新世代歌謡グループ・はやぶさが都内で「SHOWCASE Vol. 01 ~Summer Party Special~」を開催 「世界は五輪に夢中ですが、私たちは3つの輪で頑張りたい」と語る会見の模様を独自レポート!

はやぶさ
2024.8.5

新世代歌謡グループのはやぶさが8月2日昼夜2回、東京・赤羽のReNY alpha「SHOWCASE Vol. 01 ~Summer Party Special~」を開催した。

2022年に日本クラウンに移籍したはやぶさヒカルヤマト。それぞれ大滝ひかる駿河ヤマトとしてソロデビューを果たし、グループとしても、ソロとしても着実な活動を続けている。この日のショーケースは、7月31日にオリジナルアルバム『三つ巴』をリリースしたことを記念して開催された。

ニューアルバム『三つ巴』は、ソロデビュー曲が共にオリコン週間 演歌・歌謡シングルランキングで初登場1位を獲得した、大滝ひかる『あの日の花吹雪』駿河ヤマト『ズルい男に乾杯!!』をはじめ、はやぶさ、大滝、駿河の既発曲7曲に、それぞれの新曲を1曲ずつ加えた豪華な内容となっている。

はやぶさ

昼夜2回行われたショーケース公演では、はやぶさのオリジナル曲『赤坂レイニー・ナイト』や、新曲『いのち七福宝船』などを披露。中盤には2人それぞれのソロコーナーを展開し、大滝が『命くれない』、駿河が『純情25時』などを熱唱。さらに、故・八代亜紀『舟唄』や、能登半島地震の被災者に歌で寄り添いたいという思いから、事務所の先輩・水森かおり『輪島朝市』を歌唱した。昼夜で異なるセットリストを用意し、2人それぞれの個性が輝く多彩な楽曲で、魅力満点のステージを披露した。

新曲『いのち七福宝船』は「神聖な作品。キリッとした気持ちで歌っていきたい」

公演の前に、報道陣の取材に応じたはやぶさの2人。オリジナルアルバム『三つ巴』の新録曲となる、『母の人生〜あの日の母はもういない〜』大滝ひかる)、『赤い薔薇』駿河ヤマト)、そして『いのち七福宝船』はやぶさ)を報道陣に披露した後、質問に答えた。

駿河ヤマト名義の新曲『赤い薔薇』の制作秘話について、ヤマト「新録曲の『赤い薔薇』は、作家の先生に『ヤマトくんの低音を生かした楽曲をぜひ』と、フランク永井さんの『君恋し』をイメージして制作していただきました。子どものころからムード歌謡を聴いて育ってきましたので、大好物の一曲をいただきました。18歳でデビューして今年31歳になったので、その当時の自分よりはもう少し踏み込んだ大人のムード歌謡を歌えるようになったのかな、という実感を持った一曲になりました」と語る。

駿河ヤマト

大滝ひかる名義の新曲『母の人生〜あの日の母はもういない〜』について、ヒカルは「“大滝ひかる”のソロデビュー曲が母をテーマにした『あの日の花吹雪』でしたが、『ヒカルには母を想う演歌が合うと思う。ソロで歌う時は演歌がいい』と、ご縁をつないでいただきました。身体の中にドシンと響くようなメロディーで素敵な作品だと思いました。はやぶさはムード歌謡を歌う機会が多いので、もう一度、演歌をきちんと勉強させていただき、自分らしく歌わせていただきました」と明かした。

大滝ひかる

そしてはやぶさの新曲『いのち七福宝船』について、ヤマトは「世界的に暗いニュースが多い中で、神頼みという言葉もありますが、七福神の神様が全員登場する歌をいただきました。にぎやかな歌でもありながら、神聖な内容の作品です。今までにこういう作品はなかったので、キリッとした気持ちで歌わせていただいています」と語ると、ヒカルは「コール&レスポンスというか、お客さまと一緒に輪唱する部分があるので、今日のライブでも皆さんとやりたいと思っています」と笑顔で語った。

今回のショーケースで「この夏最高の想い出を作りたい」

また、この日の「はやぶさ SHOWCASE vol.1~SUMMER PARTY SPECIAL~」は、ファンが求めるステージをやりたいという思いでセットリストが組まれたという。

ヤマト

ヤマトは「今回のショーケースは、大きい会場でやるという目標はありながら、ライブハウスなどのお客さんとの距離が近い会場で回数を重ねて、ライブをできたらいいよね、という思いからやることになりました。はやぶさとしてもソロとしての持ち味はもちろん、ファンの方からはほぼ毎日『こういうステージをみたい』という声をいただいていますので、お客様が求めてくださるステージをやるのが、このショーケースのテーマになっています。ゆくゆくは全国を回りたいので、皆さんと一緒に盛り上がれるようなステージにしたいです」と熱意を込めた。

そしてヒカルは「ガチガチになって失敗しないように……と考えずに、“サマーパーティー”というサブタイトルがあるので、お客さまと一緒に、この夏最高の想い出を作れたらと思っています」と語った。

ヒカル

さらに、オリジナルアルバム『三つ巴』のタイトルに込められたメッセージを聞かれると、ヤマトは「スタッフに『三つ巴ってどう?』って聞かれた時に、一発で気に入りました。はやぶさとしての活動が始まり、それぞれのソロ活動が始まった上での“三つ巴”です。はやぶさのコンビネーション、ヒカルの演歌、そしてヤマトのムード歌謡を一枚で、3組のアーティストを一枚で楽しめるアルバムになりました」と明かした。

「目指すは4冠。世界はパリ五輪に夢中ですが、3つの輪で頑張っていきたい」

今後の目標について、ヤマト「今年13年目に入り、この世界に身を置かせていただいている限りは、紅白歌合戦に出場するというのは全員が持っている夢だと思います。はやぶさとしては全国津々浦々でこのようなライブができるような歌い手になりたいと思っています」と語った。

はやぶさ

ヒカルが「今後もし機会があれば、同じ日にソロシングルを発売して、ランキングの1位2位を独占したいですね!」と目を輝かせると、ヤマトが「どっちが2位なの? 喧嘩になりますよ!」とすかさずツッコミ。それを受けて、ヒカルは「戦いですが喧嘩はしないように、その時になったら私はどんな手を使ってでも1位を獲りにいきます!」と明かし、報道陣を笑わせた。

続けてヤマトは「ありがたいことに大滝ひかるで1位、駿河ヤマトでも1位、はやぶさとしても1位を獲れたので、僕たちは今、3冠なんです。今回、アルバムでも1位を獲れたら4冠になるので、今の目標は4冠獲得ですね」と語った。

記者にそれぞれのソロシングルとグループシングル、アルバムの同時発売により、1位〜4位まで独占できる可能性があることを言及されると、ヒカルは「そこまで思いつきませんでした。そういう夢のような機会をやらせていただけるように頑張りたいですね。……ヤマトくんは4位ですよね(笑)」と報道陣を笑わせていた。

はやぶさ

最後に、ヤマトは「もっといろんな会場でライブを行えるようにしたいですし、会場のサイズももっと大きくしていけるように頑張っていきます。おかげさまで数年ぶりに4枚目のアルバムを発売させていただきました。世界はパリ五輪に夢中ですが、私たちは3つの輪で頑張ってやっていきたいと思います」、ヒカルは「YouTubeに歌ってみた動画を投稿していますので、良かったらご覧いただけたらと思います」とPRした。

はやぶさ大滝ひかる駿河ヤマト“三つ巴”で、さらなる進化を遂げたヒカルヤマトはやぶさの2人がこれから歩む道を見守っていきたい。

はやぶさ・大滝ひかる・駿河ヤマト『三つ巴』

はやぶさ・大滝ひかる・駿河ヤマト『三つ巴』

発売中

品番:CRCN-20488
価格:¥3,000(税込)

【収録曲】

1.外苑西通り(はやぶさ)
2.あっぱれ浅草(はやぶさ)
3.江ノ島ルンバ(はやぶさ)
4.あの日の花吹雪(大滝ひかる)
5.守られし里~縄文さむか(大滝ひかる)
6.ズルい男に乾杯!!(駿河ヤマト)
7.純情25時(駿河ヤマト)
8.赤い薔薇(駿河ヤマト)※新曲
9.母の人生~あの日の母はもういない~(大滝ひかる)※新曲
10.いのち七福船(はやぶさ)※新曲

各配信サイト:
https://lnk.to/mitsudomoe

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