藤原浩が田無警察署一日警察署長に就任 現・田無警察署長が作詞作曲をした「田無地区特殊詐欺撲滅音頭」を披露
歌手の藤原浩が28日、田無警察署一日警察署長として、現・田無警察署長が作詞作曲をした「田無地区特殊詐欺撲滅音頭」を東久留米市立生涯学習センター まろにえホールで披露した。
特殊詐欺の発生件数が、令和2年が、警視庁管内でワースト1位、令和3年がワースト3位を記録した田無警察署管内。警視庁管内、町田警察署管内についで、2番目の人口である32万人が生活し、人口に合わせて高齢者人口も多い。田無警察署の葛城俊英署長が、昨年9月に田無警察署長に着任してから、最も力を入れてきたことのひとつが、特殊詐欺の撲滅だった。
1人でも特殊詐欺の被害者を減らしたいという署長の思いが、自身の作詞作曲による、撲滅音頭である「田無地区特殊詐欺撲滅音頭」を生んだ。そして、その歌唱者として白羽の矢がたったのが、田無地区にゆかりがあり、祖父も警察官だったという歌手の藤原浩だった。
藤原は、依頼を受けたことについて「たいへん光栄」とコメント。「『田無地区特殊詐欺撲滅音頭』を歌うことで、少しでも田無地区の皆様の安心・安全に貢献できれば」と期待を込めた。