“銀巴里”デビューから40周年のクミコが記念ツアーファイナルを東京・六本木で開催 菅原洋一とのデュエットも披露!

2022.12.5

歌手のクミコが4日、東京・港区のEXシアター六本木で40周年記念コンサートツアー「2022 クミコ コンサート わが麗しき歌物語 Vol.5~愛しかない時~」の最終公演を開いた。

1982年6月、27歳のときに伝説のシャンソン喫茶「銀巴里」のオーディションに合格しシャンソン歌手としてデビューしてから今年で40周年を迎え、最新シングル『愛しかない時』が好セールス中のクミコ。この日は、8月の大阪公演からスタートし全国6カ所で開催した40周年記念ツアーのファイナル。「たくさんの想いがあふれます。今日は、それを歌にしてお届けします。言いたいことは一つ。皆さまと会いたかった。会いに来てくれてありがとう。これだけです」と感謝を伝えた。

ステージは2部構成。会場に約900人の熱烈なファンが詰めかける中、「(コロナ禍の中)どれだけ大変な思いの中、来てくださったかと思うと、有り難くてなりません。本当にたくさんの皆さま、今日はようこそお越しくださいました。私は今年、『銀巴里』で歌い始めて40年。どう考えても人生は、あっという間のもののようです。思っているより早い。でも、思っているより明確に思い出す。ついこの間のことのような……」とあいさつした。

第1部では『サントワ・マミー』をはじめ、『接吻』『わが麗しき恋物語』『INORI~祈り~』、ゲスト歌手・菅原洋一とのデュエットで『今日でお別れ』などを歌唱。クミコが尊敬する菅原とは、新曲『愛しかない時』のカップリング曲『今日でお別れ』でもデュエットしており、クミコが「3月にレコーディングさせていただいたときの快感が忘れられず、こちらでコンサートするときはぜひともお越しくださいと申し上げました」と言えば、菅原は「うれしいですね。ありがとう」とニッコリ。

デュエットしたあと、クミコは菅原がソロで心込めて歌い上げた『マイウェイ』に感極まった。クミコは涙ぐみながら「菅原さんのお年まで私は歌えるかどうか、全く無理。でも、菅原さんがいてくださるお陰でどれだけ励ましになっていることでしょう。本当にありがとうございました」と語った。

続く第2部は、もう一組のゲスト、バイオリン2本とピアノからなるインストゥルメンタルユニット、TSUKEMEN(ツケメン)とコラボで『広い河の岸辺~The Water Is Wide~』をはじめ、『ヨイトマケの唄」『世界の果てまで』『愛の讃歌』『最後だとわかっていたなら』、アンコールでは、シャンソン歌手、ジャック・ブレルの名曲をクミコ自らが訳詞した新曲『愛しかない時』など1部と合わせて全20曲を熱唱した。

新曲のカップリング曲『今日でお別れ』を一緒にレコーディングした際に菅原は「40周年はまだまだ通過点。これからより深く、より細やかなあなたの歌は完成度を増していくでしょう」といった言葉を寄せていた。

(提供:サンニュース)

クミコ『愛しかない時 Quand on n’a que l’amour』

発売中

品番:COCA-18024
価格:¥1,500

【収録曲】

1.愛しかない時 Quand on n’a que l’amour(作詞・作曲:Jacques Romain G Brel/訳詞:クミコ/編曲:大貫祐一郎)
2.今日でお別れ(クミコ duet with 菅原洋一)(作詞:なかにし礼/作曲:宇井あきら/編曲:大貫祐一郎)
3.愛しかない時 Quand on n’a que l’amour(オリジナル・カラオケ)
4.今日でお別れ(クミコ duet with 菅原洋一)(オリジナル・カラオケ)

<あわせて読みたい>

歌手のクミコがジャック・ブレルの世界的反戦歌『愛しかない時』 ミュージックビデオを公開 2022年6月15日から先行配信がスタート!

関連キーワード