石川さゆりが主題歌を歌う映画『峠 最後のサムライ』 3度の延期を経て、ついに2022年6月17日(金)全国公開!

2022.6.14

600世代を超えて熱烈なファンを数多く持つ歴史小説界の巨星・司馬遼太郎が、幕末の風雲児と呼ばれた越後長岡藩家老・河井継之助を描いた国民的ベストセラー小説『峠』。この名著を初めて映像化した 映画『峠 最後のサムライ』 が、コロナ禍による3度の公開延期を経て、ついに2022年6月17日(金)より全国公開される。

そんな本作の主題歌となっているのが、石川さゆりの歌う『何処(いずこ)へ』だ。本曲の作詞は、これまでにも幾度となく石川さゆりとコラボレーションを果たしてきた、日本を代表する作詞家・阿木燿子が担当。作曲を手がけたのは、小泉堯史監督作品『阿弥陀堂だより』(2002)、『蜩ノ記』(2014)では日本アカデミー賞優秀音楽賞を受賞するなど、名実ともに日本の音楽界のトップランナーのひとりである加古隆。

石川さゆりが、たおやかに、そして情熱的に歌い上げるのは、松たか子演じる継之助の妻・おすがの目線で見つめられた、まさに本作の「その後」の世界。幕末という激動の時代を生き尽くした、役所広司演じる継之助の背中をやさしく、切なげに見守る様を情感豊かに表現。その力強くも繊細な歌声は、混迷を続ける現代に生きる我々の胸を熱く打ち鳴らしている。

また、同楽曲は加古隆が作曲を手がけた本作劇中楽曲のメインテーマ曲をベースに制作されたという。その壮麗なメロディにさらなるアレンジが加わり、小泉堯史監督とのセッション、阿木燿子によって紡がれた歌詞を受けて、石川さゆりも本曲の歌唱オファーを快諾。日本を代表するアーティストたちによる、まさに映画から生まれ、映画を彩り上げる“主題歌”が誕生した。

映画本編はもちろん、エンドロールが終わるまで決して席を立てない、石川さゆりの感動的な主題歌にもぜひ注目してほしい。

石川さゆり コメント

今回、加古隆さんが作曲を手がけられた楽曲を歌わせて頂きました。「映画」らしいスケール感溢れる曲で、阿木燿子さんによる詞も、映画の登場人物たちの様々な想いを魅力的に表現されていて、私たち日本人の心に響く一曲が完成しました。
コロナ禍にある今、決して失くしてはいけない人の心の在り方や、自分にとっての大事なものに寄り添っていくことなど、色々なことを考えさせられるタイミングにあるかと思います。そんな状況下だからこそ、「自分の心でしっかり感じ、考え、どう生きるか」ということを、是非本作を通じて今を生きるみなさんに感じて頂けたら嬉しいです。
そして、主題歌である『何処(いずこ)へ』が、映画をご覧になられる観客のみなさんの心と、映画の作り手たち―スタッフやキャストとの心を繋ぐことができたら、歌い手としてとても幸せに思います。

石川さゆり『なでしこで、候う/何処(いずこ)へ』(両A面)

2021年1月27日 発売

品番:TECA-20060
価格:¥1,350

【収録曲】

1.なでしこで、候う (作詞:阿木燿子/作曲:杉本眞人/編曲:坂本昌之)

2.何処(いずこ)へ (作詞:阿木燿子/作曲:加古 隆/編曲:吉田 潔/ピアノ:加古 隆)

映画『峠 最後のサムライ』

2022年6月17日(金)公開

出演:
役所広司
松たか子 香川京子 田中泯 永山絢斗
芳根京子 坂東龍汰 榎木孝明 渡辺大 AKIRA
東出昌大 佐々木蔵之介 井川比佐志 山本學 吉岡秀隆
仲代達矢
監督・脚本:小泉堯史
音楽:加古隆
エンディング曲:石川さゆり『何処へ』(テイチクエンタテインメント)
原作:司馬遼太郎『峠』(新潮文庫刊)
配給:松竹、アスミック・エース
© 2020『峠 最後のサムライ』製作委員会

公式サイト:http://touge-movie.com/

 

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