天童よしみ初のラブソング「大阪恋時雨」は半崎美子が提供 2人をつないだキューピッドは笑福亭鶴瓶

2019.6.11

圧倒的な歌唱力と表現力で活動の場を広げている天童よしみが6月11日に都内のスタジオにて新曲「大阪恋時雨」(6月19日発売)の公開レコーディングを行った。

 

この楽曲は、シンガーソングライターとして、そして”ショッピングモールの泣ける歌姫”として話題の半崎美子が作詞・作曲を手掛けている。元々、半崎はこの楽曲について天童をイメージして作ったと公言しており、自ら歌っていたが、それを笑福亭鶴瓶が主催するコンサートにて、いつか天童に歌ってほしいと思っていると話したところ、共通の知人である笑福亭鶴瓶が縁を取り持って、このコラボレーションが実現した。

大勢の記者が見守る中、公開レコーディングは無事終了し、その後の囲み取材では半崎とともに登場。

ショッピングモールの女王とショッピングモールの”おかん”です」と開始早々、記者らの笑いを誘う天童。

笑福亭鶴瓶から電話で半崎さんの「大阪恋時雨」について聞いた天童はすぐに楽曲を聴くと「”あんたがそばにいるだけで なんで泣けるんやろ”という歌詞がドンと突き刺さった。鶴瓶師匠にも聞いたところ同じところで泣いたと。その時に『歌わせてください』と早速、半崎さんに連絡をさせて頂いた」と初めて楽曲を聴いたときを振り返った。

半崎も「いつか天童よしみさんに歌っていただきたいという願いがあって、鶴瓶さんがつないで下さったご縁で夢がひとつ叶った。母も天童さんのファンで、母の夢まで叶えてくださって感謝しています」と、喜びをかみ締める。

さらに天童は「半崎さんは出身が北海道にも関わらず、関西弁を歌詞にうまく取り込んでいてすごいと思う。メロディーのラインも大阪は、ソウルバラード大好きですから。上田正樹さんの『悲しい色やね』に始まり、やしきたかじんさんの『やっぱ好きやねん』など本当に沢山の方に支持されている歌が多い。鶴瓶師匠と私は『大阪恋時雨』にはまりまくりました」と楽曲にベタ惚れの様子。

 

この日は、笑福亭鶴瓶もVTRで登場『半崎のすごいところは、大阪弁のことを知らない人が大阪弁の歌を作ったのに、歌を聞くとそこに大阪の女の人が見えるんです。天童さんのすごいところは年取らないんですよ。声も見た目も。女心の歌を歌うにはぴったりだと思う。本当に素晴らしかった』とベタ褒め。

これに対し天童は「体重も変化無いんですけどね。ファンの方からも『痩せたらあかん』なんて言われてしまって」と自虐し、笑いを誘った。

 

笑福亭鶴瓶が天童よしみに電話したのが去年の12月であり、そこからわずか半年でリリースというのはお互いレコード会社も別々(天童:テイチクエンタテインメント所属、半崎:クラウンレコード所属)の状態の中、非常に展開の早さを感じる。ここからも本人たち含め関係者たちの熱意を感じることができる。

 

最後に記者から今年2人で紅白もありえるのではと、聞かれると、2人とも意欲的な様子。半崎は「もう考えただけでも震えます。母もふどれだけ喜ぶことか」と2人での紅白出場を願った。

 

天童は今後、埼玉、大阪、愛知のショッピングモールでのキャンペーンが決まっている。

ちなみに天童はプライベートで1日5ヶ所まわるほど、ショッピングモールが大好きだそうだ。

いままでは励ます歌が多かったが、初のラブソングが加わり、コンサートでは”泣き笑い”してもらえたら嬉しいと語る。

是非、お近くの方は、足を運んでみてはいかがだろうか。

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