水森かおりが23カ所目の観光大使に任命 約1800本のバラに囲まれ新曲など全4曲熱唱

2019.6.10

通算27枚目の最新シングル「高遠 さくら路」(徳間ジャパンコミュニケーションズから1月22日発売)が、オリコン・ウィークリーランキング初登場総合5位(演歌では1位)にランクインし、16作連続TOP10入りを果たしてロングヒット中の演歌歌手・水森かおり(45)が8日、同曲の舞台になっている長野・伊那市高遠(たかとお)町にある「高遠しんわの丘ローズガーデン」で開催中の「バラ祭り」で新曲歌唱イベントを開いた。

 

同曲は、愛をなくした女性が一人、日本三大桜の名所・高遠城址公園を訪れ、心を癒やすというせつない女心をうたった作品で、4月23日の現地での新曲発売記念イベントでは、同公園内に同地固有種の7年桜「タカトオコヒガンザクラ」を記念植樹。その後の歌唱イベントのステージで。伊那市長・白鳥孝さんから「伊那市観光大使」(23カ所目の観光大使)を委嘱された。

 

その高遠町に2007年6月1日にグランドオープンした「しんわの丘ローズガーデン」では、6月1日から同23日まで「バラ祭り」が開催。220種類、約1800本の色とりどりのバラが咲き誇り、多くの観光客や地元の人たちの目を楽しませている。

そんなバラに囲まれた野外特設ステージに登場した水森は、約500人の地元ファンや観光客らが詰めかける中、15周年記念シングル「松島紀行」を歌った後、「『伊那市観光大使』の水森かおりです。1月に『高遠 さくら路』を発売しまして、それがご縁でこの素晴らしいバラ祭りで歌わせていただくことになりました.今日は雨の予報でしたが、暑いぐらいにお天気が回復してよかったです」と笑顔であいさつし、15周年記念シングル「松島紀行」をはじめ、前作シングル「水に咲く花・支笏湖へ」、大ヒット曲「鳥取砂丘」、そして新曲「高遠 さくら路」の全4曲を熱唱。

 

その中で、「もし出していただけるとしたら紅白は今年で17回目になりますが、地元で応援してくださる皆さまへの恩返しのためにも、新曲『高遠 さくら路』をその舞台で歌っている姿を見ていただけるように頑張って歌っていきたい」と話していた。

そして、「バラのいい香りと(開演前の)雨で濡れた緑の葉が鮮やかで、高遠の景色とバラの美しさを堪能しながら歌わせていただいて、とても気持ちよかったです。バラといってもこんなに種類があることを知り、今度はプライベートで来てみたいですね。今日は、新曲の『高遠 さくら路』を皆さんが(歌詞カードも見ないで)一緒に歌っている姿にびっくりしましたが、それが何よりもうれしかったです。今度の新曲ももちろん全国の皆さんに応援していただけるよう頑張っていますが、何よりも地元の皆さんに愛される歌になるよう歌っていきたいという気持ちを強くしました」と話していた。

 

7月17日には、ジャケット写真とカップリング曲が異なる2タイプのシングルを発売予定。また、9月25日には毎年恒例となっている「水森かおりメモリアルコンサート~歌謡紀行~」を中野サンプラザにて開催予定。

 

(提供:サンニュース)

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