忘年会・新年会にぴったり!盛り上がるデュエット歌謡曲10選をご紹介

2022.11.17

寒さが少しずつ本格的になり、いよいよ年末が近づいてきたこの頃。年末~年始にかけては、忘年会や新年会などでカラオケに行く機会が増えるのではないでしょうか。
今回は、そんなシーンで盛り上がること間違いなしのデュエット曲10選をご紹介します。

昭和のデュエットをおすすめする理由

会社や親戚の方などと行くカラオケでは、さまざまな世代が入り交じるもの。
昭和のデュエット曲は世代を超えて愛されるものが多いため、みんなで盛り上がることができるのが良いところです。

また、近年のデュエット曲は男女でリズムが違うなど、テクニックが必要な歌が多くあります。
その点、昭和のデュエット曲は歌いやすいメロディーで同じリズムのものが多いため、気軽に楽しく歌えるでしょう。

ムーディーさを楽しめるデュエット4曲

昭和のデュエット曲といえば、「情緒たっぷりでムーディーな曲」という印象が強いでしょう。
ここでは、そのイメージにぴったりの雰囲気を味わえる、デュエット曲を4曲ご紹介します。

定番の『銀座の恋の物語』

1961年にリリースされた石原裕次郎と牧村旬子によるデュエット曲。
「銀恋」という愛称でも親しまれており、後にこの曲を題材にした映画が生まれました。

サックスやトランペットの音色がジャズを思わせ、大人の夜の雰囲気たっぷり。
東京メトロの日比谷線銀座駅の発車メロディーにもなっており、今なお多くの人々に愛されています。

『ふたりの大阪』

1981年にリリースされた都はるみと宮崎雅によるデュエット曲。

“御堂筋”や“淀屋橋”など大阪の地名が登場するため、関西にゆかりのある方にぴったりの曲です。

「泣かない約束してたのに」
「ごめんよお前に 幸せやれず」

という歌詞が切なさたっぷり。
センチメンタルに歌い上げると、聴く人の頭の中には大阪の景色が浮かんでくるはずです。

『カナダからの手紙』

1978年にリリースされた平尾昌晃と畑中葉子によるデュエット曲。

ひとりでカナダを旅する女性と、それを待つ男性との遠距離恋愛ソングです。

「ラブ・レター・フロム・カナダ もしあなたが 一緒に居たら どんなに楽しい 旅でしょう」

と、遠く離れた相手を思う歌詞が素敵な一曲です。

『居酒屋』

五木ひろしと木の実ナナのデュエット曲として1982年にリリースされたのが『居酒屋』。

「もしも きらいでなかったら 何か一杯 のんでくれ」
「そうね ダブルのバーボンを いただくわ」

と居酒屋で出会った男女の駆け引きを歌った曲です。
歌詞の内容が、酒席にぴったり!二次会のカラオケやスナックに向けて練習してみてはいかがでしょうか。

かけ合いが楽しいデュエット4曲

デュエット曲の中には、セリフ調でかけ合いを楽しめる曲もたくさんあります。
かけ合い形式だとテンポもよくて歌いやすく、若い世代の方にも取り入れやすいでしょう。

『3年目の浮気』

ヒロシ&キーボーの男女コンビが1982年にリリースした曲です。
デビュー曲ながら、当時のオリコン週間ランキングで1位を飾りました。

浮気した男を彼女が責める歌で、
「馬鹿いってんじゃないわ」
「馬鹿いってんじゃないよ」
とリズムの良いやりとりを楽しめます。

『男と女のラブゲーム』

「飲みすぎたのは あなたのせいよ」というフレーズを耳にしたことはありませんか。
これは「タケダ胃腸薬21」のCMで有名になった『男と女のラブゲーム』のサビです。

CMのために作られた曲だったため、はじめはサビしか作られていませんでした。

しかし、一度聞くと耳に残るメロディーが一世を風靡(ふうび)し、フルコーラスで作曲されました。
制作当時は武田鉄矢と芦川よしみにより歌われていましたが、今はさまざまなアーティストがカバーしています。

『ロンリー・チャップリン』

1987年にリリースされた鈴木聖美with Rats & Starによるデュエット曲。

この曲を歌う鈴木聖美とRats & Starのメンバーである鈴木雅之は実の姉弟。一度、鈴木聖美の力強いハスキーボイスを耳にすると、真似したくなる方も少なくないでしょう。

あまり音域の広くない曲なので、カラオケに慣れていない方でも楽しめます。
2人のように、息をぴったり合わせて歌えるといいですね。

『もしかして PARTII』

1984年にリリースされた小林幸子と美樹克彦によるデュエット曲。
大御所2人によるデュエットソングなだけに、表現力に魅了されることは間違いありません。

女性の不安な気持ちを「もしかして もしかして」とぶつける歌詞です。
繰り広げられる男女の駆け引きに、聴いているともどかしさが止まりません。

こんな曲もある!?明るいデュエット曲2選

歌謡曲のデュエット曲は、スローなものやムーディーなものばかりではありません。
ここでは、底抜けに明るい2曲をご紹介します。

そっと背中を押す『いつでも夢を』

1962年にリリースされた橋幸夫と吉永小百合によるデュエット曲。

1962年といえば、戦争を終え高度経済成長期を迎えているころ。国民に夢と希望を与えるべく作られたのがこの曲です。

その明るい歌詞と爽やかな歌声は多くの人を魅了し、第4回日本レコード大賞を受賞。
翌年には橋幸夫と吉永小百合の主演により映画化もされました。

爽やか全開!『ふたりの愛ランド』

石川優子とチャゲ(現:Chage)による『ふたりの愛ランド』は、1984年にリリースされました。

サビの「夏 夏 ナツ ナツ ココ 夏」というフレーズを耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。

日本航空(JAL)が手掛ける沖縄キャンペーンのCMソングとして制作されたため、全体的に明るくポップな楽曲に仕上がっています。

CHAGE and ASKAのイメージを覆すような曲だったため、当時は大きな話題になりました。
仲の良い2人に歌ってほしい一曲です。

まとめ

世代を超えて愛される昭和のデュエット歌謡曲。
忘年会や新年会のカラオケで花を添えることは間違いないでしょう。

今回、ムーディーな曲、かけ合いを楽しめる曲、アップテンポな曲と、様々な系統の曲を10曲紹介しました。
歌う相手や歌うときの雰囲気に合わせて、お好きな曲を選んでみてはいかがでしょうか。

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