【東京力車 裏側潜入!『Sole!~おまんた囃子~』発売までの道!】~レコーディング編~
現役人力車俥夫ユニットの東京力車が、2022年7月20日(水)に三波春夫×東京力車×ヒャダインによる新歌謡ポップス第2弾『Sole!~おまんた囃子~(読み:ソレ!おまんたばやし)』を発売する。
それを記念し、うたびとでは発売までの期間、「東京力車 裏側潜入!『Sole!~おまんた囃子~』発売までの道!」の特集を実施することが決まった。
今回は、三波春夫の命日である4月14日に行われたレコーディング現場に潜入!! 『Sole!~おまんた囃子~』のレコーディング風景を、オフショットをまじえてたっぷりとお届けしたい!
今回、東京力車が選んだ『おまんた囃子』は、テイチクレコードの大先輩である三波春夫が、1975年に地元に恩返ししたいという思いから発表した楽曲。前作『ニビイロトーキョー ~チャンチキおけさ~』と同様に、今作も音楽クリエイターの前山田健一(ヒャダイン)が新たな歌詞とメロディーを付けることで、昭和の名曲が令和のお祭りソング『Sole!~おまんた囃子~』として生まれ変わった。三波春夫の命日にあたって、メンバーはレコーディング前に三波春夫のお墓参りをしてからスタジオを訪れた。
レコーディングが始まる前のスタジオでは、メンバーの渡邉善央が筆をとり、集中して言葉を書く姿が。渡邉が書いていたその言葉は、三波春夫が生前に残した『新しい祭りを創る。新しい歌を創る。人間として一番倖せな時である』という名言だった。レコーディングでメンバーが全力を出すべくしたためた一筆だったようだ。うたびと一行は渡邉の達筆ぶりに驚かされたのだが、渡邉は「ずっと書道をしていました。毛筆ではなく硬筆で、初段を持っています」と明かしてくれた。
メンバーが個々にレコーディングに向けて準備を進める中で、作詞・作曲を手掛けたヒャダインがスタジオに登場。ヒャダインが「髪型、変わった?」と白上一成に話しかけると、「4年間ずっと一緒ですよ」と石橋拓也が返し、「そこ“何言うとんねん”待ちだったのに」と笑いを誘い、メンバーの緊張感をほぐしていた。
2通りの歌い方を練習してレコーディングに臨んだ白上。ヒャダインは「言ったらできる子」と評価!
レコーディングは白上からスタート。ヒャダインによるディレクション(指示)に合わせて歌唱を繰り返す様子を、他メンバーもかわるがわる見学に訪れ、それぞれが真剣な面持ちで見守る。白上は分からないところがあるとその都度ヒャダインに質問をして、歌の感覚をつかもうとしていた。どのディレクションにもすぐに対応できる白上に、ヒャダインは「言ったらできる子だね」と歌に対する理解力を褒めていた。
レコーディング後、白上は「練習では、いろいろとイメージしながら歌ってきました。ニュアンスなどはヒャダインさんにディレクションしていただかないと分からない部分があったので、2通りの歌い方を練習してきました。スムーズにできてよかったと思います。三波さんの原曲も聴いて、原曲と僕たちの楽曲の魅力をいかに出せるかが重要だと思っていたので、難しかったですね」と語った。
また、白上は「僕は歌うことが好きで、メンバーといる時も歌を自然に口ずさんじゃうぐらい好きです。ボイトレをして成長していって、前回レコーディングした時よりも声が太くなっていると、スタッフの皆さんも変化を感じてくれました。引き続き継続して、いろんな表現ができるようにこれからも頑張っていきたいと思います」と思いを込めた。
レコーディングの待ち時間には「去年、ヒャダインさんと初めてレコーディングした時は、有名人を見るような目だったよね。純粋だと思ったよ」と、マネージャーから白上の素直な一面が語られる場面も。和気あいあいとした雰囲気でレコーディングは進んでいく。
田井のレコーディングでは、ダンディーな歌声と語りをメンバーが大絶賛!!
続く田井のレコーディングでは、ヒャダインのディレクションに合わせて、流れるように順調に歌唱した。ヒャダインが「その声、隠してたの?」と困惑しながらも「ダンディーで、すごくかっこいいよ!」と、その歌唱力の成長ぶりに驚いていた。田井が任された語りのパートでは、聴いていた他メンバーが思わず「かっこいい」と声を漏らすほどの出来栄えで、ヒャダインは「大河ドラマみたいですごくいいよ!」と絶賛していた。大河ドラマ風の語りパートも、新曲の聴きどころのひとつといえそうだ。
田井は「しっかり聴き込んで、自分なりにこうしたいというヴィジョンを持って、今日はレコーディングに臨みました。ニュアンスを的確にディレクションしていただいたので、自分の中で、“ああしてみよう、こうしてみよう”というイメージが持つことができたと思います。この曲はお祭りの歌なので、自分自身が一番楽しみ、ライブも想像した上で、こうやれば聴いてくださる方も盛り上がるのかなと思って歌いました。自分の中でやり切れたかなと思います」とレコーディングの感想を語った。
田井は、ヒャダインに声を褒められていたことについて「嬉しいですね。ラジオが好きでよく聞くので、そういうお仕事にも興味があります。声が武器になると思うので、褒めていただけると嬉しいです。自分なりにも研究をして、こう出してみようと考えていたので、それが結果として歌につながったのでよかったと思います」と話した。
石橋はヒャダインと音程や歌い方を念入りに確認、歌唱では両手を広げ、臨場感たっぷりにレコーディング!
石橋のレコーディングでは序盤、気合いが入っているためか緊張した面持ちだった。ヒャダインのディレクションに合わせて、ひとつひとつ音程を念入りに確認する姿や、実際にライブで歌っているかのように両手を広げ、臨場感たっぷりに歌う石橋の姿からは、その真面目な人柄がひしひしと伝わってきた。ヒャダインは「本当に成長してるね!」と終始感心した様子だった。
石橋はレコーディングの感想を「今回はヒャダインさんと三波春夫さんの第2弾ということで、嬉しかったです。2曲目ということで、プレッシャーを感じました。前作はありがたいことに皆さんのおかげで、オリコン週間演歌・歌謡ランキングで1位を獲得したので、上を目指したいという気持ちがあります。
やはりレコーディングをしないと気づけないところがあるなぁと思いました。自分としてはまだまだというところがあるので、『成長している』とヒャダインさんに言っていただいて嬉しかったですし、自信につながります。自信を持って皆さんにライブなどで聴いていただく時に笑顔が広がるような楽曲になればいいなと思います!」と話した。
全体のイメージを掴みながら、精一杯歌いこなす渡邉。ヒャダインはその成長を高評価!!
渡邉のレコーディングでは、ヒャダインのディレクションに合わせて、全体のイメージを掴みながら、精一杯歌いこなそうとする姿が見てとれた。ヒャダインは「前までの初々しい感じも好きだったのになぁ!(笑)」と話しつつも、渡邉の成長ぶりを褒めていた。
渡邉は、レコーディングの感想を「今日レコーディングの日が三波さんの命日ということで、やってやるぞ! という気持ちで、強い覚悟と勇気を持って臨みました。前作は切なさや哀愁を歌った曲で、今作はお祭りソングなので、練習している段階から、自分が楽しくならなきゃ歌えないなと思っていました。今回は、とても楽しく歌わせていただきました。お祭りソングということでテンションを上げないといけないので、そのテンションの中で、自分にできることは何かと探しました。
歌に対する意識が変わってきましたね。歌うことが苦手でしたが、『歌で頑張るんだ!』という気持ちになってから、歌を好きになって聴くようになりました。一人で歌うようになり、その取り組みがちょっとずつ積み重なって、今日は自信を持ってレコーディングに臨むことができたのかなと思います」と話した。
美容に詳しい渡邉に、おすすめの美容法を聞くと、「美容法ですか?んー……そうですね(考え込む)。最近、日が出て暑くなってきたので、日焼け止めは塗った方がいいと思いますね(一同爆笑)。(もう皆さん塗ってると思うよ!とツッコまれると)お風呂上がりは、化粧水・美容液・乳液の3点はマストですね。美容液でだいぶ肌の調子が変わると思います。あと、馬プラセンタのものがおすすめですね」と笑顔で教えてくれた。
渡邉は今後の目標を「浅草で働かせていただいている身として、やはり浅草に恩返しがしたいです。昼間からお客さんに浅草に来てもらって、いろんなお店でご飯を食べてもらって……。お店の方にも、僕たちのライブに来てほしいなと思っています。浅草全体で盛り上げていきたいというのがひとつの目標ですね」と熱意を込めた。
レコーディングの待ち時間では、メンバーの裏話も!?
レコーディングの待ち時間では、メンバーがそれぞれの裏の顔(!?)を明かしてくれる場面もあった。
石橋「僕たちの実態ですか?やはり一番話題になるのは、田井じゃないですかね。彼はしっかり者の斬り込み隊長ですが、実はやんちゃで男くさい部分もあります。メンバー同士で話していても、一番目頭が熱くなるタイプです。でも、4人の中ではしっかりしていると思います(笑)。かずと善央はお子ちゃまですね(笑)」
田井「ばっしー(石橋)はメンバーの中で一番年上なので、我が道をゆくタイプに見えますが、『また3人で何かやってるよ』と言いながら、全部聞いていて、実はその絡みに入りたい、というところがあると思います(笑)。彼はお笑いが好きなんです。善央はストレートにいじってきますが、ばっしーは『それはお笑い的には違う、このパターンの時はこういじるんだ。お笑いの世界ではそれが正解なんだ』と、本当は言いたいけれど、黙って缶コーヒーを飲んでいる感じですかね(笑)。ばっしーの後輩への話し方はとても優しくて、フランクに話せる後輩思いですね。」
裏でも仲良しな様子がうかがえるメンバーたちに、4人でやってみたいことを聞いてみると、
田井「毎日4人で一緒にいるので、プライベートで会おうとすることはないですが、みんなでボーリングはやりたいですね。ボコボコにしてやろうと思っています(笑)」
渡邉「人力車は朝早くから、ライブやレッスンがあれば夜まで、毎日ずっと一緒にいることになりますね。家族よりも長い時間を過ごしていると思うので、一刻も早く1人の時間がほしいと思うことがそれぞれあるのかなと思います(笑)。たまにはメンバーでプチ旅行とかしてみたいですね」
レコーディングを終えて−− 新曲への意気込みとファンへのメッセージ
レコーディング後、ヒャダインは東京力車と浅草トークで盛り上がり、あらためて個々に激励の言葉をかけていた。最後に4人は、新曲『Sole!~おまんた囃子~』への意気込みとファンへのメッセージを語った。
石橋「三波さんの『おまんた囃子』を知らない世代の方たちもいらっしゃると思います。この歌で『こういう曲があるんだよ』と伝えていきたいです。地元を思って歌を届けていた大先輩がいらっしゃったことは偉大なことだと思うので、三波さんの思いを継承しながら、今後も歌っていけたらと思います!」
田井「このご時世、いろんなことがありますが、この曲を通して皆さんに楽しんでいただきたいですね。東京力車の幅広い年代の仲間(ファン)が同じ熱量で楽しんでもらえるような空間を僕らが作るので、僕らに負けないくらいに楽しんでほしいですね。明るい日本や世の中にしたいという楽曲になっているので、それをどんどん広めていきたいと思います!」
白上「この歌は、お客さんとみんなでわいわいしながら楽しめる楽曲になると思います。今の時代、ネガティブなこともいろいろあると思いますが、そんなことを考えていても意味がないと思うので、僕たちは皆さんに笑顔になっていただけるように精一杯、この曲を全国各地、世界でも、皆さんのもとに届けていきたいと思っています。」
渡邉「今、暗いニュースが多い世の中なので、僕らが太陽のような存在でいられるように、日本全国に笑顔を届けられるような存在を目指して頑張っていきたいと思います。全国各地に会いに行けるように頑張りますので、待っていてください!」
次回は、『Sole!~おまんた囃子~』のミュージックビデオ撮影現場に潜入!? 「東京力車 裏側潜入!『Sole!~おまんた囃子~』発売までの道!」の次回の更新をお楽しみに!
東京力車『Sole!~おまんた囃子~』
2022年7月20日(水)発売
<通常盤A>
シングルCD(マキシシングル仕様)
品番:TECA-22033
価格:¥1,350
【収録曲】
1. Sole!~おまんた囃子~
2.友よ〜夢の旅人〜
3. Sole!~おまんた囃子~(オリジナル・カラオケ)
4.友よ〜夢の旅人〜(オリジナル・カラオケ)
<通常盤B>
シングルCD(マキシシングル仕様)
品番:TECA-22034
価格:¥1,350
【収録曲】
1. Sole!~おまんた囃子~
2.僕という存在の記録
3. Sole!~おまんた囃子~(オリジナル・カラオケ)
4.僕という存在の記録(オリジナル・カラオケ)
<特別限定盤>
シングルCD+エムカード1枚封入(ジュエルケース仕様)
品番:TECA-22035
価格:¥1,350
【収録曲】
1. Sole!~おまんた囃子~
2. Sole!~おまんた囃子~(オリジナル・カラオケ)
※特別限定盤には、『Sole!~おまんた囃子~』のミュージックビデオがご覧いただけるエムカードを封入(当たり機能当選者にはさらに特典映像も)。絵柄は全10種のうち1枚がランダムに封入されています。