「演歌第七世代」のホープ・彩青が1月7日に新曲『門前仲町の恋ざくら』をリリース!

2026.1.7

吉幾三プロデュースの『津軽三味線物語』が、2025年12月に発表された「日本作詩大賞」でBSテレビ東京特別賞に輝いた彩青。その感動も冷めやらぬ1月7日に新曲『門前仲町の恋ざくら』をリリースした彩青に、新曲にかける想いや吉幾三とのエピソード、趣味に没頭するオフの時間の過ごし方などを聞いた。


――1月7日リリースの新曲『門前仲町の恋ざくら』にかける意気込み聞かせてください。

新曲『門前仲町の恋ざくら』は、私にとって初めて尽くしなんです。これまでは秋田や桜島といった、どこか故郷を思わせる土地を歌った曲でしたが、今回のテーマは東京・門前仲町。しかも歌のテーマが“恋”という、これまた初めて挑戦させていただく曲になります。そのうえジャケット写真の衣装が着流しというのも、今回が初めて。2026年はデビュー7年目ということで、ラッキー7な年に気持ちも新たにチャレンジする1曲となっております。今年は午年で、私は年男になりますので、この新曲『門前仲町の恋ざくら』を携えて全国を駆け巡っていきたいですね。

――初めてこの曲を聞いた時の印象は?

最初は、詩だけを拝見したんです。門前仲町を歌った歌ということで、これまでとは違う新たな彩青をお見せできるといううれしさもありながら、「自分に恋の歌が歌えるのか」という不安もありました。でも、後から四方章人先生につけていただいた曲を聴いて「この曲を歌いたい!」という気持ちがより高まっていき、仮歌を録って聴いてみたらさらに気持ちが盛り上がりました。レコーディングにあたっては、細川たかし師匠から「少しだけテンポ感を上げて言葉を大事に歌うことで、余計なところにこぶしが回らなくなる」とアドバイスをいただきました。

――“恋の歌”に不安があったのはどうしてですか。

恋の思い出”なんて中学生の頃の記憶ぐらいしかないんですよ。これまで師匠の『佐渡の恋唄』や三橋美智也先生の『哀愁列車』など、カバーで恋歌を歌わせていただいたことはありましたが、自分の持ち歌として恋の歌をいただけるような年齢になってきたのかなと感じるものはありました。今までは三味線がテーマだったり、股旅だったりといった曲が多かったので、何だか不思議な感じもあり、うれしくもありという気分でしたね。

――恋の歌を歌うにあたって、心がけたことや準備したことはありましたか?

この『門前仲町の恋ざくら』を歌うにあたっては、歌の主人公について、ずいぶん考えました。その時に思い出したのが、2025年8月に出演させていただいた三山ひろしさんプロデュースの「1PPO~歌と芝居の贈り物~」という公演です。この公演では三山ひろしさんが、これからの歌に繋げてほしいという想いから、各登場人物のこれまでの人生を深く考えないとできないようなお芝居を選んでくれました。そうした経験も考え合わせながら取り組んだのが、今回の新曲になります。

――『門前仲町の恋ざくら』は恋人との春の思い出を歌った歌ですが、彩青さんの“春の思い出”と言えば?

春の思い出というと、やはり雪解けですかね。私の故郷の北海道・岩見沢というところは、国から特別豪雪地帯に指定されるくらいとんでもなく雪が降るところなんです。冬の朝は祖母が起きると、新聞屋さんが通りやすいように玄関先の人の通るところは雪かきをしてくれますので、その後は私もよく雪かきをやりました。屋根の雪下ろしは、1シーズンに3~4回もやる時があるんですよ。やらないと、雪の重みで家が潰れちゃいますからね。ですから“春”というと、雪かきをしなくてもよくなるシーズンというイメージですね。雪の下から福寿草が見えてくると、「ああ、春になったな」と実感します。

――カップリングの『いろは雨』も恋の歌ですね。

『門前仲町の恋ざくら』はリズム感があって小気味いい勢いのある曲ですが、『いろは雨』はどちらかというと、落ち着いて歌う曲という感じがありますね。この歌も、大事に歌っていきたいなと思いましたね。

――今回3曲目に収録されている『ソーラン節』は、北海道民謡ですよね。

これは、私のわがまま聞いてもらって収録していただきました。この『ソーラン節』というのは、私にとってすべての原点みたいな歌なんです。両親が「YOSAKOIソーラン」をやっていて幼い頃から接してきた曲であり、自分の歌の根本を作り上げてくれた『ソーラン節』を、何としても皆さんに聞いてもらいたいなという想いからわがままを言わせてもらいました。『門前仲町の恋ざくら』と『いろは雨』は表現の仕方も詩の世界も現代的で新しい挑戦にあふれた曲に仕上がっていますので、私の原点である民謡と合わせてたくさん聞いていただきたいなと思っています。

――話は少し変わりますが、第58回「日本作詞大賞」でのBSテレビ東京特別賞の受賞おめでとうございます。受賞の感想を聞かせてください。

私も改めて受賞の瞬間を放送で観返したんですが、発表された時は一瞬びっくりしていましたね。でも本当に、吉幾三先生に素晴らしい詩を書いていただいたことに改めて感謝しました。先人が築いてきた津軽三味線の世界、思い、歴史を語り継ぎ、津軽三味線を大事にして歌ってもらいたいということで書いていただいた1曲です。吉さんは細川たかし師匠とは兄弟のような仲ですし、私もかわいがっていただいている仲でこの曲にめぐり合わせていただいたことは、非常にうれしいことですね。吉さんは発表後に私が歌っている最中も、ものすごく笑顔で聴いてくださって、歌い終わった後も「彩青、すごくよかったよ」と声をかけていただきました。授賞式の後は吉さんの周りはすごい人だかりで私はご挨拶できなかったのですが、その後に吉さんから「彩青くん、上手くなったね。うれしかったです」とメッセージをいただき、本当にうれしかったですね。

――2025年12月22日には『オールスター合唱バトル』が放送されましたが、収録はいかがでしたか?

今回の演歌チームのリーダーは徳永ゆうきさんで、新体制になっての演歌合唱団でした。この『オールスター合唱バトル』で演歌を聞いて、演歌に興味を持ってくださる方も多いと思うのですが、特に演歌というのは日本語の美しさ、日本語の良さが如実に出る歌ですから、そこを大事にしていこうじゃないかということで、みんなで団結しました。毎回メンバーは同じではありませんが、みんなで集まるとアットホームな感じで、いい雰囲気になってきたなと感じましたね。それぞれがキャンペーンだったりコンサートだったりで全国を飛び回っていますから、なかなか一堂に会する機会がとれないのですが、個人練習やスタジオ練習以外でもグループLINEなどを通して意見交換や情報共有をしていましたし、私もたくさん勉強させてもらいました。

―― 一番勉強になったなと思ったことは?

番組ではポップスやいろんな名曲を歌わせていただくのですが、さまざまな曲を歌っておいた方がいいんだということを強く感じました。この歌い方は演歌でも生きるんだとわかった部分も多かったですし、合唱を通して本家の人たちの歌もいろいろ学ばせていただきました。それから逆に、民謡の歌い方がこんな形で生かせれるんだという発見もありました。勉強させていただいた部分は、いつにも増して多かったですね。

それから、歌詞を大事にするということは、どんな時にも大事なんだということを改めて学ばせていただきました。師匠からもよく「メロディーを歌うんじゃなく、詩を歌うんだ」と教えていただくのですが、その大事さを合唱バトルでも感じましたし、その点は今回の新曲でも痛感しました。

――2025年は、彩青さんにとってはどんな年でしたか?

振り返ると、本当に怒涛のような年でしたね。2月19日に『津軽三味線物語』が発売になって全国を回らせていただき、8月には、「1PPO~歌と芝居の贈り物~」の公演とお稽古がありました。9月には細川たかし師匠の50周年記念公演で名古屋・御園座「芸道生活50周年・細川たかし&吉本新喜劇」にも出させていただき、お芝居の鍵となるような役を演じさせていただいたのも印象深いですね。6月と12月に放送された「オールスター合唱バトル」にも出させていただきました。振り返ってみれば、曲やセリフなど、覚えることが多かった年のような気がします。そのうえ12月には、『津軽三味線物語』が日本作詩大賞でBSテレビ東京特別賞という大きな賞をいただいて、感動の多い年でもありましたね。

――2025年の学びと感動を生かして、2026年はどんな年にしたいですか。

2026年は、早々から曲も衣装もテーマも新たなチャレンジにあふれた新曲をリリースさせていただきますので、この曲を持って日本全国駆け巡っていきたいなと思っています。デビュー5周年記念ライブ以来、単独公演というのは開けていないので、「彩青コンサート」をまた開かせていただけるように、年男でもありますから全国を駆け巡りながら頑張っていきたいなと思っています。

――1月6日~25日には大阪・新歌舞伎座で「祝七十五歳 梅沢富美男劇団 梅沢富美男 細川たかし一門 細川たかし 新春特別公演」が控えていますね。

梅沢富美男さんとお芝居をさせていただけるというのも光栄なことですし、そこでもいろいろ勉強させていただきたいなと思っています。お芝居では妹弟子の田中あいみちゃんの子分役なんですよ。あいみちゃんに「親分!」と言わなきゃいけないんですが、そういったところを皆さんも楽しみにしていただけたらうれしいですね。

――ちなみにお正月はいかがでしたか?

1月3日から大阪入りになるので、今年は初めて東京でお正月を過ごしました。飛行機が雪で飛ばない可能性を考えると、1月1日には飛行機に乗って帰ってこないといけないんですよ。そういったことも考えて、初めて東京で年越しをすることにしました。私は“寂しがり屋の一人好き”なところがあるので、一人で過ごすことはあまり苦にならないんです。人と触れ合うのはすごく楽しい時間ですが、できる限り一人でいたい方なんですよ。地方でお仕事が終わった後も、部屋にいるか一人でその周りをブラブラすればもう満足なんです。たまにゆっくり時間がある時には、皆さんと一緒に食事に行きたいと思う時もありますから、非常に気分屋なんでしょうね、私は(笑)。

――彩青さんの場合、お一人でもやることもいっぱいありますよね。

尺八を作んなきゃいけないし、三味線も掃除しなきゃいけないし、バチも作んなきゃいけないですから(笑)。休みの日なんて、2日あったら2日間家から出ない時もあります。「休みの日は、家で何をしているの?」とよく聞かれたりするんですが、家で楽器を磨いて、それでも飽き足らなくなると三味線の胴を外して一生懸命磨いて。そんなことをやっていると時間が足りなくて、「なんで1日は24時間しかないんだろう?」とよく思います。

――年明け早々1月6日に大阪・新歌舞伎座での公演がありますが、その先のご予定は?

3月11日に東京・浅草公会堂で「我ら演歌第7世代 昭和祭り スペシャルコンサート」に出演させていただきます。今回はいろんな昭和の名曲を披露させていただく予定です。SHOW-WAとMATSURIをゲストにお迎えして、非常に盛りだくさんな内容になると思いますのでご期待ください。それから1月28日には東京・中野ゼロホールで「東京演歌ライブなかの」に参加させていただきますし、2月14日には栃木・フォーシーズン静風で「青山新&彩青バレンタインスペシャルランチショー」があります。青山新さんと二人だけでのショーというのは初めてじゃないかと思いますので、これも楽しみにしていただきたいですね。「我ら演歌第7世代」とはまた違う二人のトークがどんな風になるのか、私自身も今からワクワクしています。

――最後に、読者に向けてメッセージをお願いいたします。

今回の新曲『門前仲町の恋ざくら』は、私にとって初めての恋歌であり、東京というテーマも着流しという衣装も初めてという初めてづくしの曲となります。この挑戦満載な曲をいただいて、新たな気持ちで2026年も頑張っていきたいなと思っております。これまでやってきた歌に三味線、尺八の三刀流は、もちろんまだまだ磨いてまいりますが、いろんな形で演歌・歌謡界を盛り上げていける年になるよう頑張っていきたいなと思っておりますので、応援のほどよろしくお願い申し上げます。

彩青『門前仲町の恋ざくら』ミュージックビデオ

彩青『門前仲町の恋ざくら』

2026年1月7日発売

品番:COCA-18315
定価:¥1,500(税込)

【収録曲】

1.門前仲町の恋ざくら(作詩:柚木山柚/作曲:四方章人/編曲:西村真吾)
2.いろは雨(作詩:柚木山柚/作曲:四方章人/編曲:西村真吾)
3.ソーラン節(北海道民謡)
4.門前仲町の恋ざくら(オリジナル・カラオケ)
5.いろは雨(オリジナル・カラオケ)
6.ソーラン節(オリジナル・カラオケ)
7.前仲町の恋ざくら(2コーラスカラオケ)
8.いろは雨(2コーラスカラオケ)

「祝七十五歳 梅沢富美男劇団 梅沢富美男 細川たかし一門 細川たかし 新春特別公演」

日程:
2026年1月6日(火)~1月25日(日)

会場:
大阪・新歌舞伎座

料金:
1階席 ¥12,000(税込)
2階席 ¥6,500(税込)
3階席 ¥4,000(税込)
特別席 ¥12,500(税込)

<第一部>
大笑い!おかしな、おかしな男の花道

<第二部>
華の舞踊絵巻

<第三部>
細川たかし一門オンステージ
出演:
梅沢富美男、細川たかし、杜このみ、彩青、田中あいみ、竜小太郎、門戸竜二、梅沢富美男劇団

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