組『ハロートロット』で1位をいただきましたジュジュです。K4の活動のほかにモデル業もしています。歌のジャンルではトロットが得意です。
フィリップ アメリカ出身のフィリップです。俳優としてのキャリアがあり、歌のジャンルではポップス・バラードが得意です。
ジュン ジュンです。大学で声楽を学び、歌のジャンルではオペラが得意です。K4の活動のほかに、ミュージカルや声優としても活動しています。
ヒョンミン K4のリーダーのヒョンミンです。かつてソロ歌手として活動しており、その後はボーカルトレーナーとして歌手たちを指導してきましたが、セカンドキャリアとしてK4に賭けています。歌のジャンルではロック・バラードが得意です。
全員 よろしくお願いします!
──皆さんは日本プレデビューした昨年10月から約3カ月にわたる長期キャンペーンを行ってきましたが、心に残る出来事はありましたか?
ヒョンミン 路上ライブも含めて日本各地の色々な場所で歌わせていただきました。最初は1人も立ち止まってくれなかったところから、少しずつ「頑張ってね」という声をいただくようになり、「ファンになりました」と言ってくださる方が増えてきました。最後のほうには大勢の方から声援をいただけるようになりました。
フィリップ 天気が悪い日にも遠くから来てくださるお客さまもいて、本当に力をいただきましたね。
ジュジュ 最初の頃は日本の決まりがよくわかっていなくて、路上ライブでガードマンさんに「ここで歌っちゃダメだよ」と注意されたことがありました。謝って帰ろうとしたら、そのガードマンさんがそっと「歌は良かったよ」と声をかけてくれたのがうれしかったです。
ジュン 温かなファンの皆さんと出会えて、日本各地で美味しいものも食べられて。特に100円寿司は衝撃的でしたね。こんなに美味しいものがあるんだって、このまま日本に住みたいって思いました(笑)。
時代の記憶がよみがえる楽曲を目指す
──昨年10月リリースのプレデビューミニアルバム『K4YOU~K for you~』では韓国ドラマを彩った数々のヒットナンバーをカバーされました。20年前の「冬ソナ」ブームを懐かしむファンも多かったのではないですか?
ジュジュ プレデビューミニアルバムは、まさにあの時代の記憶がよみがえるような楽曲で構成しました。それが、僕らK4が表現したい“ADULT K-POP”という新ジャンルにふさわしいと考えたからです。
ヒョンミン 昨今のK-POPとは一味違う、老若男女すべての世代が共感できる音楽を4人のハーモニーを通してお届けすることが“ADULT K-POP”なのです。
──そして3月にはいよいよオリジナル曲『Love Storm/Bye Bye Bye』がリリースされました。どちらも情熱的なラテンナンバーですが、この楽曲を日本デビュー曲に選んだ理由は?
フィリップ 日本で「冬ソナ」をはじめとする韓流ブームが起こった少し前にラテンが世界を席巻しました。日本でもリッキーマーティンの『リヴィン・ラ・ヴィダ・ロカ』がヒットしたと聞いています。郷ひろみさんも『GOLDFINGER ’99』としてカバーされましたよね。
ヒョンミン デビュー曲にラテンを選んだのは、あの時代の熱気を再び皆さんに味わっていただきたいという思いからです。歌のテクニックで聴かせることよりも、誰もが楽しく歌って踊れることを目指しました。
──『Love Strom』 は韓国デビュー曲でもありますが、日本語バージョンとはどのような違いがありますか?
ジュン 基本的に歌詞の世界観は韓国語バージョンと同じで、ストーリー性を変えることなく、日本語が綺麗に聞こえるような歌詞になっています。それもあって僕たちも感情がすれ違うことなく歌えています。
ジュジュ ただ発音には苦労しました。特に『ツ』という発音は韓国語にはないので、練習にはかなりの時間を要しましたね。日本の皆さんに違和感なく聴いていただけるように、日本人のコーチの方についていただいて練習を重ねました。
──カップリングではMISIAさんの『アイノカタチ』をカバーされています。こちらの曲を選んだ理由は?
ジュン MISIAさんのことはもちろん存じていましたが、この曲はマネージャーから推薦されました。スケールの大きなメロディはもちろん歌詞に深い意味があり、4人とも「ぜひ歌いたい!」となりました。
ヒョンミン 『アイノカタチ』は大ヒットドラマの主題歌ですよね。プレデビューミニアルバムでは韓国ドラマのサントラをカバーしましたが、今後は日本のドラマを彩った楽曲をカバーするというアイデアも温めています。
曲をちゃんと覚えてくれる日本のファン
──楽曲に対するファンの皆さんの反応はいかがですか?
ヒョンミン 日本はシャイな方が多いと聞いていたので、ラテン曲だけど一緒に踊ってくれるかな? という不安はありました。でも2回目に披露したときに、皆さん曲も振りも覚えて一緒に盛り上がってくれて、その光景にとても感動しました。『Bye Bye Bye』は別れの歌なのですが、皆さん笑顔で手を振ってくださるので「会えてうれしい」という気持ちになります。
フィリップ 韓国の人は知らない曲でも盛り上がろうというタイプの方が多いのですが、日本の方は曲をちゃんと覚えたうえでリアクションを返してくださる印象が強いですね。歌手にとってはそれがとてもうれしいです。
──皆さんはオーディション番組『ハロートロット』出身です。韓国で再ブーム中のトロットとはどんな音楽なのですか?
ジュジュ 日本では“韓国歌謡・演歌”とも言われているように、日本の大衆音楽をルーツとしています。そこにパンソリという韓国の伝統芸能の要素も融合されて、悲しみや切なさが表現された楽曲が多いです。一方で日本の演歌・歌謡曲はもっと多様な世界が歌われているような気がします。
ヒョンミン 私が歌手を目指し始めたのは20年ほど前なのですが、当時の韓国では日本の歌がとても流行っていました。『I LOVE YOU』(尾崎豊)や『雪の華』(中島美嘉)、『恋人よ』(五輪真弓)などを聴くと今でも涙が出そうです。なかでも私は玉置浩二さんの歌が大好きです。心を揺さぶるメロディと歌詞の物語性が日本の歌の特徴だと思います。
オーディション経験者同士だから生まれるハーモニー
──イベントでは『上を向いて歩こう』をアカペラで披露されたこともありますね。ハーモニーワークが素晴らしかったと評判ですが、個性の異なる4人の歌声をどのようにコーラスアレンジされているのですか?
ヒョンミン 4人とも音楽歴が長いですし、自分の得意分野もわかっているので、歌う曲が決まるとわりとすぐにパート分けが決まりますね。「自分はこう歌う」というふうに暗黙の了解のようにコーラスがまとまっていきます。それもやはりオーディション番組出身ということがあると思うんです。オーディション番組を勝ち抜くのはとても過酷なことで、ものすごい努力をしてきたことをお互いわかっているからこそ、息の合ったハーモニーもできるのではないかなと思っています。
──メンバーの素顔についても知りたいです。お隣の方を紹介していただけますか?
ヒョンミン ジュジュは聞き上手。どんなに些細なことでも真剣に耳を傾けてくれるので、いろいろと相談に乗ってもらうことが多いです。
ジュジュ フィリップを一言で表すならホットガイですね。熱くて強くてセクシーなK4のビジュアル担当です。英語が堪能なのも心強いです。
フィリップ それで言うならジュンは日本語が完璧です。最年少ながら聡明で気配りが細やかで、ピンチの時にはジュンに頼れば間違いない! K4の頭脳担当ですね。
ジュン えーと(照)。ヒョンミンさんは優しくて懐の深いリーダー。メンバーのこともよく理解してくれているし、ファンサービスも人一倍熱心です。個人的には食のチャレンジャーというか、なんでもよく食べるところが好きです(笑)。
ヒョンミン 4人のなかで僕だけ日本に来るのが初めてだったんです。だから見るものなんでも珍しくて美味しそうで(笑)。なかでも大阪で食べたインデアンカレーは忘れられないですね。次もダブルダブル(※ルーもご飯も2倍量)を食べたいです。
──食べ物のほかに日本で印象的なことはありましたか?
ヒョンミン 日本の空は美しいですね。青さが韓国と違う気がします。そんなことをMCで話したら、ファンの方が「神戸の空はきれいです。ぜひ来てください」とメッセージをくださいました。「必ず行きます」と約束したのですが、6月に「令和にっぽん! 演歌の夢まつり2024」で神戸にうかがうことができます。この光栄なステージに立てる喜びと共に、その晴れ舞台で早くも約束を守ることができてうれしいです。
──では最後に日本で叶えたい夢、そしてファンにメッセージをいただけますか?
ジュジュ デビュー曲はラテンナンバーでしたが、演歌にもとても興味があるので勉強したいです。日本にトロットを紹介しつつ、韓国に日本の演歌を紹介できればと思っています。
フィリップ ファンの皆さんの愛を感じるたびに、夢は叶うという自信が湧いてきます。いつかは東京ドーム、あの舞台までファンの皆さんと一緒に向かっていきたいです。
ヒョンミン その日を目指して声が張り裂けるまで歌い続けます。応援よろしくお願いいたします。
ジュン 最も叶えたい夢は紅白歌合戦出場です。そして、日本で一番愛される韓国人グループになることです。それも皆さんの応援がなければ叶いません。どうぞK4と一緒に歩んでください。
K4『Love Storm/Bye Bye Bye』発売記念リリースイベント開催決定!
2024年3月27日(水)に発売となる K4『Love Storm/Bye Bye Bye』の発売を記念してリリースイベントを開催いたします。以下詳細をご確認の上、皆さまぜひご参加ください。
※今後の新型コロナウイルス感染拡大の状況等により、急きょイベント内容が変更・延期・中止等となる可能性がございますので予めご了承ください。
※今後、イベントスケジュールは追加発表を予定しております。オフィシャルサイト、各種SNSを是非チェックしてください。
【日程・会場】
4月30日(火)埼玉
13:00~/16:00~
イオンモール羽生
5月1日(水)東京
13:00~/16:00~
イオンモール東久留米
5月2日(木)神奈川
13:00~/15:00~
ららぽーと立川立飛
5月3日(金・祝)神奈川
12:00~/15:00~
タワーレコード川崎
5月11日(土)茨城
13:00~/16:00~
ショッピングモールパルナ
【イベント内容】
ミニライブ+特典会(ステッカーお渡し&メンバー+集合撮影会)
※メンバー4人(全員)+お客様で1枚の写真撮影となります。
※ステッカーはスタッフよりお渡しさせていただきます。
【イベント対象商品】
2024年3月27日(水)発売
『Love Storm/Bye Bye Bye』
通常盤(MHCL-30981)
¥2,000(税込)
『Love Storm/Bye Bye Bye』リリースイベントの詳細はこちら:
https://www.sonymusic.co.jp/artist/K4/info/561619
K4日本デビューシングル『Love Storm/Bye Bye Bye』
2024年3月27日(水)発売
品番:MHCL-30981
価格:¥2,000(税込)
【収録曲】
1.Love Storm -Japanese version-
2.Bye Bye Bye -Japanese version-
3.アイノカタチ
4.Love Storm
5.Love Storm(Instrumental)
6.Bye Bye Bye(Instrumental)
初回仕様限定盤:
イベント応募ハガキ封入、ミニポスター仕様歌詞カード(絵柄ランダム封入)
K4日本プレデビューミニアルバム『K4YOU ~K for you~』
発売中
品番:MHCL-30922
価格:¥2,000(税込)
【収録曲】
1.Touch Love(from「主君の太陽」)
2.Our Tears(from「花郎<ファラン>」)
3.Stand By Me(from「花より男子」)
4.最初から今まで(from「冬のソナタ」)
5.雪の華(「ごめん、愛してる」)
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