【「うたびと」オープン記念】純烈独占インタビュー

2019.3.25

全国各地のスーパー銭湯などを地道に回り、歌あり、踊りあり、笑いありの実の濃いステージでファンを獲得してきた純烈。グループ結成から11年目の昨年末、12万枚のヒットとなった『プロポーズ』で、活動当初から掲げていた目標「夢は紅白!親孝行!」を見事達成。4人体制の新生・純烈となった今、「4人で心をひとつにして」(白川)、「今後もぶれずにスーパー銭湯大使としてがんばります!」(小田井)と語る。

 

――紅白出場歌手に成長した今もなお、スーパー銭湯にこだわる理由は、そのまま、純烈の“うたびと”としてのこだわりでもあるようだ。

「お金儲けより面白さのほうが大事なんです。誰も皆、楽しいと、辛いを乗り越えられるじゃないですか。だから僕らは、楽しさ、面白さを大事に、歌ってきました。小規模なステージにはお客様との距離が近いからこその面白さがあるし、紅白に出たからといって、でっかくなりすぎない良さというのも純烈ならではの世界。だから、ジャニーズのみなさんは紅白が終わったら東京ドームで年越しライブをやりますが、純烈は、紅白が終わったら健康センターに行く。それが売りです」(酒井)

「たとえば今後、武道館でやらせていただけたとしても、次の日はきっと、健康センターに行きますね」(後上)

 

――そんな4人の今後の目標は、5月15日に発売される新曲『純烈のハッピーバースデー』で2年連続紅白出場を果たすこと。

「これまで紅白に出られたら解散してもいいというくらいの気持ちで11年間、純烈に打ち込んできたので、達成できたときは、正直、ありがたいのとホッとした気持ちでいっぱいで、もう十分と思いました。でも、応援してくださった方々やスタッフのことを考えると、また出られるようにならなきゃという気持ちが沸いてきて。例の騒動も後押しになって、これで終わりじゃつまらないから連続して出てやろうと言う根性も沸いてきました」(酒井)

 

――その勝負曲となる新曲は、軽快なリズムのラテンナンバー。最後にメンバーそれぞれに、歌に対する思いと今後の抱負を聞いた。

「人それぞれ思い出に残っている曲ってたくさんあると思いますが、自分たちが歌っている曲たちが、人々の心に1曲でも残るように、そういう歌を歌っていきたいですね」(白川)

「西城秀樹さんのYMCAのような、歌いながら、みんなで踊っている瞬間ができるような、そういう曲を目指して、今後もがんばっていきたいと思います」(酒井)

「僕らは表現する、歌う側の人間で、プレイヤーですが、お客様も、聞きに来て楽しむだけでなく、プレイヤーのつもりで一緒に歌ってもらって、一緒にお客さんと楽しむ。そういうコンサートをやっていきたいですね」(小田井)

「歌や音楽は、聴いて気分が楽しくなる、しんどいときに救われるということでこそ、意味があると思うんです。だから、来た人が楽しくなって帰るとか、しんどかったけどちょっと救われたとか、そういうふうに思っていただけるようなライブを日々、心がけて、その積み重ねとして紅白連続出場があると思うので、とにかく、ライブを大切にして、また紅白に出たいと思います」(後上)

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