鳥羽一郎と海援隊が川崎・クラブチッタで開催した「鳥羽一郎・海援隊ライブコンサート」をチャンネル銀河で放送決定! 巧みなトークとともに、鳥羽のデビュー40周年記念曲など全14曲を披露

2022.7.21

歌手の鳥羽一郎海援隊が19日、川崎・クラブチッタで「鳥羽一郎・海援隊ライブコンサート」を開催し、チャンネル銀河ではこのコンサートの模様を10月にTV初放送することが決定した。
海援隊と鳥羽の一夜限りのスペシャルコンサート当日のレポートをお届けする。


1982年に『兄弟船』でデビューした鳥羽は、今年デビュー40周年を迎えた。鳥羽が1月に発売した記念曲の『一本道の唄』は、歌手・俳優などマルチに活躍する海援隊武田鉄矢が作詞を手掛けた。武田ならではのタッチで40周年を描いた同曲は、全ての男たちにあてはまる応援歌。作曲は、鳥羽の長男である木村竜蔵が手掛けた。カップリング曲として収録された『エデンを遠く』は、海援隊のコンサートで歌唱されている人気の未発売曲で、初めてCD化された。

今回のジョイントコンサートは、武田が鳥羽の『一本道の唄』を作詞した縁で実現。今年10月にデビュー50周年を迎える海援隊は現在も、武田、千葉和臣中牟田俊男のオリジナルメンバーで活動中だ。

海援隊と鳥羽は開演前の取材で『一本道の唄』の制作秘話を語った。

鳥羽「海援隊の武田さんに素敵な歌を書いていただきました。鳥羽一郎らしくなくて、今までこういう歌はなかったような気がします。聴いてくださる皆さんからも“新鮮でいいな”、というお言葉をいただきます。今日、海援隊の皆さんと共演するのは夢のようでございます。番組で武田さんとご一緒になることはありましたが、今日は本当に楽しみにしているのと同時に緊張もしています」

武田「この歌のタイトルがなかなか決まらなかったのは、演歌には演歌の名付け方があると思って、自分ではタイトルはつけない方がいいのかなと思いました。何をイメージして歌詞を書いたかというと、鳥羽さんは海の歌を歌うけれど、一回陸にあげた方がいい、農業をやらせた方がいいと思い、年寄り夫婦が畑を耕すという私たちの楽曲『エデンを遠く』を提案しました。
その次に考えたのは、寅さんでした。寅さんは流儀を持っている人で、それを鳥羽さんにはめ込んでみようかなぁ、と思いました。どんな映画を見ても、映画館を出るときは“おばちゃん、楽しかったよ”と、変な言葉を残さないんです。そういう流儀をはめ込んでみたらワンコーラス目が出来上がって、どんどん寅さんを重ねていったら鳥羽の流儀が出来上がっていきました。1万人と10人のお客さまの前で同じ熱量でやる演歌の道。そういうのができないかなと思ったときに、寅さんの“私、村外れの一本杉にございます”という口上を思い出しました。その一本杉は無用なものなんですよ。でもそれを目印に旅人が来るとき、一本杉の意味があります。じゃあ、鳥羽という人を村はずれの桜にたとえてみようと思いました」

鳥羽「初めて聞きました。奥が深いですね。ありがとうございます」

また、武田は鳥羽のデビュー曲『兄弟船』で作詞を手掛けた作詞家の星野哲郎を尊敬していることを明かした。

武田「鳥羽一郎という歌手のスタートを飾った作詞家の星野哲郎をずっと横目で睨んでおりました。星野の才能の深さには絶えず圧倒され続けました。星野の持っている詞のセンスには“すげぇなぁ”と思いながら、作詞活動をしてきました。星野哲郎の作品を眺めてきて、その最高傑作の一角に、鳥羽さんの『兄弟船』があって、本当に上手いと思いました。誠につまらない情報ですが、41歳のときにトラックの前に飛び出したあの役は“星野達郎”といいます(笑)。そのときも星野哲郎がいいなぁと思ったんですよね(笑)」

海援隊と鳥羽の夢のような一夜限りの共演を一目見ようと、会場には多くのファンが集った。この日のステージは、鳥羽の代表曲『兄弟船』で幕を開けた。鳥羽は「クラブチッタでのコンサートは3回目になります。初めてこの会場で歌わせていただいた時の雰囲気が、マグロ船の冷凍室に似てるなぁと思って(笑)。今日は武田鉄矢さん、海援隊の皆さんとご一緒でございます。どうぞごゆっくりと見て行ってください!」と笑顔で挨拶した。

「先生!」と鳥羽に招かれる形で、海援隊がステージに登場。武田は「先生だなんていいですよ(笑)。中学生から先生と呼ばれることはあるんですけども、夜間中学みたいな生徒から、先生と呼ばれるのは珍しいもので(笑)」と笑いを誘い、「今日私たちはゲスト、前座として参加いたします。応援のほどよろしくお願いします」とファンに挨拶した。

海援隊のコンサートといえば、会場を沸かせる武田の巧みなトーク。この日も、武田が若い頃に経験した大失恋話や、母親との印象的なエピソード、そして、海援隊の当時のエピソードをまじえながら、代表曲の『贈る言葉』『思えば遠くへ来たもんだ』などを熱唱。そして「3年B組金八先生」第5シーズンの主題歌『新しい人へ』を歌唱して、ワンマンコンサートを締めくくった。

鳥羽が再びステージに登場すると、鳥羽の次男・木村徹二のコーラスが響く中、『海よ海よ』『龍神』など数々のオリジナル曲を歌唱。『カサブランカ・グッバイ』を歌唱する際には、こぶしを入れずに歌うためにいかに努力したかを熱く語り、そしてデビュー40周年記念曲第2弾の新曲『北海の花』を披露した。

鳥羽は「これから『一本道の唄』を歌わせていただきます。武田さんに再び登場していただきます」と、武田をステージに招いた。鳥羽が「最初(作詞を)断ったんでしょ」と聞くと、武田は「やっぱりね、重たいんですよ。責任もあるので気軽にポンって作ろうなんて言えないじゃないですか。思い詰めてましたし(笑)。できなかったときの覚悟がいるので」と明かした。

鳥羽が「『♪かかとそろえて おじぎをします』という一節が好きなんです」と語ると、武田は「スポーツ競技の中で、マラソンランナーが走り終わった後、ヘロヘロになって、走ったコースに向かって頭を下げるシーンは、世の中であんなに美しい瞬間はないですよね。鳥羽さんの歌の中に、長距離ランナーがコースに向かって静かに頭を下げる情景を重ねたら、鳥羽一郎の“マイ・ウェイ”を作ろうと思うようになり、自分の人生を振り返って一礼するという、人生の出て行き方みたいなものを、歌に入れてみようと思いました」と秘話を明かした。鳥羽は「聞いてみないと分からないものですね」と感心した様子だった。

武田がステージで見守る中で、鳥羽は『一本道の唄』を熱唱。アンコールでは海援隊と『エデンを遠く』を歌唱した。この日は「武田さんがいっぱい喋ってくれたので、私は喋りません(笑)」と言いつつ、鳥羽のトークも盛りだくさん。約2時間半に及んだスペシャルコンサートは大盛況のうちに幕を閉じた。

コンサートの模様は、チャンネル銀河で11月放送予定だ。海援隊と鳥羽の一夜限りのスペシャルコンサートを見逃さないでほしい!

セットリスト

M1 兄弟船
M2 贈る言葉
M3 青春流れ者
M4 母に捧げるバラード
M5 思えば遠くへ来たもんだ
M6 新しい人へ
M7 海よ海よ
M8 男の港
M9 龍神
M10 海の匂いのお母さん
M11 カサブランカ・グッバイ
M12 北海の花
M13 一本道の唄
M14 エデンを遠く

鳥羽一郎『北海の花』

発売中

価格:¥1,350
品番:CRCN-8491

【収録曲】

1.北海の花
2.みのり
3.北海の花(オリジナル・カラオケ)
4.みのり(オリジナル・カラオケ)

鳥羽一郎『一本道の唄』

発売中

価格:¥1,350
品番:CRCN-8450

【収録曲】

1.一本道の唄
2.エデンを遠く
3.一本道の唄(オリジナル・カラオケ)
4.エデンを遠く(オリジナル・カラオケ)

チャンネル銀河で「鳥羽一郎・海援隊ライブコンサート」を10月にTV初放送!

※詳細は決まり次第、追って情報を更新いたします。

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