懐かしい~!と感じる結婚式の歌謡曲10選!あの頃の思い出に浸ろう
華やかな舞台である結婚式には「歌」が欠かせない存在でしょう。
歌謡曲の中には、結婚式にピッタリの楽曲が多数あり、ウエディングシーンを彩ってくれます。
そこで今回は、懐かしの結婚式ソングをご紹介します。
自身の、友人の、家族の結婚式シーンを思い浮かべながら、ぜひ楽しんでください。
懐かしの結婚式歌謡曲10選
結婚式でよく耳にした懐かしの歌謡曲をご紹介します。
秋桜(コスモス):山口百恵
『秋桜』は、昭和を代表する歌姫の一人、山口百恵が1977年にリリースした19枚目のシングル。
リリース以降、わずか3週間ほどでオリコン週間チャート3位を記録。
その後も、多くの支持を得たことから5週間3位となるロングセラーになり、合計で約50万枚のセールスとなりました。
明日嫁ぐ花嫁が、荷造りをしながら思い出を振り返る情景が浮かんでくるでしょう。
切なくも共感を得る歌詞と曲調が、大ヒットを生んだ理由の一つかもしれません。
本楽曲は、これまでに、福山雅治・岩崎宏美・島津亜矢らジャンルや世代を問わず多くの歌手にカバーされており、老若男女幅広く愛される曲となっています。
瀬戸の花嫁:小柳ルミ子
『瀬戸の花嫁』は、抜群の表現力を持つ小柳ルミ子が1972年にリリースした4枚目のシングル。
明るい曲調に加えてお嫁に行く様子の歌詞が、のびのびとした歌声とともに心地よく耳に入ってきます。結婚式にはピッタリの曲でしょう。
また、本楽曲は”瀬戸内海”がテーマになっており、瀬戸内海のご当地ソングとしても知られています。
週間オリコンチャートでは1位を記録し、第3回日本歌謡大賞・大賞、第14回日本レコード大賞・歌唱賞を受賞しました。
これまでに石川さゆりや芸人・若林正恭(オードリー)らにカバーされています。
関白宣言:さだまさし
『関白宣言』は、シンガーソングライター・俳優・小説家などマルチな才能を発揮するさだまさしが1979年にリリースした楽曲。
本楽曲は、さだが通っていたスナックのママの言葉がきっかけで制作されており、あえて男が強気な内容の歌詞になっています。
さだ自身最大のヒット曲となり、169万枚のミリオンセラーを記録。また、第21回日本レコード大賞では金賞を受賞しています。
1994年には『関白宣言』のアンサーソングとして、シングル『ヴァージン・ロード』のカップリング曲として『関白失脚』を発表。同年のアルバム「おもひで泥棒」にも収録されています。
結婚しようよ:吉田拓郎
『結婚しようよ』は、日本のシンガーソングライターの草分け的存在として知られる吉田拓郎が1972年にリリースした楽曲。
40万枚以上を売り上げる大ヒットとなり、当時はあまりメジャーではなかったフォークソングが一般的に知られるきっかけとなった曲です。
多くの人々から支持を得たことで「J-POPの原点」と評され、新たな音楽シーンを作り上げました。
本楽曲は、「結婚は家と家との結びつきである」という考えが根強かった当時において、
「僕の髪が肩までのびて 君と同じになったら 約束通り 待ちの教会で 結婚しようよ」
という男性側からのプロポーズの描き方や、
「春がペンキを肩に お花畑の中を 散歩に来るよ」
のようなオシャレな言葉づかいの歌詞がとても斬新で話題となりました。
てんとう虫のサンバ:チェリッシュ
『てんとう虫のサンバ』は、松崎好孝と松崎悦子によるフォークソング歌手グループ・チェリッシュがリリースした7枚目のシングル。
なんと2人は正式な夫婦であり、夫婦デュオとして活躍しています。
オリコン週間チャートで5位を記録し、累計売り上げは100万枚を超えました。
本楽曲は、ノリの良いサンバのリズムと可愛らしい歌詞・歌声が印象的。明るい曲調で幸せな気分になれるところが、結婚式シーンに最適なことでしょう。
替え歌などでも人気が高く、1994年には積水ハウスの「セントレージFR」のCMソングとして、チェリッシュ本人たちによる替え歌が使用されました。
他にも、アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」や、日本テレビ系列「THE MUSIC DAY 2022」内にて亀梨和也(KAT-TUN)がカバーするなど、世代を超えて知られています。
君といつまでも:加山雄三
『君といつまでも』は、日本音楽をけん引してきた加山雄三が1965年にリリースした楽曲。
映画「エレキの若大将」の主題歌として発表され、レコード販売350万枚の歴史的大ヒットを記録しました。
第8回日本レコード大賞では特別賞を受賞。オリコン月間チャートでは1位を記録しています。
本楽曲は、スローテンポの曲調と加山ならではの声質が相性抜群。
曲の間奏では
「幸せだなァ 僕は君といる時が一番幸せなんだ 僕は死ぬまで君を離さないぞ、いいだろ」
というセリフがあり、大切な人へのメッセージが添えられています。
また、本楽曲は「Love Forever (Kimi-To-Itsumadero)」(※正式タイトル表記)としてアメリカでもリリース。海外でも高い人気を誇っています。
加山の曲では、『お嫁においで』も結婚式の定番ソングとして知られています。
見上げてごらん夜の星を:坂本九
『見上げてごらん夜の星を』は、日本音楽界・歌手界に大きな影響を与えた坂本九が1963年にリリースしたカバー楽曲。作詞は永六輔、作曲はいずみたくが担当。
元々は、1960年にこの2人が制作・公演したミュージカル「見上げてごらん夜の星を」の劇中主題歌でした。
メッセージ性の強い歌詞が、多くの人々に共感されたことで大ヒットを記録。坂本は本楽曲で第14回、第20回とNHK紅白歌合戦で披露しました。
DEENやゆずにカバーされており、現代の音楽シーンでも高い人気があります。
やさしさに包まれたなら:荒井由美
『やさしさに包まれたなら』は、多くのヒットソングをリリースし、現在も精力的な活動を続けている荒井由美(松任谷由実)が1974年にリリースした楽曲。
こちらは国民的アニメのエンディング曲に使われたり、多くのメディアで使われたりしていることから、世代を問わず知られています。
アップテンポの明るい曲調が、結婚式シーンを彩ったことでしょう。
今井美樹や原田知世、絢香などとても多くのミュージシャンにカバーされ、また、セルフカバーバージョンも多数存在しています。
乾杯:長渕剛
『乾杯』は、当時のフォークシーンで代表的な存在の一人、長渕剛が1980年にリリースしたオリジナルアルバム「乾杯」の表題曲。
本楽曲は、長渕が結婚する友人を祝福するために制作した曲となっており、人生の分岐点に置かれた人間に対する応援歌であることから、結婚披露宴や卒業式などの定番曲になっています。
リリース当時より、ライブでほぼ必ず歌唱される定番曲として知られています。
お嫁サンバ:郷ひろみ
『お嫁サンバ』は、美しい歌声とパワフルなパフォーマンスで高い人気を誇る郷ひろみがリリースした38枚目のシングル。
「『結婚はまだ早いんじゃない?』と感じるような印象を持つ、魅力的で美しいお嫁さんに対する賛美」がテーマとなって制作されました。
本楽曲はサビの部分でボックス・ステップを踏みながら手をヒラヒラさせて踊るパフォーマンスが印象的。視覚的にも楽しめることで多くの世代に支持されました。
大切な日を彩る一曲
今でも色あせることのない数々の名曲たち。
自身の結婚式で流した曲や、家族や友人の結婚式で聞いた曲はありましたか?
思い出を懐かしみながら、歌謡曲を楽しみましょう!