氷川きよしが東京・明治座で座長公演を開催 芝居で1人6役を熱演、コンサートで全14曲を熱唱、アーティストとして更なる進化を披露!!
歌手の氷川きよしが6日、東京・明治座で座長公演「氷川きよし特別公演」を行った。
今年デビュー23年目を迎え、今もなおアーティストとして音楽ジャンルを超えて日々進化し続ける氷川。明治座で自身7度目となる座長を務める同公演は、芝居とコンサートの二本立て。第1部「ケイト・シモンの舞踏会~時間旅行でボンジュール」では、今まで挑んできた時代劇とは趣向を変え、18世紀のフランス・パリが舞台。氷川演じる、歌手志望の子門慧音（しもんけいと）が母の死をきっかけに、18世紀フランスにタイムスリップしてしまい、激動の時代を生きるさまざまな人と出会いながら、大活躍をしていく成長物語が描かれた。
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ステージに登場した氷川は、共演者と息の合った演技を見せ、時にはアドリブを挟み、のびのびと演技を楽しんでいる様子を見せた。ジャンヌ・ダルクや衛兵、老婆のメイドに変身をする度に、氷川は別人のようなさまざまな表情を見せ、1人6役を見事に演じ切った。
第2部の「氷川きよし コンサート 2022」では、最新曲『群青の弦（いと）』からヒット曲『箱根八里の半次郎』『きよしのズンドコ節』など全14曲を熱唱。『限界突破×サバイバー』では、氷川が「明治座ならではのアレンジをした」と語り、特別バージョンで披露した。3月に声帯ポリープで療養していた氷川にとって完全復活と言える公演となった。
第2部では、氷川が第1部で気に入った衣装を明かす場面があり、「やっぱり、ショコラ様の衣装が、デザイナーの先生がイチから作り上げてくださり、何回もフィッティングしてくださって、本当に上品で品のあるドレスで好きですね。アクセサリーも全部オリジナルです」と語った。
そして「等身大で演じることができた」と語る役柄について氷川は「ババロアですかね。ボンボン言葉がでてくるのでいくらでも長くできるんですけどね」と、意外なはまり役を明かした。
劇場2階には、氷川監修の「Café de Kiina」が出店しており、氷川は「すべてのものにこだわりました」と自信満々の様子。「スペシャル Kiina カレー」など氷川のこだわりが詰まったメニューが提供されており、明治座がKiinaカラーに染まった一つのテーマパークのようになっていた。
「氷川きよし特別公演」明治座公演は7月4日まで。公演は大阪・新歌舞伎座、氷川の地元である福岡・博多座、愛知・御園座へと9月まで続く。エンターテイナーの名にふさわしい氷川が、会場で提供される食べ物からステージまでこだわり抜いた特別公演を見逃さないでほしい！
2022年 氷川きよし特別公演
第1部：ケイト・シモンの舞踏会~時間旅行でボンジュール
第2部：氷川きよしコンサート2022
2022年6月3日（金）〜7月4日（月） 東京・明治座
https://www.meijiza.co.jp/lineup/2022/06/
2022年7月23日（土）〜8月5日（金） 大阪・新歌舞伎座
https://www.shinkabukiza.co.jp/perf_info/20220723.html
2022年8月15日（月）〜27日（土）福岡・博多座
https://www.hakataza.co.jp/lineup/202208/hikawa/index.php
2022年9月5日（月）〜15日（木） 愛知・御園座
https://www.misonoza.co.jp/lineup/month220905.html
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