二見颯一が青春の記憶をかき立てるシングル 『御茶ノ水ぐらふぃてぃー』を発売中! 「歌の風景が自分の中にあるのを感じながら歌っています。 これまでにないフォーク調の新曲を楽しんでください!」
2026年の第2弾シングル『御茶ノ水ぐらふぃてぃー』を発売し、ますます注目度が高まる二見颯一。歌い手としてこの道を進む覚悟が決まったという二見が、穏やかな旋律の後にしみじみとした余韻が残る新曲や、自身で作詞・作曲を手がけた故郷の歌『国富の風』への想い、プライベートのマイブームまでを赤裸々に語ってくれた。

――2026年の第2弾シングル『御茶ノ水ぐらふぃてぃー』が9月9日に発売になり、観客の前で披露する機会も多いと思いますが、新曲に対する印象の変化などはありますか?
ありますね。もともと『御茶ノ水ぐらふぃてぃー』は、自分のことを歌っているような曲で、歌っていてすごく馴染む印象がありました。歌い手の「二見颯一」ではなく、本名の「二見颯」として歌っているようで、特別な感情があったんです。それが、歌えば歌うほど学生時代が甦るのか、歌詞の言葉や歌の風景が自分の中にあるのを強く感じるようになってきています。御茶ノ水で学生時代を過ごしたのは、大学入学から2年生でデビューするまでの1年と少しだけなんですけどね。
――学生時代のことで思い出に残っていることは?
御茶ノ水は、学割のきく店が多かったんですよ。学生証を見せるとお替り無料になったり、500円くらいでお腹いっぱいになる学生定食があったりしたんです。当時はレッスンをしていてアルバイトもあまりできなかったので、すごく助かったのを覚えています。御茶ノ水は、学生にやさしい印象がありますね。
――思い出を刺激するという新曲『御茶ノ水ぐらふぃてぃー』ですが、歌う際に気を付けているポイントはありますか?
慣れてくると、「こんな感じで歌ってみようかな」とアレンジすることが他のオリジナル曲ではあるのですが、『御茶ノ水ぐらふぃてぃー』はそれをやると歌の世界観が一気に崩れてしまうんです。手を加えて足し算をするのではなく、譜面通りシンプルに引き算をしていくほど魅力が出てくる、ちょっと不思議な曲だと感じています。レコーディングの時も水森英夫先生から「ボーッとして歌えよ」と言われていたのですが、その時はよくわからない部分がありました。でも、いろんなところで歌わせていただいているうちに、先生のおっしゃったことがわかってきたような気がしています。これからもっとこの曲の表情が見えてくるのかと思うと、楽しみですね。

――『御茶ノ水ぐらふぃてぃー』に対する、ファンの反応はいかがですか?
皆さん、しみじみと聴いてくれています。手拍子やペンライトを振るのを忘れて聴き入ってくれていて、それぞれの思い出をなぞってくれているのかなと感じていますね。御茶ノ水で学生時代や青春時代を過ごしていない方の方が圧倒的に多いと思うのですが、それでも若い頃の思い出を綴ってくれたり、「初恋の人を思い出しました」と書いていただいたりしたお手紙をいただくのは、歌い手としてやっぱりうれしいです。
――これまでの曲とは、ちょっと違う反応ですね。
全然違いますね。水森先生からは、「この曲は男性が好きな曲だ」と言われていたのですが、それも今はよくわかります。ステージから見ていると、これまで来ていなかったファンの方の旦那様がききに来てくれたりしていて、圧倒的に男性のお客様が増えている印象があります。野外のステージで歌っていると、足をとめてくださる方には男性が多いのは間違いないと思います。
――『御茶ノ水ぐらふぃてぃー』はフォーク調の曲ですが、次に挑戦してみたいジャンルはありますか?
僕は宮崎の山育ちのためか、オリジナル曲は山の歌が多いんですよ。だから“海の歌”を歌ってみたいですね(笑)。デビュー前に水森先生にレッスンしていただいた時に、海の歌を歌ったことがあるんです。その時に水森先生に、「波が打ち寄せる岸壁というより、ビーチみたいだな」と言われました。穏やかで明るい、波のない海のイメージになってしまうみたいです(苦笑)。

――6月には、ベストアルバムの第2弾『やまびこベストプラス』も発売になりましたね。
こんなにたくさんのシングルを作っていただいたんだなと、改めて感謝の気持ちでいっぱいになりました。僕の歩いてきた歌の道がたどれる1枚で、ファンの方の中には「これ1枚で二見颯一を丸ごと人に紹介できる」と言ってくださる方もいます。
――本名の二見颯でご自身が作詞・作曲を手がけた『国富の風』も収録されています。
『国富の風』は僕の故郷を歌った曲なので、歌詞はそれほど悩まずに書けました。でも、曲は難しかったですね。地元の国富の皆さんに歌ってほしかったので、歌いやすいようにキーの幅をおさえて作ったのが苦労した原因のひとつです。でも一番難しかったのは、僕がもう10年も水森メロディに浸っていることですね。曲を考えようとすると、師匠の水森先生の作品が出てきちゃうんですよ。メロディでオリジナル性を出すことの難しさを思い知りました(苦笑)。編曲を同門の三丘翔太さんにお願いしていたので、曲作りについては翔太さんに相談しながら作った感じですね。最後に翔太さんが、「後はアレンジで何とかするから」と言ってくれたのは心強かったですね(笑)。
――そうやって完成した『国富の風』ですが、地元の反応はいかがでしたか?
喜んでもらえて、安心しました。国富町の役場でも流していただいたりして、盛り上がってくれています。国富には50年歌われている『国富音頭』という曲があって、ベスト盤にも収録させていただいたのですが、『国富の風』については「新しい町民歌として歌っていきたい」と言ってくださる方もいてうれしかったですね。母に最初に聴かせた時は、大粒の涙をこぼしていました。

――プライベートでは自転車に乗るのがマイブームだそうですね。
よく行く飲み屋さんで会う常連のおじさんから、もう乗らないからと譲ってもらったんですよ。長く愛用されていたママチャリなのですが、丁寧に手入れをされていたようで、乗っていても快適なんですよ。自分で気に入った1台を買うのもいいですが、誰かにすごく大切にされていたものを譲り受けるのもなんかいいなと思って、楽しく乗らせてもらっています。最近は自転車に対する取り締まりが厳しくなっていますので、交通ルールを守ってのんびり楽しんでいます。
――ほかに最近ハマっていることはありますか?
僕は家にいるのが好きで、趣味が全部インドアなんですよ。絵を描いたりアクセサリーを作ったり、ひとりで長い時間集中している、その時間が好きなんですね。特に最近は、絵ばかり描いているような気がします。
――最近描いてお気に入りの絵はありますか?
先日の東京コンサートのために描いた八代亜紀さんの肖像画があるのですが、それが気に入っています。僕の描いた絵はほとんどが貸し倉庫に眠っているのですが、この絵は家に飾ろうと思って、今額装してもらっています。
――次に描こうと思っている絵の題材は何ですか?
毎年秋には、紅葉の絵を描いています。僕の絵は風景画や抽象的な絵が多いのですが、八代さんの肖像画を描いた時に、人の顔をじっくり見て描くのが面白かったんです。だから次は人物画を描いてみようかなと今は思っています。事務所の社長から「俺を描け」と言われているので、練習として描かせてもらうのもいいかもしれませんね(笑)。

――「うたびと」の読者へメッセージをお願いします。
デビューから8年間歌い続けてこられたのは、ファンの皆さんの応援のおかげです。ここ2~3年で、僕は歌い手としてこの道を行くんだという覚悟が決まったように思っています。これからも皆さんに歌を届ける道を進んでいきますので、末永く応援していただけるとうれしいです。あわてたり走ったりができない人間なので、のんびり進む姿を見守っていただければと思っています。今後ともよろしくお願いいたします。
二見颯一『御茶ノ水ぐらふぃてぃー』MUSIC VIDEO
二見颯一『御茶ノ水ぐらふぃてぃー』
発売中
価格:¥1,700(税込)

タイプA
品番:CRCN-8874
【収録曲】
1.御茶ノ水ぐらふぃてぃー(作詩:紙中礼子/作曲:水森英夫/編曲:竹内弘一)
2.テルミーTOKYO(作詩:岸快生/作曲:水森英夫/編曲:竹内弘一)
3.御茶ノ水ぐらふぃてぃー(オリジナル・カラオケ)
4.テルミーTOKYO(オリジナル・カラオケ)
5.御茶ノ水ぐらふぃてぃー(一般用カラオケ・半音下げ)
6.テルミーTOKYO(一般用カラオケ・半音下げ)

タイプB
品番:CRCN-8875
【収録曲】
1.御茶ノ水ぐらふぃてぃー(作詩:紙中礼子/作曲:水森英夫/編曲:竹内弘一)
2.アイノイト(作詩:新垣優/作曲:新垣優、片山義美/編曲:片山義美)
3.御茶ノ水ぐらふぃてぃー(オリジナル・カラオケ)
4.アイノイト(オリジナル・カラオケ)
5.御茶ノ水ぐらふぃてぃー(一般用カラオケ・半音下げ)
6.アイノイト(一般用カラオケ・半音下げ)
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