田中あいみ、東京・亀戸で新曲『TATSUYA』の発売記念イベントを開催 デビュー以来の念願となる同曲リリースイベントをうたびと独自レポート！
歌手の田中あいみが7月24日（水）、東京・亀戸のカメイドクロック内・カメクロコートで、同日発売の新曲『TATSUYA』の発売記念イベントを開催した。
“女将”の愛称で親しまれ、バラエティー番組でも活躍中の田中あいみ。新曲『TATSUYA』は、若さゆえの苦悩・葛藤をショッキングなワードで綴るビートの効いた歌謡曲で、リリース4週間前から有線リクエストランキングで1位を獲得するなど話題の作品となっている。
田中は7月上旬に網膜剥離を患い緊急手術を受けたことにより、サングラスをかけてステージに登場。まず『TATSUYA』を披露すると、客席に元気に挨拶し、「発売日を迎えました！ 嬉しすぎます。本当にありがとうございます。デビューして3年目で、5枚目のシングル。トントン拍子で行っているなと自分の中でも感じつつ、発売日を皆さんの応援のおかげで迎えられました」と感謝を述べた。
続けて田中は手術後の経過に触れつつ「口と体は元気ですから！ たっぷりあいみの魅力をお届けできたらなと思います」と客席に普段通りの元気ぶりをアピール、今年1月に発売された4枚目のシングル『私は私…』を力強く歌唱した。同曲については「この曲まではミニスカートで、この時はピンクのニーハイブーツとジャケットを羽織っておりました。モチーフは林家ペー・パー子さん」と客席の笑いを誘い、今回の「私的には（ミニスカートより）似合うと思っている」という、パンツ姿のファッションや髪型についても語った。
続いてイベントはカバー曲のコーナーへ。1975年リリースの内藤やす子のデビュー曲『弟よ』、鈴木聖美 with Rats & Starの1987年の名曲『TAXI』をしっとりと披露した。合間には師匠・細川たかしとのエピソードにも触れ、「昨年後半から（細川と）ハッピーセットのように一緒にテレビに出演させていただいている」と話し、「今度はハッピーセットのおもちゃじゃなく、単品でも呼ばれるように頑張っていきたい。めちゃくちゃ高い壁ですけど、いつか師匠を超えられるような存在になれたら」と意欲を語ると、客席は大きな拍手で応えた。
その後、田中は改めて新曲『TATSUYA』の発売と有線ランキング1位獲得について感謝を述べた。同曲とは約5年前にデビュー曲候補として出会ったそうで、18・19歳当時の田中はこの曲の詞を歌いこなせるか不安で、その際は一旦見送り。その後、時を経てパワーアップし、このたび満を持してのリリースとなったという。
田中は「さらにパワーアップした『TATSUYA』を皆さんにお送りしたいと思います。それでは聞いてください！」と紹介し、改めて『TATSUYA』を披露……の前に、この日のサプライズゲストとして、杉浦大毅（元with B・ブリリアンのダイキ）がサプライズ登場！ 杉浦とは木梨憲武、所ジョージとのラジオ番組の縁で知り合ったそうで、ブルゾンちえみのネタをタイトルの『TATSUYA』にかけて披露すると、会場からは大きな笑いが起こった。
その後田中は改めて『TATSUYA』を披露、拍手喝采とともにステージを締めくくり、終了後には特典会でファンとの交流を楽しんだ。
ステージ後の田中あいみにインタビュー！
イベント後に田中はマスコミからの質問に答えた。
同曲をデビュー時でなくこのタイミングで発売したことについては「（デビューから）3年を迎え、バラエティの影響で“田中あいみ”という名前が徐々に浸透して来ていると実感しています。声をかけられることも本当増えました。その中で“この曲を解き放ってもいいんじゃないか”というスタッフとの相談や私の意思があり、発売に至りました」と話し、「ようやく来たなと思いました。このタイミングでよかったとすごく思います。（デビュー時に）制作して一回なくなったのは、私の中で不安もあったので、ようやく皆さんに聞いてもらえるチャンスが来て、曲にかける思いはめちゃくちゃあります」と、満を持してのリリースへ、思いを力強く語った。
曲のポイントについては「曲の最初から来る衝撃もあるのですが、最後の『お腹のこの子が動くんよ』というフレーズが、楽曲の中の救い、助けになっていると思います。皆さんには1回ではなく…たとえばラーメンも3回位味わったら『めっちゃ美味しい！』となるのと一緒で、この楽曲も3度以上聞いて、世界観を味わってほしいなと思います」と話した。
曲への反響については「バラエティのおかげもあり、全国回らせていただく中、子ども連れのお母さんが本当に増えまして、『めちゃくちゃいい』というお声をたくさんいただきます。本当にこのタイミングで良かったなと思っています」と、手応えを感じている様子だった。
また、目の手術の影響でサングラス姿で活動していることについては、「『この曲にぴったりやん』と言われるので、ポジティブに捉えています」と語った。師匠の細川たかしからは、手術の日に無事を祈るメッセージとともに「焦らず、ゆっくりやれよ」という声をかけられたという。最近はテレビでの共演機会も増え、「『おい、突っ込めよ！』と言われることもあるので、心置きなく突っ込めるようになりました。（弟子入り当時と比べて）仲は深まったのかなと思います」と話した。
今月26日には24歳の誕生日を迎える田中。今年の目標は「ドッキリにかかりたいです。小さいドッキリよりは、穴に落ちるとか、水でびちょびちょになるとか、粉まみれになるとか、大掛かりなものに……お待ちしています！」と笑顔で語る。
新曲とともに、様々な可能性と意欲を感じる、田中あいみの今後を見守りたい。
セットリスト
1. TATSUYA
2. 私は私…
3. 弟よ（オリジナル歌唱：内藤やす子）
4. TAXI（オリジナル歌唱：鈴木聖美 with Rats & Star）
5. TATSUYA
田中あいみ 新曲コメント動画
田中あいみ『TATSUYA』
発売中
品番：CRCN-8676
価格：￥1,500（税込）
【収録曲】
1.TATSUYA （作詞：吉田旺／作曲：杉本眞人／編曲：川村栄二）
2.叱らないで （作詞：星野哲郎／作曲：小杉仁三／編曲：小杉仁三）
3.TATSUYA （オリジナル・カラオケ）
4.叱らないで （オリジナル・カラオケ）
各音楽配信サイトのリンクはこちら：
https://lnk.to/tatsuya
田中あいみ コンサート情報
新歌舞伎座開場65周年記念 梅沢富美男劇団 梅沢富美男 研ナオコ 特別公演
公演期間：
2024年8月18日（日）～8月30日（金）
会場：
大阪・新歌舞伎座
（大阪府大阪市天王寺区上本町6-5-13 YUFURA 6F）
細川たかし一門！ 北の大地 熱唱コンサート
日時：
2024年9月2日（月）
昼公演 13:30開場／14:00開演
夜公演 17:30開場／18:00開演
会場：
カナモトホール（札幌市民ホール）
（札幌市中央区北1条西1丁目）
AIMI TANAKA COTTON CLUB
日時：
2024年9月18日（水）
16:30開場／17:30開演
会場：
COTTON CLUB
（東京都千代田区丸の内2-7-3 TOKIA 2F）
梅沢富美男劇団 梅沢富美男 研ナオコ 特別公演
日時：
2024年10月2日（水）～10月26日（土）
会場：
東京・明治座
（東京都中央区日本橋浜町2-31−1）
田中あいみ レギュラー番組
OBC ラジオ大阪
「原田年晴 かぶりつきフライデー！」
（毎週金曜日 14:00～16:55 OA）
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