美川憲一が歌手生活55周年記念コンサート開催 昭和、平成そして令和でも歌謡界第一線へ

2019.6.4

今年6月1日に歌手生活55周年を迎えた美川憲一が4日、中野サンプラザホール(東京都・中野)にて「歌手生活55周年記念コンサート 美川憲一 ~歌いつづけて~」を開催した。

全国から約2000人のファンが駆けつけた中、「永遠にバラの時を」でコンサートはスタート。

そのほか、「柳ケ瀬ブルース」から今年1月発売の新曲「愛染橋を渡ります」まで、昭和から平成の自身の代表曲を披露し、最後は加藤登紀子の名曲「歌いつづけて」のカバーを歌唱し、全24曲を熱唱したコンサートは幕を閉じた。

 

開演前の囲み取材で55周年を迎えた心境を聞かれると「55年よくもったなと思う。祖父母は51歳で他界しているので、もう、その人生より長く歌手生活を送っている。『あの人は今・・・』とか言われなくてよかった。ここまできたので、とりあえず60年はがんばりたい」と今後の歌手生活へ意欲をみせた。

また、肌も美しい美川は健康の秘訣について聞かれると「体がやわらかく、バランスが良いから、姿勢もよくなり内臓もよくなる」と答え、体の後ろで手のひらをあわせて記者らを驚かせた。

 

デビュー当時は55年も歌手を続けられるとは想像もつかなかったという美川だが、「昔は40代でおじさんかと思っていたが実際にその歳を迎えると若さを感じた。まだまだいける感じがした」といい、平成と昭和でキャラクターが変わったことについても「セルフプロデュースに長けていて、環境の中や時代の中で、(必要とされていること)をキャッチすることが得意だった」と振り返った。

最後に令和の歌手としての意気込み聞かれると「大変な時代を迎えると思う。昭和のあのいい時代、平成はバブルなどがあって、これから令和に向けて私もしぶとくがんばっていきたい」と令和でも歌謡界第一線を走り続ける意気込みをみせた。

 

美川憲一、歌手生活60周年を楽しみにしたい。

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