【望月琉叶】アイドル・グラビアもこなす”三足のわらじ”演歌歌手の魅力

2022.2.18

アイドルグループ「民族ハッピー組」のメンバー、グラビアアイドル、そして演歌歌手。第63回レコード大賞新人賞を受賞した望月琉叶は”三足のわらじ”を履きこなす演歌歌手として注目を集めています。幼い頃から音楽に触れ、母親の後押しもあり音楽界に飛び込んだ彼女ですが、どのように独自のポジションをつくっていったのでしょうか。今回は、歌手を志すきっかけや、音楽以外にもさまざまな才能を魅せる演歌歌手・望月琉叶についてご紹介します。

三足のわらじ演歌歌手・望月琉叶とは

望月は演歌歌手だけでなく、アイドル・グラビアなど多方面で活躍しています。

演歌歌手として

演歌歌手としては2020年7月22日にデビューし、デビューシングル『失恋慕情』がオリコンの週間シングル演歌・歌謡ランキングで初登場1位(2020年8月3日付)を獲得しました。さらに、2021年4月28日にリリースしたセカンドシングル『面影・未練橋』でも同1位(2021年5月10日付)を獲得しており、実力派若手演歌歌手として頭角をあらわしています。

アイドルとして

望月が所属する民族ハッピー組(望月は左から2番目)

2018年に「演歌女子ルピナス組」を前身とした8人組アイドルグループ「民族ハッピー組」に加入。メンバーカラーはピンク、民族ハッピー組のDJ担当というポジションで、ライブ配信やオンラインイベントなど精力的に活動しています。

2017年にはインドネシアでメジャーデビューもしており、「世界のすべての民族がハッピーになる活動を」をコンセプトとして楽曲を世界中に発信し続けています。

グラビアアイドルとして

グラビアアイドルとしての活動では、2020年8月6日に週間ヤングジャンプでグラビアデビューしました。2021年2月26日に1stDVD『初恋歌姫』、同年7月20日に2ndDVD『琉球艶歌』をリリース。サイゾー(2021年6月号)の表紙を飾ったり、週刊プレイボーイ、FLASH、FRIDAYなどにもグラビアが掲載され、2021年9月にヤンマガデジタル写真集『花のグラビア道』をリリースするなど、精力的に活動しています。

デビューまでの道のり

望月が歌手デビューを果たすまでには、さまざまなきっかけがありました。

音楽に目覚めた幼少期

幼少期の望月

望月が初めて音楽に触れるのは、3歳から習い始めたピアノ教室と歌唱レッスンでした。中学校に入学すると吹奏楽を始め、部活で演奏する楽曲の他にも演歌やクラシックを聴いたりするなど、常に音楽が身近にあったそうです。

母から託された歌手の夢

音楽が身近にあった望月が本格的に歌手を目指そうと考えたきっかけは、母の一言でした。
望月の母親は演歌歌手になるのが夢だったのですが、その夢が叶わなかったという過去があり、そんな母親から「音楽で食べていってほしい」と夢を託されたことで、「歌手になる」という意識が強くなっていきました。

歌手への強い思い

歌手をなることを目指して、望月は高校1年生のころからオーディションを受け始めます。合格を勝ち取ることもありましたが、ソロの歌手ではなくアイドルグループでの活動を勧められることが多く、自分が目指している歌手とは違うと感じてアイドル活動は断り続けていました。

アイドルグループ「演歌女子ルピナス組」として歌手デビュー

アイドルとしてデビューした当時の望月

アイドル活動を断り続けていた望月でしたが、大学4年生の夏に転機が訪れます。友達のプレゼントを購入しに代官山を訪れた際に、たまたま事務所の社長である大石一尋からスカウトを受けたのです。当時、望月は就職の内定が出ており、これまでのようにアイドルとしてのスカウトでしたが、そのアイドルグループが「演歌を世界へ」をコンセプトにした「演歌女子ルピナス組」だったため母親の夢に近いと感じ、加入することを決意しました。

デビュー後の活躍

望月は、「演歌女子ルピナス組」のメンバーとして活動していくうちに、ますます演歌に対しての思いを強くしていきます。

アシスタントで出演したイベントで演歌を熱唱!

グループ加入後に行われたソロライブでは、たびたび演歌を歌っていた望月。アシスタントとして出演したニコニコ超会議の超歌ってみた会場にて飛び入り参加で石川さゆりの『天城越え』を披露し、歌唱力の高さが話題を呼びました。

念願の演歌歌手デビューを果たす

演歌歌手としてデビューした当時の望月

さらに、プロのアイドルの歌うま決定戦で細川たかしの『望郷じょんから』を歌い最高点を獲得。この時にソロデビューすることを決意し、2020年7月にシングル『失恋慕情』にて日本コロムビアからソロデビューを果たしました。オリコンの週間シングル演歌・歌謡ランキングで初登場1位(2020年8月3日付)を獲得し、一気に認知度を上げました。

日本レコード大賞新人賞を受賞

2021年4月28日にはセカンドシングル『面影・未練橋』をリリースし、前作に続き同部門(2021年5月10日付)で1位を獲得しました。

さらに、2021年12月30日に開催された「第63回日本レコード大賞」では新人賞を受賞し、作曲家・浜圭介や作詞家・売野雅勇からも絶賛されました。

望月琉叶の魅力

愛らしいルックスと圧倒的な歌声で世界中から注目されている望月は、多彩な才能を持っています。

幅広い活動をこなす器用さ

演歌・アイドル・グラビアといった幅広い活動をこなす器用さは、望月の最大の魅力でしょう。TwitterやInstagramなどでは全身コーデの写真やライブ配信、グラビア写真を発信するといったアイドルとしての活動を行い、演歌歌手としては名誉であるレコード大賞の新人賞を受賞するなど、それぞれの活動を全力で取り組んでいることがうかがえます。

 

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海外でも評価が高い表現力

2021年7月10日に、自身のグループで4年以上歌い続けられていた楽曲『チョメリズム』を演歌調にカバーし配信限定シングルとしてリリース。独自性の強い同楽曲は国内だけでなく、インドをはじめとした海外でも高い人気を誇っており、MVは2022年2月現在で約65万回再生されています。

歌以外にも突出した芸術の才能

望月が描いた民族ハッピー組『エゴイスト』のCDジャケット

歌以外にもピアノ演奏、創作ダンス、DJ、絵を得意としている望月。特に絵の腕前はプロ級といわれており、民族ハッピー組のシングル『エゴイスト』などのCDジャケットを手掛けています。また、オンライン配信ではピアノでさまざまな名曲を演奏する姿を見せています。

「歌う」「踊る」「魅せる」を体現する新しい演歌歌手

幼いころから音楽に触れてきた望月は、母親から託された夢を叶えて、演歌歌手・アイドル・グラビアなど多方面で活躍しています。演歌界の新星として現れた望月は、これからどんな一面を見せてくれるのか、今後の活躍が期待されます。

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